Panasonic Homes & Living
Panasonic Homes

街づくり事業 ~新たな街と価値の創造を。~

住む方の目線に立って住まいづくり・ 街づくりをプロデュース

Project Story
街づくり事業部
熊谷 一義
Profile
戸建分譲・マンション分譲の設計・監理に携わる中で経験を積み、神奈川県藤沢市の街づくり「Fujisawa SST」プロジェクトに参加。一級建築士、宅地建物取引士。
街並み(Fujisawaサスティナブルスマートタウン)

お客様にとって
何が一番いいのかを考える

パナソニック ホームズでは、お客様にとって何が一番いいのかという視点にこだわり、街づくりに取り組んでいます。

例えば、神奈川県藤沢市で分譲中のFujisawaサスティナブル・スマートタウンでは、600区画(うち当社は300区画)の宅地を分譲していますが、敷地の条件がそれぞれ異なりますので、1区画1区画に、その条件に合った最良のプランをご提案しています。非効率ではありますが、ここに住まわれるお客様が何をご要望されるのかを考え、最も良いと思える間取りや外構を区画ごとに探求しています。

注文住宅では、お客様のご要望を具現化するだけではなく、ご期待以上のご提案をさせていただくことが私達プロとしての役割です。

住まいづくりはただ単に「お客様のご要望をそのまま聞いていればいい」というものではありませんので、より良いご提案をしてお客様にお喜びいただいた時は、設計者として非常にやりがいを感じます。

また、街全体に統一感があると景観に美しさやゆとりが生まれ資産価値の向上にもつながり、お客様にとって大きなメリットとなりますので、建物に限らず街並をデザインすることも私達の大きなミッションです。

街区道路(高花ガーデンサバーブ)

入念な調査で、気候風土など
条件を活かした街づくり

パナソニック ホームズの街づくりは、その場所の気候風土から、歴史や習慣、特産物に至るまで入念な調査を行い、そこから最良のご提案をさせていただきます。

たとえば、「そこに土地があるから」と、とりあえず家を建てて売るというのは、住んでいただく方に失礼だと考えていますので、設計者だけではなく、プロジェクトに携わるスタッフとともに独自で現地調査を行い街づくりに活かしています。

また、街づくりの条件は立地環境やお客様のニーズにより様々ですので、各方面から多角的に考えた総合的なプランニングが重要です。もともと近隣に住まわれている方だけではなく、別の場所から移り住んでいるお客様もいらっしゃいますので、それぞれの街のことをしっかりとお伝えし、納得してご購入いただけるよう徹底しています。

街のゲート(Fujisawaサスティナブルスマートタウン)

コミュニティを育むための
仕掛けをつくる

Fujisawaサスティナブル・スマートタウンでは、「ガーデンパス」という緑道(3.5m幅)を住宅間に設けました。本来は宅地になり得る土地なのですが、歩行者専用道路として開放し、お子さんが遊んだり、奥様同士で会話したりとご近所同士のコミュニティの場をつくるとともに、日当たりスペースの増加や、風の通り道の確保、また歩車分離による交通安全性の向上を図っています。

この「ガーデンパス」でご近所同士のコミュニティの輪をつくり、それが街区、そして街全体に波及するようなコンセプトを考えました。

また、コミュニティの声をひろい上げ、サービスや仕組みへと具現化する組織「Fujisawa SSTマネジメント株式会社」を設立しました。 たとえば、Fujisawaサスティナブル・スマートタウンでは、年間約100のコミュニティイベントが開かれていますが、こうした活動を通じて街のコミュニティが大いに盛り上がっています。

周囲ともなじむ安全な街に

街づくりにおいて、「安心・安全」も重要なキーワードです。Fujisawaサスティナブル・スマートタウンの場合、街全体で47台もの見守りカメラを設置しました。人や車の通過を感知し、照明の点灯と監視カメラを作動する最新のシステムです。

「カメラによる見守り」と「人の巡回による見守り」による見えないゲートでの心理的な防犯作用をつくり、「バーチャル・ゲーテッドタウン」として街の安全性を高めました。

全ての街づくりでFujisawaサスティナブル・スマートタウンと同様の取り組みを行う事は難しいのですが、街の立地や規模に応じて最適な計画を立て、安心・安全な街づくりに取り組んでいます。

ガーデンパス(Fujisawaサスティナブル・スマートタウン)
Energy
上:コミュニティソーラー(Fujisawaサスティナブルスマートタウン)
下:スマートスポット(Fujisawaサスティナブルスマートタウン)

