海外赴任のため、アメリカ・カリフォルニアで5年間生活されたHさまご一家。
「帰国してからスタートしたのでは時間もかかるし、引っ越しの手間も増える」と考えられたご主人は、海外赴任中の住まいづくりをご計画。
インターネットを通じて数社のハウスメーカーに連絡した結果、アメリカからEメールやFAXでやりとりできること、帰国に合わせた工期で建築できることなどを検討し「すべての条件に合った」というパナソニック ホームズに決められました。
当初から、住まいに対する明確なイメージを持たれていたHさま。プランづくりではご主人が何枚も手書きされた図面が基本になっています。
「どこにいても家族の気配が伝わり、それぞれがゆったりとくつろげる贅沢な空間をつくりたかったんです」とご主人。「広い空間」「タイル外壁の家」「薪ストーブがあること」などを基本に、アメリカ流の住まいの良さを取り入れたわが家を描いていかれました。
1階は、家事室とトイレ以外はすべてワンルームというのびやかな空間を確保。玄関を入るとそこがファミリールームという、アメリカの住まいに近い間取りを実現されています。リビングの隣には奥さまのアトリエやご家族共用のパソコンルームも。
ダイニングとつながるキッチンは、見通しのいいオープンスタイルになっています。
ご新居には奥さまの夢もありました。「アメリカで出会った"シャドウボックス"(同じ絵柄のカードを何枚も切り抜いて重ね張りし、陰影に富んだ立体的な絵を創り出す手工芸)を自宅で生徒さんを集めて教えたいという希望があったんです」。そこで、広い空間を確保するためにリビングとダイニングをつなげ、見通しのいい大空間にしました。教室のある日は、ダイニングテーブルが作業スペースに早変わりします。
「オープンキッチンだからとにかく便利。おしゃべりしながらティータイムの用意もできるんですよ」と奥さま。ご主人は「私も将来リビングをホームシアターにできるよう、先行配線をしたり、スクリーンを設置するための下地の補強をしてもらいました」。
また、ご新居ではご家族が以前から犬を飼いたかったということもあって、2匹の新しい家族が加わっています。
暖炉を置いたH邸ですが、自然に恵まれた環境にあるため、薪の確保は困らないとか。冬場はご家族で薪を拾いに散歩をするのも楽しみの一つと言われます。
新しい住まいでのくらしを具体的にイメージしていたからこそ実現した、夢のマイホーム。のびやかですてきなわが家で、これからもご家族の夢を大きく育てていかれることと思います。