転勤族のご主人はお仕事が多忙なこともあり、住まいづくりにはまるで関心なし。帰国子女で引越しが多い環境で育った奥さまも、家を持つのはもっと先と思っておられたそうです。その考えを変えたのが、7年におよぶカーディフでの赴任生活でした。「イギリスの人って、まるでペットを可愛がるように家に手をかけるんです。私もはじめて同じ家に長く住んでみて、一戸建住宅の良さや家に対する愛着というものがよくわかりました」。
そこで帰国後に、不動産流通部門やリフォーム部門を持つパナソニック ホームズに、中古住宅の物件探しを依頼されました。
Iさまが希望されたエリアは、芦屋市奥池。その昔、別荘地として開発された閑静な高級住宅地で、豊かな自然に囲まれた環境がカーディフと似ています。「でも、奥池で土地を購入して新築というのは予算的に無理。それなら、中古物件を探して自分達のライフスタイルに合わせてリフォームしようと考えたのです」と奥さま。パナソニック ホームズがご紹介したのは、リビングに暖炉と床暖房、家族用とは別に客用トイレや洗面を備えた贅沢な造りの木造住宅で、庭の向こうには小川が流れ、自然林が広がるというロケーション。ご夫婦ともに「見た瞬間にこの家で住むことがイメージできた」という理想の環境でした。