お部屋の管理
湿気防止・換気のポイント
換気設備をご利用ください
- 水蒸気の多い水まわり(キッチン・浴室・トイレ)は、特に十分な換気が必要です。窓を開けて換気扇を回すなど、こまめな換気で湿気を防止しましょう。
- お部屋に24時間換気システムが設置されている場合は、きれいな空気環境と湿気防止のため、連続運転でお使いください。
自然換気口で通風・除湿を
- サッシの上部にある自然換気口は室内の通風・除湿を促します。台風や大雨のおそれがある時以外は、<開>の状態にしておいてください。
- 晴れた日には窓を開けて通風をよくし、クローゼットの扉や押入れのふすまも開放しましょう。
結露を防ぐポイント
結露はカビやシミの原因になります
- 室内と外の温度差が大きい時に、室内の湿気(水蒸気)が窓ガラスなどに水滴となって付着することがあります。これが結露です。
- 結露は、カビの発生源やクロスのシミの原因となり、建物や家財を傷めます。 換気・通風をよくし、室内に湿気をこもらせないようにご注意ください。
結露の予防と対策
前項の湿気防止・換気のポイントに加え、次の点にもご留意ください。
- 窓やサッシについた水滴はこまめに拭き取り、壁に結露した場合は乾いた布で水分を取り除いてください。
- 冬の暖房時は結露が発生しやすくなります。室内の温度を低めに設定し、各部屋の温度差を小さくすると、エコにも結露防止にも効果的です。
- 室内に洗濯物を干す時は、エアコンの除湿運転や除湿機を利用して結露の発生を抑えましょう。
- 家具の裏側や押入れの奥などは風通しが悪く、結露が発生しやすい場所です。家具は壁面から3cm以上離して置き、通気スペースを確保しましょう。また、押入れや物入れなどは、床にスノコを敷いたり除湿剤を利用すると効果的です。
軒下・バルコニーの結露にご注意
- 湿気の多い時期や土地の条件によっては、廊下・バルコニーの軒裏から結露水が落下することがあります。
- 結露はおもに明け方から午前中に発生します。午前中に洗濯物や布団を干される時はご注意ください。
凍結防止のポイント
冬はブレーカーを「切」にしない
- 給湯器に内蔵されている凍結防止ヒーターが作動しなくなると、給湯器が凍結破裂する危険があります。冬期は、凍結防止ヒーターの電源およびブレーカーを切らないでください。
長くお留守にされる場合は
- 寒冷地エリアなどでは、給湯器・電気温水器の内部や給水配管の水が凍結することがあります。長くお留守にされる場合は、事前に凍結防止の「水抜き」をお願いします。
- 「水抜き」の方法や凍結時の対応は、機種によって異なります。給湯器・電気温水器の取扱説明書でご確認ください。ご不明な時は、お問い合わせ・ご相談窓口までご連絡ください。
キッチンのお手入れ
ガスバーナーの目詰まりにご注意
- キッチンは住まいの中でもっとも衛生面が気にかかる場所です。特にコンロやシンクまわりの汚れはこまめに清掃し、いつも清潔に保つように心がけましょう。
- ガスコンロのバーナーが目詰まりすると、不完全燃焼を起こす恐れがあります。溝に溜まった汚れは古歯ブラシやワイヤーブラシでこすり落としましょう。
IHクッキングヒーターのお手入れ
油の飛び散りが少なくて汚れにくいと評判のIHも、汚れを放っておくとこびりついて取れにくくなってしまいます。使うたびにサッとお手入れして汚れをためないようにしましょう。
- トッププレートのお手入れは、電気スイッチを切って冷めてから行います。
軽い汚れは、絞った濡れぶきんで拭き取るだけできれいになります。
油汚れは、薄めた台所洗剤(中性)を布にしみ込ませて拭き取ってください。 - 取りにくい汚れはクリームクレンザーをつけ、丸めたラップやアルミ箔でこすり取り、濡れぶきんで拭いて仕上げましょう。
- 本体操作部や排気口パネルなどのお手入れ方法は、取扱説明書でご確認ください。
換気扇は定期的に汚れ落としを
- 換気扇の油汚れは放置するとこびりつき、お掃除が困難になります。3カ月に1回程度を目安に汚れを落としましょう。
- お掃除をする時は電源を切り、ゴム手袋をして、取扱説明書を見ながらフィルターやファンなどを取り外してください。
水漏れ防止のポイント
よくある水漏れの原因にご注意ください
バルコニーでの水の使用にご注意
- バルコニーは防水処理をしていませんので、水の使用にご注意ください。階下への水漏れが生じることがあります。
- 落葉や泥で排水口が詰まると、大雨などの際にバルコニーから水があふれ出す恐れがあります。詰まらせないようにときどき掃除をしてください。