名古屋市営地下鉄2路線が乗り入れる本山駅周辺は通勤にも生活にも利便性が高く、名古屋大学をはじめ複数の大学キャンパスが位置する文化的な街としての魅力も併せ持っています。その駅前の交差点角に2020年秋、印象的な外観デザインの複合ビルがオープンしました。1階が都市銀行のATMコーナー、2階・3階が賃貸住宅、最上階の4階がご自宅という賃貸・店舗併用住宅です。オーナーさまは長くこの地で和菓子店を営んでおられた方で、物件名称の『末広園』はお店の名前を継承されたものです。

「10年ほど前に店を閉めて、そろそろ何とかしないといけないと考えていたところに、パナソニック ホームズの上木さんから本当にいい提案をいただきました。賃貸経営は初めての経験でしたが、私たちの疑問にひとつ一つ丁寧にお答えいただいたので安心感がありました。ここは人通りも交通量も多いので、メンテナンス性に優れ、塗り替えの必要がないキラテックタイル外壁も大きな決め手でしたね」とオーナーさま。

屏風状の『末広園』の外観は、35坪の台形の敷地をムダなく生かす柔軟な設計対応力から生まれました。さらに垂直ラインを色柄の異なる2種類のキラテックタイルで貼り分け、より個性豊かな外観デザインに。やさしく上品なタイルの色柄はご家族の総意でセレクトされました。住居スペースのエントランスは歩道から奥まって設計し、アプロ―チのフットライトで夜間はライトアップ。オートロックや防犯カメラ、宅配ロッカーを装備して暮らしの安心と利便性を高めています。最上階のご自宅には1階から専用エレベータを設置。「とても快適です。前の家では交差点の信号の音や車の音で眠れないほどでしたが、今はすごく静か。遮音性や気密性も全然違うんです」とオーナーさま。「それに夜に窓から眺める街の灯りがとてもきれいなんですよ。この建物を『末広園』の名前とともに孫の代まで残してあげられる。それが何よりうれしいですね。家族全員が建ててよかったと満足しています」と笑顔でお話しくださいました。