住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉があります。富山では、移ろいやすい空模様もまた、暮らしの一部です。
冬の重く湿った雪。空を覆う厚い雲。季節ごとに表情を変える空模様。
この住まいが目指したのは、そうした気候と対立することではありません。外の自然をやさしく受け止めながら、
光や景色を暮らしの中へ取り込む。富山の気候風土に寄り添いながら生まれた、美しい日常を楽しむ住まいです。

深く張り出した軒は雨や雪を受け止めながら外と内をゆるやかにつなぎます。荷物を運ぶときも、子どものお迎えも。
雪国で育まれてきた住まいの知恵を、現代の暮らしへ取り入れました。

家に入った瞬間、窓から覗く風景がお出迎え。雨に濡れた石畳も、 雪化粧をまとった木々も、 富山ならではの四季の表情。
外の気配を感じながら、 季節の移ろいを楽しめる住まいです。

タテに抜ける吹抜け空間。高窓から取り込んだ光は、家の奥までやさしく広がります。冬の曇天が続く富山だからこそ、大きく光を取り入れ住まい全体へ届けることを大切にしました。

大きな窓を額縁に見立てて、四季の景色を暮らしの中へ取り込むLDK。雨に濡れた庭も、雪化粧をまとった木々も、この家では日常を彩る風景になります。

雨の日も雪の日も晴れの日も。窓の向こうの景色は、刻々と表情を変えていきます。
夜には、やわらかな灯りに照らされた木々の陰影が広がり一日の終わりに穏やかな時間をもたらします。

キッチンで料理をする人。リビングでくつろぐ人。ダイニングで会話を楽しむ人。
それぞれが思い思いに過ごしながらも、自然と気配が伝わる。家族が心地よい距離感でつながる住まいです。


急な雨や雪に振り回されることも少なくありません。このランドリースペースは、天候を気にすることなく洗濯ができる家事室として計画しました。
洗う、干す、たたむをスムーズにつなぎ、暮らしにゆとりをもたらします。

洗面をオープンにして、家事動線とゆるやかにつながる回遊設計に。朝の支度も、帰宅後の手洗いも、夜の身支度も。家族それぞれの時間を心地よく支えます。

家族がつながることと同じくらい、ひとりの時間も大切にしたい。読書や仕事に集中したり、 趣味に没頭したり。暮らしの中に静かな居場所を設けました。
晴れた日には窓の先に立山連峰を望むことができ、ふと顔を上げたときに富山の雄大な自然を感じられる空間です。

朝には、やわらかな自然光を取り込み、夜には、1日の終わりをゆっくりと穏やかな時間を過ごす寝室です。

お気に入りの衣類を見渡せるウォークインクローゼット。
収納だけでなく毎日の身支度を心地よく整える場所です。

雨の日の長靴も、 雪かき道具も、 趣味のアウトドア用品も。外で使うものを
玄関まわりで完結できるようにすることで、住まいの中はすっきりと心地よく保たれます。


日が暮れると、住まいは別の表情を見せます。 やわらかな灯りが足元を照らし、一日の終わりを静かに迎えてくれます。

深い軒と伸びやかな屋根が描く端正な佇まい。 富山の気候に寄り添いながら、家族の暮らしを穏やかに見守ります。
■ 設計士 コメント
澤井 清輔
富山の気候と心地よく付き合いながら暮らせる住まいを目指しました。
雨や雪の日もなるべく濡れずに家へ入れるよう軒を深く設計し、
玄関の中庭やリビングの大開口からは四季の風景を楽しめるよう計画しています。
外の厳しさをやわらげながら、自然の移ろいを身近に感じられる住まいです。
地域の気候風土を読み解きながら、
ご家族が末永く心地よく
暮らせる住まいを目指して。
この住まいに込められた考え方は、
パナソニック ホームズの家づくりにも
息づいています。