住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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2020年5月28日
パナソニック ホームズ株式会社
パナソニック ホームズ株式会社は、土地オーナーから土地・建物を子会社のパナソニック ホームズ不動産株式会社が一括借上げし、介護運営事業者にサブリースする独自スキーム「ケアリンクシステム※1」を展開しています。このたび、業界で初めて※2、障がい者福祉施設向けに同スキームを拡充し、最長30年間※3土地オーナーから一括借上げした土地・建物を運営事業者へサブリースします。
これに先立ち、サブリース先の障がい者福祉施設運営事業者2社、「ソーシャルインクルー株式会社※4」、「株式会社恵(めぐみ)※5」と業務提携を締結しました。今後は、建物の建築請負(ハード)と運営事業者(ソフト)を組み合わせた土地活用提案を行うことで、年間20棟の受注(2020年度)を目指します。
「ケアリンクシステム」スキーム イメージ
当社は、これまで全国で1,855棟※6の高齢者向施設や医療施設の建築請負実績に加え、高齢者住宅・介護住宅を自社運営してきました。こうした中で得た豊富なノウハウに基づき、「ケアリンクシステム」のサブリース先である介護運営事業者へ経営モニタリングを行い、安定経営をサポートしています。今後は高齢者向施設と同様に社会性の高い事業として障がい者福祉施設についても、土地オーナーへ積極的に土地活用提案を行い、全国の障がい者の方々が安心して暮らせる住まいの提供を推進します。当社としては、こうした事業活動を通じて、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」をはじめとする社会課題の解決に貢献することも目指します。
近年、心身に障がいを抱える人々は2018年度時点で約936万人※7と増加傾向にあります。受け皿となるグループホーム(共同生活援助)に入居可能人数は約13万人※8程度と圧倒的に不足しています。こうした中、国は、重度障がい者への支援を図るため、一施設に20名の方が入居可能な「日中サービス支援型」の障がい者グループホームを2018年に創設しました。また、運営事業者への基本報酬を給付することで、事業参入を促しています。
※運営事業者は行政からの指定を受ける必要があります
当社が土地オーナーから障がい者福祉施設を建築請負し、パナソニック ホームズ不動産が土地・建物を最長30年間一括借上げした上で、提携先の運営事業者へサブリースします。同スキームにより、土地オーナーに障がい者福祉施設の運営ノウハウがなくても、安定した賃貸事業が可能です。全国的に供給が不足している障がい者福祉施設の需要は高く、一般賃貸住宅と比べて比較的郊外の立地でも運営可能であることから、土地活用の選択肢が広がります。加えて、パナソニック ホームズグループのケアリンクシステムを採用することで、信用性を担保し、金融機関からの融資がつきやすいなど、早期事業化が見込めます。
このたび業務提携を締結した障がい者福祉施設運営事業者、ソーシャルインクルー株式会社と株式会社恵は、同業界を代表する運営事業者であり、全国で数多くの施設を運営しています。地域の需要に適したサービス提供を目指し、多様な施設づくりを展開しています。
施設の建物は最高ランクの耐震等級3※9を誇る頑強な鉄骨住宅です。当社が掲げる「強さ」と「暮らしやすさ」のNo.1でありたい、という想いは障がい者福祉施設においても同様です。土地オーナーの大切な資産を守り、入居者の暮らしやすさを実現します。また、グループ子会社のパナソニック リフォーム株式会社が適宜、リフォームやメンテナンスを行うことで、建物の価値を持続し、安定経営を支えます。
当社は、創業者松下幸之助の想い、“住まいは人間形成の場”を原点と位置付け、良質な住宅提供による社会貢献を目指しています。こうした事業活動を通じて、国連が掲げる持続可能な社会の実現に向けて、SDGs目標の達成を図ります。このたびの障がい者福祉施設事業拡大を通じて、SDGs目標、「3:すべての人に健康と福祉を」、「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」、「11:住み続けられるまちづくりを」、これら項目において目標達成の一助にしたいと考えています。
◎パナソニック ホームズ土地活用サイト
https://homes.panasonic.com/tochikatsuyou/shogaishafukushi/
◎パナソニック ホームズ不動産サイト
https://homes.panasonic.com/phre/medical/
私たちパナソニック ホームズは、パナソニック ホールディングスとトヨタ自動車が
未来志向のまちづくりを目指して設立したプライム ライフ テクノロジーズ株式会社のグループ会社です。