古民家の趣を生かしたシックでモダンなLDK
築80年の旧家にお住まいのSさま。水まわりを中心とした部分リフォームを検討されていましたが、息子さまの「古いものを生かして、徹底的にリフォームすべき」との思いを受けて、全面リフォームを決断されました。
プランニングは、リフォームの匠・石田京子さんとのコラボレーションで進行。まずは老朽化していた建物の耐震補強をしっかりと施しました。暗くて寒かったキッチンは家の中心に移動し、明るく機能的なLDKに。将来も安心してお住まいいただけるように段差をできるだけなくし、水まわりのスペースも広々と確保。梁や柱など昔ながらの風情を生かしつつ、快適に一新されました。「当初はなぜ古い家を改装までして住まないといけないのか、新築の方がいいなと思っていましたが、思い出を残したままいいリフォームができたので今はとても幸せです」とご満足されています。
- 築80年が経つ旧家で、建物が老朽化していた。
- 土間続きのキッチンは、夏は暑く、冬は寒かった。
- トイレが外にあるなど不便で使いづらい間取り。
築80年になるお住まいの趣を大切に残しつつ、安心してくらせるよう耐震補強をしっかりと行いました。また土間続きで夏は暑く、冬は寒かったキッチンを、家の中心に移動してオープンな間取りに。IHクッキングヒーターも「操作が簡単で掃除がラク」とお気に入りです。さらに、しっかりと造られた旧家のよさを生かすために、梁をあらわしにして柱や建具を再利用。照明や家具も厳選し、モダンながら味わいのあるハイセンスな空間を実現されました。
あかりの灯った夕景が美しい外観
梁をあらわしにした、味わいのある玄関
住まいの中心に設けたオープンなキッチン
古民家のいい部分を残したかったので、リフォームのよさをご説明しながらお話を進めました。息子さまが遠方にお住まいでしたので、何度も出向いてお話をさせていただき、ご両親のご要望もこまめにお伺いしました。完成後の出来映えには大変満足しています。
築80年の旧家なので耐震補強をしっかりとして安全性を確保し、ご夫妻が将来も安心してくらせるようにバリアフリーに配慮しました。古い梁や柱のよさを生かしたいという息子さまのこだわりを実現するために、梁をあらわしにし、新しい建具は空間になじむデザインにするなど、細かな部分まで気を配りました。
当初は建て替えも検討していましたが、息子がパナソニック リフォームとリフォームの匠・石田京子さんの手掛けた実例のデザイン性にほれ込んで、パナソニック リフォームさんに依頼しました。遠方に住む息子とこまめにやり取りしていただいて、スムーズに進めていただきました。今では、思い出を残して快適な住まいになったと、本当に喜んでいます。
家の中心に移動させたオープンなLDK
息子さまのご提案で、キッチンを家の中心に移動。「最初は人が集まる所にキッチンなんて、と思いましたが、ダイニングでくつろぐ時間が心地よくて」と奥さま。
モダンで味わいのあるインテリア
古いもののよさを生かし、シックな黒を基調としたLD。内装イメージに合わせた家具は、息子さまがタイで買い付けてこられたもの。照明の形や配置にもこだわられました。
最新設備を採用したバスルーム
ご主人がこだわられたバスタブは、お湯をライトで照らせる仕様に。給湯器はエコキュートを採用。
モダンでスタイリッシュな洗面室
ホワイトを基調とした、明るくモダンな洗面室。シックなLDKとは対照的に仕上げました。
デザインにこだわったトイレ
ゆったりとしたスペースを確保。息子さまのこだわりで、コーナーに鏡を付けてモダンに仕上げました。
玄関の段差を利用した収納
収納が少なく、「人が集まるときは日用品を移動させていた」というSさま。玄関の段差を生かした引き出しを確保されるなど、随所に収納を設けられました。
脱衣室と続くウッドデッキ
脱衣室から出入りできるウッドデッキを新たに設けられました。お風呂上がりに気持ちよく涼めるスペースです。
風格ある佇まいの外観 |