2026年8月31日
高温多湿化や将来の気候変動に備えて
「除湿機能」を強化
全館空調『エアロハス』に
床下除湿ユニットを搭載した
戸建住宅新商品を発売
パナソニック ホームズは、このたび、全館空調システム『エアロハス』に新たに床下除湿ユニット※1を搭載し、これを採用した戸建住宅商品『NEWカサートX(エックス)』・『NEWフォルティナX』を、2026年10月1日に発売します※2。また、2026年9月1日から先行モニターキャンペーンも実施します。
『エアロハス』は、家じゅうの温度差を抑えながら快適な空気環境を保つ全館空調システムで、2017年の発売以来、累計約8,000棟の出荷実績があり、現在では新築の約半数のお客さまが採用※3しています。気候変動に伴って高温多湿化が進むなか、床下除湿ユニットの導入により、家じゅうの温度だけでなく夏場の湿度環境も整え、より快適な住空間を実現。「次世代の日本の気候」を見据え、お客さまが世代を越えて、長く、心地よく暮らせる住まいづくりを推進します。
床下除湿ユニット(左下)を搭載した全館空調システム『エアロハス』の仕組み(冷房運転時)
開発の背景
当社は創業以来、「空気質」を住まいの重要な価値と位置づけ、地熱利用換気や稚内珪藻土による調湿技術など、自然の力を活かした住環境づくりに取り組んできました。しかし、近年の気候変動で、従来の対策だけでは心地よい室内環境の維持が難しくなりつつあります。約60年後の気候条件下で行った芝浦工業大学との共同研究※6では、『エアロハス』採用の住宅において、温度は夏季でも快適に保てるものの、湿度環境へのさらなる対応や消費エネルギーの効率化が求められることがわかっています。
これらの研究等を踏まえ、今回、自然の力に加え機械による除湿機能を組み合わせることで、湿度が高い時期でも良好な温湿度環境を実現できる住まいを目指し開発を行いました。
床下除湿ユニットを搭載した全館空調システム『エアロハス』の特長
「床下除湿ユニット」が、高温多湿な季節の湿度環境を効率的に整え、快適な室内環境を保ちます。また、湿度の上昇を抑えることで、カビ・ダニが繁殖しにくい環境づくりにも寄与します。
- (1)高温多湿な時期に家じゅうの湿度を10~15%抑え※7、より快適に
- 人にとって“快適”とされる湿度帯は、概ね相対湿度40~60%RHと言われています。高湿な空気を、室内に給気する前に床下で除湿した後、空調ユニットで冷房して家じゅうに搬送し※8、湿度を抑制します。
- (2)自然の力=地熱の活用によって、除湿に伴う温度上昇を抑制
- 「床下除湿ユニット」で除湿した空気は、床下空間を介して室内に給気されます。除湿によって温度が上昇した空気を、地熱の効果で緩和して換気に活用します※5。
- (3)除湿にまつわるさまざまな“手間”“面倒”を軽減
- 「床下除湿ユニット」は、外気を床下に取り入れる際に、センサーで温湿度を検知し、湿気が多い場合には自動で運転します。また、除湿時に発生する水は、床下除湿ユニットのドレン(排水管直結)から自動で排水されます。また、あらかじめ湿度を下げた空気を供給することで、空調ユニット内の『エアロハス』専用エアコンなどの空調機器にかかる除湿負荷を軽減します。
全館空調『エアロハス』の詳細はこちら
https://homes.panasonic.com/sumai/lifestyle/airlohas/
- ※ 1:床下除湿ユニットは、床下の換気給気部に設置され、外気の温度と湿度を検知し、除湿に適した条件で自動運転します。
- ※ 2:床下除湿ユニットを搭載した『エアロハス』は、省エネ基準地域区分 5・6・7地域で標準採用、同区分4地域でオプション採用となります。
- ※ 3:当社の新築戸建住宅における全館空調システム『エアロハス』の採用率は、2017年の発売以来年々上昇傾向にあり、2020年度の26%から2025年度には52%へと増加しています。
- ※ 4:PM2.5とは2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。
- ※ 5:除湿運転時には、空気中の水蒸気が水滴へ変化する際に凝縮熱が発生するため、空気温度が上昇します。除湿による温度上昇は、床下地盤との熱交換により緩和されますが、完全に相殺されるものではありません。
- ※ 6:プレスリリース:約60年後の気候環境下で 住宅の温度・湿度・消費電力量を測定 気候変動が住宅に及ぼす影響を 芝浦工業大学と共同検証 国内最大規模の人工気象室にある実大住宅で実証(2026年5月19日)
https://homes.panasonic.com/company/news/release/2026/0519.html
- ※ 7:梅雨時期を含む7月の試算結果(平均)を示しており、実際の効果は建築地域の外気条件やプラン等により異なります。なお、本試算では冷房機器の除湿効果は考慮していないため、冷房運転時には室内湿度のさらなる低減が見込まれます。
<試算条件>建物条件:基礎断熱仕様、床下面積60㎡、換気量195㎥/h、外気条件:標準年拡張アメダス気象データ2010年版(6地域代表地点:岡山市)。室内条件:冬季18℃、夏季27℃の周期定常条件。
- ※ 8:浴室・トイレなどの空調対象外の空間には、吹出口は設置されません。
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