北大阪の交通・産業の要衝として発展し、利便性に優れた住宅都市として現在も人口増が続く大阪府茨木市。最寄駅から徒歩10分の住宅街に2018年秋、重量鉄骨造3階建のハイセンスな賃貸マンション『パームス』がオープンしました。物件名称は英語でヤシの木（パーム）の複数形。その名の通り、白いキラテックタイルの外観をヤシの緑が彩っています。

オーナー様は外資系の企業にお勤めで、賃貸経営の経験も豊富な方です。今回は相続税対策を目的に、お祖父さまの代に建てられた貸家の建て替えを計画されました。当社をお選びいただいたのは「箱のようなマンションではなく個性的な外観を実現できる設計の自由度、そして外壁の大規模修繕費を軽減できるキラテックタイルが決め手でした。相続が終わった後も定期的に発生する修繕の費用は、相続税対策の効果がなく負担なだけです。数十年先までのコストを考慮して、最初にいいものをと決めました」とお話しくださいました。

オーナー様がマンションの付加価値としてこだわられたのが共用部です。1階の1部屋分の広いスペースをエントランスと大型トランクルームに使用。天然の木の壁が圧倒的な存在感を放つエントランスからオートロックの自動ドアを入ると、フットライトやダウンライトの光で演出されたエントランスホールへと続きます。広々とのびやかな空間、ナチュラルな表情と温もりで癒しを感じさせる木の壁、大きなガラス窓に映るヤシの葉陰、美しい光の演出が調和し、まるでリゾートホテルにいるような贅沢な気分に包まれます。「転勤等のやむを得ない退居以外は入居者さんにずっと住み続けていただける、そんな力のあるマンションにしたかったんです。共用部はお金を生まない空間ですが、入居者さんがわが家に帰って来た時に誇りを感じられる、ここにしかない魅力を創造すれば長期的に大きな付加価値になります」とオーナー様。内見に訪れた誰もが“すごい！”と驚く魅力で、完成直後に満室となりました。