住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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2015年4月1日
パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:藤井 康照)は、このたび、エネルギー収支ゼロを超えるエコ性能を備えた「ゼロエコ」仕様を標準採用したNEW『CASART』を、4月1日より新発売いたします。
NEW『CASART』は、主力商品「CASART」(特長:業界トップクラスの環境性能・省エネ性能、独自の制震構造による耐震性能・設計対応力、耐久性に優れた光触媒の外壁タイル)に、当社が4月より戸建住宅に新しく仕様展開する「ゼロエコ」を標準採用し、主要部材を大型化して現場施工の省力化を図った新商品です。
NEW『CASART』は、国が2020年までに標準的な新築住宅で実現を目指すZEH※1を先取りした未来標準の住まい。国の誘導施策より2年早い2018年に戸建住宅の100%ZEH化を目指すパナホームの主力商品として、高い環境性能と経済性を両立するとともに、住む人の健康・快適性の向上に役立つ設備・仕様やくらし心地を自由にデザインできる設計対応力も備えています。
環境性能では、エネルギー収支ゼロのくらしを実現できることをはじめ、経済産業省のZEH支援事業における補助金制度の要件をクリアできる優れた断熱性能(UA値0.6以下)※2を標準仕様で実現します。
また、今回新しく、屋根・外壁・床等の主要部材のサイズを約2倍に大型化して現場施工の省力化を図ることで、同等構造の従来商品に比べて工期を約10%(約6日)短縮します。※3
さらには、部材の工場生産化率を高めることで現場施工の工数を低減して作業負荷の軽減を図り、労働力の供給不足や労働者の高齢化に対応します。
NEW『CASART』 外観
NEW『CASART』の構造は、パナホーム独自の鉄骨構造を基本に、地震エネルギーを熱に変換して逃がす「アタックフレーム」を採用した制震鉄骨軸組構造。構造体自体の強度に加え、ボルトによる頑強な接合で構造全体としての強靭さを確保し、高い耐震性と設計の自由性を両立します。
要所に設置する耐力壁「アタックフレーム」は、斜材部に「座屈拘束+低降伏点鋼」を使用した「アタックダンパー」を要とし、地震による揺れを低減します。多くの超高層ビルに採用されている「座屈拘束+低降伏点鋼」による座屈拘束技術は、地震時の揺れで建物を支える材料が変形しないようにする、現代の制震技術を代表するもの。パナホームではその先進技術をダウンサイジングし、工業化住宅に初めて搭載※4しています。耐力壁の強度と地震エネルギーの吸収能力の高さを実現し、さらに制震材料の低降伏点鋼を使用することで繰り返す地震に対する強さを高めています。
外観は、屋根形状をはじめ、窓等の開口部、バルコニーやファサードの位置・大きさを自由にデザインできるほか、室内空間も柱の少ない大空間や部分的に床を下げるダウンフロア等が可能になるなど、優れた設計対応力を備えています。
屋根・外壁・床等の主要部材のサイズを約2倍に大型化して現場施工の省力化を図ることで、同等構造の従来商品に比べて工期を約10%(約6日)短縮します。さらには、部材の工場生産化率を高めることで現場施工の工数を低減して作業負荷の軽減を図り、労働力の供給不足や労働者の高齢化に対応します。
壁や天井はもちろん、基礎の内側にまで断熱材を施した「家まるごと断熱」により、通年で温度が安定している地熱を有効活用します。外気に比べて夏涼しく冬暖かいベース空間(床下)の空気を、「HEPA(ヘパ)フィルター」を通して各居室に給気する「エコナビ搭載換気システム HEPAプラス」との組み合わせで、1年を通じて家中をきれいな空気で満たし、省エネにも貢献します。
NEW『CASART』は、経済産業省のZEH支援事業における補助金制度の要件をクリアできる優れた断熱性能(UA値0.6以下)を標準仕様で実現します。
「エコナビ搭載換気システム HEPAプラス」は、空気中の微粒子PM2.5※5の中でもより身体に危険とされるPM0.5※6にも対応し、0.3μm(マイクロメートル)の微小粒子を99.97%除去する※7「HEPAフィルター」を工業化住宅業界で初めて標準搭載した※8、パナホームオリジナルの換気システム。1年を通じて冷暖房コストを抑え、きれいな空気で快適にくらせる住環境を実現します。また、自動で省エネ運転に切り替えるエコナビ※9機能も搭載しています。
太陽電池モジュール「HIT」※9で創ったクリーンな電気を、毎日のくらしにも、非常時にも有効活用できるリチウムイオン蓄電池ユニットを連携させた、「太陽光+蓄電システム」を採用。リチウムイオン蓄電池ユニットは、太陽光発電の余剰電力や夜間電力を蓄電し、日常生活で効率的に放電することで光熱費を抑えるほか、非常時のバックアップ電源としても機能します。
パナソニックの「スマートHEMS」※9は、家全体の消費電力や水道・ガスの使用量だけでなく、部屋ごとのエネルギー消費量も見える化して住む人の省エネ意識を高め、省エネ行動を促すシステム。エネルギー消費量が大きいエアコン・エコキュート・IHクッキングヒーター等の機器を自動制御し、電力消費のピーク時にはエネルギー消費を抑制する機能も備えています。
コントローラーは、家中持ち運べる「プライベート・ビエラ」(住宅機器コントローラーモデル)を採用。「AiSEG」※9との連携によりエアコンや照明を遠隔操作でON・OFFが可能。さらに、窓・シャッター、玄関の電気錠等の対応機器もコントロールすることができ、テレビや録画番組の視聴や番組の録画予約も可能です。
「キラテック」は、光触媒技術による「セルフクリーニング効果」で、外観の美しさを長期間維持し、外壁のメンテナンスにかかる費用を大幅に節約できる外壁タイルです。また、光触媒技術による空気浄化機能も備えています。
インテリアスタイルは、パナソニックが提案する8つのスタイルから選択可能。住む人それぞれの好みやくらし方に合ったインテリアから、くつろぎと歓びに満ちたくらしを提案します。
「ゼロエコ」の標準採用による優れた環境性能により、太陽光発電システムの平均的な搭載容量※10である4.61kWの搭載で、太陽光発電の売電額が年間約13.3万円となり、年間光熱費は約6.3万円のプラスになります。
また、約20年前(1990年代前半)の住宅と比較した場合は、光熱費を年間約28.4万円低減でき、年間売電額(約13.3万円)と合わせて約41.7万円の節約となります。※11
商品名 | NEW『CASART』 |
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発売開始日 | 2015年4月1日 |
構造 | 制震鉄骨軸組構造 |
販売地域 | 北海道、沖縄および一部地域を除く全国 |
販売目標 | 初年度2,400棟 |
標準仕様とされている内容は当社推奨のものであり、お客様のご要望・建築地域・販売会社その他の要因により、採用・搭載されない場合があります。