住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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2022年12月15日
パナソニック ホームズ株式会社
パナソニック ホームズ株式会社は、住宅用全館空調システム導入が健康症状・生活の質に与える影響について慶應義塾大学 理工学部 伊香賀教授と共同で調査研究を進めています。
同研究では、換気・空調設備の違いが住む人に与える影響について着目。このたび、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準以上の断熱性能を備えた3種の住宅(高性能フィルター搭載の全館空調・床暖房・個室毎の冷暖房)への転居者を対象に、換気・空調設備の違いが健康症状・生活の質に与える影響についてアンケート調査1)・2)を実施し、結果について検証しました。
結果、「高性能フィルター搭載の全館空調」を導入した住宅への転居者は、花粉症、アレルギー性鼻炎、手足の冷え、寝つき、眠りの質、寝起き、活動意欲等の改善率が有意に高いことが確認できました。このことから、住宅内の温熱環境・空気質が住む人の健康や生活の質へ影響を及ぼし、快適な暮らしのためには、換気・空調設備の方式選定が重要になると言えます。
当社と伊香賀教授は、今回の調査結果について、2022年9月に開催された一般社団法人 日本建築学会および公益財団法人 空気調和・衛生工学会で発表しました。
当社は、今回の調査研究で得られた知見・成果を今後の商品開発へ活用していくことで、住む人の健康や生活の質向上に向けた取組みに繋げていきます。