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パナソニック ホームズ トップ > 土地活用 > 実例紹介 > 『我が家に帰ってきた』と感じられる家庭的なグループホームを生活介護と一体的に整備

『我が家に帰ってきた』と感じられる
家庭的なグループホームを生活介護と一体的に整備

障がい者福祉施設 / グループホーム / 平屋

事業計画のポイント

  • グループホームを生活介護と一体的に整備
  • 我が家に帰ってきたと感じられる設計

障がいがある人も障がいがない人も
生き生きと地域で暮らせる環境づくり

「私自身、障がい者の母親です。親の視点に立った思いがあります」と語るのは社会福祉法人翼会のY理事長です。

同法人のルーツは1998年に立ち上げた碓井町心身障害児者親の会です。「障がいがある人も障がいがない人も、生き生きと地域で暮らせる社会」を掲げ、94年に社会福祉法人翼会を設立。翌95年に精神薄弱者更生施設「つばさ学園」を福岡県嘉麻市(旧碓井町)に開設しました。その後、知的障害者入所更生施設「つばさ学園」通所部、障害者グループホーム、居宅介護(ホームヘルプサービス)、児童デイサービス、相談支援センターなど障害者サービスを展開しています。利用者様は筑農地区だけでなく、福岡市、北九州市など広い範囲です。これらの希望に対応し、社会福祉の向上に努めています。
「このたび嘉麻市の拠点が手狭になったことから、新たな用地を探していた時、タイミング良く隣の飯塚市で菰田中学校の跡地利用の事業者募集があり、当法人も応募しました」

医療法人や他の社会福祉法人および建設業者が手を挙げるなか、社会福祉法人翼会が事業者に選定されました。
「ここは、公共交通機関『JR飯塚駅』や『にしてつバス停』が近く利便性に優れています。木々に囲まれた緑あふれるこの地区に、施設を建設できることを心から喜んでおります。2018年4月より、敷地面積およそおよそ5600坪に建坪約420坪の「こもだのもりセンター棟」には生活介護事業の「セカンドつばさ」、児童発達支援・放課後等デイサービス事業として「みらい」を開設。2階部分の多目的ホール(99名まで収容可能)やグラウンドは地域に開放しています。当初、「こもだのもり」事業計画では、新しいグループホームは事業運営が落ち着く来年度以降に建設を進める予定でしたが、利用者やそのご家族の方より要望があり、建設を具体化することを決定致しました。」(Y理事長)

我が家に帰ってきたと感じる場所づくり

ただ、グループホームを開設するにあたり色々な制約のなか、すぐには着工できず、完成までの期間も決まっていました。こうした厳しい要件をクリアするためには、ハウスメーカーがベターと判断し同法人は競争入札による工事業者選定をすることになりました。

Y理事長は、「ハウスメーカーと建設計画をすすめ、入札の結果、プラン面においても優れたパナソニック ホームズさんに発注することになりました。非常に丁寧・誠実に対応いただき、本当に良かったと思います。『我が家に帰ってきたと感じる場所』をコンセプトにお願いしたのですが、まさにその通りに仕上がってみなさん喜んでいます」と説明します。

今年、6月に完成したグループホームは、男性棟「かわせみ」・女性棟「めじろ」の計2棟。それぞれ平屋建て、定員は6名です。

福祉施設は、一般家庭ではまず見られない『リビングを中心に部屋が並ぶ設計』が一般的ですが、「かわせみ」「めじろ」の場合、玄関から入ると居室とリビングに分かれ、生活にメリハリのある設計となっています。明るいリビングも居室も、温もりを感じる一般家庭そのもののつくりです。
「見学者がたくさん来られますが、ご覧になったご家族の皆さんが建物の様子に驚いて、口々に『私がここで住みたい』と仰ってくださいます」

さらに暮らしぶりについて、次のように話します。
「高齢者サービスと異なり、障がい者のグループホームでは、『お母さん役』となる夜間専門の世話人が毎晩泊ります。そしてご入居されてる利用者さんは、皆が兄弟のように暮らしています」

明るい陽射しの入る居室空間

広いバスルームも用意

ちょっとした支援で障がい者は何でもできる

今後、同法人は敷地内にグランドゴルフ場を地域に開放する予定です。さらには山羊を放し飼いにするなど、より素晴らしい環境にしていく予定です。
「障がい者は、ちょっとした支援があれば何でもできます。もっと多くの方にこのことを知ってもらい、そして支援者を育てていくのが私の役目だと思っています」(Y理事長)

詳細
データ

名称
障がい者グループホーム
「かわせみ」「めじろ」
所在地
福岡県飯塚市
敷地面積
約5600坪
棟数・戸数
2棟

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