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新会社「パナホーム アジアパシフィック」について
ASEAN地域の統括会社をシンガポールに4月1日設立

2015年2月20日

パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:藤井 康照)は、このたび、マレーシアを除くASEAN地域での住宅事業拡大のため、シンガポールに、当社100%出資による新会社「パナホーム アジアパシフィック」(以下、統括会社)を、4月1日に設立します。

パナソニックグループは、2018年度に売上高10兆円を掲げ、そのうち住宅事業分野にて2兆円を目標としています。さらに、その2兆円のうちの5,000億円をパナホームが担っており、海外事業にて500億円を目標として掲げています。これらの目標を確実に達成するため、海外の住宅事業を現在の2拠点(台湾、マレーシア)から、ASEAN地域へも拡大し、さらに事業を加速させてまいります。そのため、ASEAN各国から概ね2時間程度で移動可能なシンガポールに、新しい統括会社を設立します。統括会社では、各対象地域において、情報収集や営業活動を行うとともに、地元ディベロッパーとSPC(特別目的会社)を設置し、案件毎に建設体制を組織する等、地域主導型の受注・建設体制の構築を目指します。

現在、商談中のインドネシアやベトナム、カンボジアでのスマートタウン開発案件を手始めに、海外における住宅事業の展開を加速させ、統括会社では2018年度売上高100億円を目指します。

■ パナホーム アジアパシフィック株式会社の概要

統括会社は、パナホーム台湾株式会社やパナホームマレーシア株式会社(以下、パナホームマレーシア)と同様、当社の海外事業本部傘下に置かれ、2段階での展開を予定。

第1ステップとして受注促進に向けた情報収集力の強化、各国規制等の調査や課題解決に向けた対応力強化を図り、第2ステップでは各国に適したマーケティング力の強化と、地域コーポレート機能の強化を図ります。これまで、パナホームマレーシアが担っていたASEAN地域の案件は統括会社に移管し、パナホームマレーシアは、マレーシア市場に特化する予定です。

会社名(英文)PanaHome Asia Pacific Pte, Ltd.
会社名(和文)パナホーム アジアパシフィック株式会社
本社202 Bedok South Avenue 1 #02-01 Singapore 469332
資本金1億円
従業員数3名(2015年4月時点)
持株比率パナホーム株式会社 100%保有
主たる業務不動産開発業、住宅建設請負業
設立2015年4月1日

■ パナホーム株式会社の概要

会社名パナホーム株式会社
本社大阪府豊中市新千里西町1−1−4
社長藤井 康照
資本金284億円(2014年3月31日現在)
売上高3,245億円(2014年3月期・連結)
従業員数5,218名(2014年3月31日現在・連結)
設立1963年7月


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