国内外から多数の視察

Fujisawaサスティナブル・スマートタウンには、国内外から多くの視察の方が来られます。海外の方は、全住戸に設置された太陽光発電と蓄電池、それによりエネルギー収支ゼロを達成していること、また、各戸からどのようにエネルギーが使われているかのデータを集め分析するシステム等、日本の技術力についても非常に高い関心を持たれています。

国内からも他の自治体や企業から多数見学に来られます。その中で高い関心を寄せられるものの一つとして「ガーデンパス」があります。

ガーデンパスの幅は3.5メートル、植栽なども良質な物を使用しています。贅沢な土地の使い方かもしれませんが、ガーデンパスがあることで、コミュニティの付加価値を高めるとともに、不動産価値の向上につながるものと考えています。

Community
集会所:コミッティセンター(Fujisawaサスティナブルスマートタウン)

周辺とも関係のよい街、誇れる街に

国内外からの視察が多いということもあり、多くの人に見てもらえる街であるということが、よい街であるという評価につながっているのではないかと思います。住人の皆様にとっても住んでいる街がいい街として誇りに思える事で、街づくりに対する意識も非常に高くなっているのではないかと感じています。

この街で育ったお子様たちにとっても、いいふるさとになる街をつくりたいと考えています。高級であることだけがいい街ではなく、むしろ住民同士のコミュニケーションが積極的に図れる街がいい街だと思います。

また、Fujisawaサスティナブル・スマートタウンでは、災害などの万が一の場合は、街全体でつくったエネルギーを開放し、周辺住民の方々にも使っていただけるように設計しています。自分たちだけではなく周辺地域とのつながりを大切にしました。

現在、住民の方々と周辺住民の方は同じ自治会の仲間としてうまく交流できています。いい街をつくるということは、地域とのつながりを大切に考え、地域の方々に受け入れていただける様にすることだと考えています。

災害復興公営住宅(釜石市)

住民目線で考えた復興住宅

東日本大震災では、コミュニティの大切さが見直されました。災害などいざという時に人々がお互い助け合うことがとても重要な事だと改めて認識しました。

私は東北の被災地で、仮設住宅にお住まいの方が、新しい生活をされるための戸建住宅や集合住宅の設計も担当させていただきました。

自治体が指定する基準は守りつつ、「本当に暮らしやすい住まい」を第一に、まずは1戸1戸の間取りにこだわり、住む方々の様々な状況を考慮して、たくさんのプランを提案しました。

たとえば、災害公営住宅においても、あえて家と家との境界をなくし、そこへ植栽を入れる事で緑を増やすなどして、少しでもゆとりある空間をつくることにこだわりました。

緑は人の心をなごませる重要な役割を果たします。ふるさとからやむを得ず新しい土地にやってきた方々がなるべく早くコミュニティをつくれるように、実のなる木、具体的には柿やミカンを各住戸に植えて行く計画もしました。「実がなりましたね」等の言葉がコミュニケーションのきっかけになればと考えたのです。

震災で苦労された方が家を持つのは大変なことです。だからこそ、せめて住み心地を考えて差し上げたい。Fujisawaサスティナブル・スマートタウンのようにコミュニティがあって緑豊かな街をつくりたいという想いがありました。

災害復興公営住宅(釜石市)
To the Future
集会所:そらしまテラス(スマートシティ潮芦屋「そらしま」)

街づくりはコミュニティづくり

パナソニック ホームズはどのような事業提案にも「コミュニティを第一に考える」という想いがあります。この想いこそパナソニック ホームズの復興支援事業のテーマであり、パナソニック ホームズの強みではないかと考えます。

一邸一邸の住まいづくり、暮らし提案をしてきたパナソニック ホームズだからこそ出来る事業があります。将来を考えて、街もコミュニティも総合的にプロデュースしていくということがパナソニック ホームズが考える街づくり・コミュニティづくりです。

Project Story

誇りを持てる仕事だから、
自信をもってすすめられる

インフラ整備から建物の施工、エネルギー技術の導入といったハード面だけではなく、コミュニティづくりというソフト面まですべてを組み立て、アレンジすることができるのがパナソニック ホームズです。

お客様に喜んでいただける仕事が出来ることを幸せに感じ、自身の仕事に誇りを持って取り組んでいます。

そしてその想いを社内でも共有し、皆でいい仕事ができる様に街づくりに取り組んでいます。