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東日本大震災の築館波をはじめ阪神・淡路大震災の神戸波などの大地震を57回、さらに中地震83回という140回の過酷な振動実験を実施。度重なる加振にも構造体の交換が必要となるような損傷がなく、パワテックの「繰り返し発生する地震への強さ」を実証しました。

阪神・淡路大震災神戸波の4.3倍、東日本大震災築館波の1.8倍のエネルギー量である施設の限界加振にも挑戦。実験終了後の検証では、一部にクロスの切れやタイルのひび割れ、瓦の割れがあるものの、構造体の交換が必要となるような大きな損傷はなく、「大地震への強さ」を実証しました。

総数140回の振動実験を繰り返しても、建物の外壁に用いたキラテックタイルの剥がれ、脱落等の大きな損傷は見られませんでした。構造体が強く変形が小さいからこそ安心できる、タイル張りに強い構造を実証しました。

大地震を想定した地震波(※)を基本に、水平方向に30%、100%、そして150%の加振を行いました。最大150%の加振でも建物の変形量は、わずか18mm。一部クロスの切れがあるものの構造体の強度に影響のない変形にとどまり、変形量が少ないことを実証しました。
※超高層建築の耐震性確認の人工地震波。

- 当ページは、HS構法での実験内容をご紹介しています。
- 大地震は気象庁震度階級の震度5(強)以上、中地震は震度4および5(弱)程度の揺れを目安としています。
- 当実験は基礎がない状態で実施しています。
- 基礎については、本実験施設では確認できない為、他の実験でクラック・割れが生じても建物が安全であることを確認しています。
- 建物条件によっては同様の実験結果とならない場合もあります。
- 今回の実験でHS構法の高い耐麗性は確認できましたが、実際の地震におけるお客さまへの保証は保証基準によりますのでご注意ください。
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