東京都江東区で100年以上、地域の葬儀に携わってこられた株式会社大原セレモニーハートさま。コロナ禍でお葬式のスタイルが変わる中、家族葬に特化した新しい会館を創りたいと、土地の取得を機に当社の展示場を訪問されました。「足場不要の工法で狭小地に強いとネット上でもよく目にしていました。ハウスメーカーに依頼することで家族葬にふさわしい、我が家のような落ち着いた空間にできるのでは、とも思いました」と社長さま。「完成した『INORIE』はご利用者さまからも好評で葬儀のご相談を受けることも増えました。着工前に近隣ご挨拶に回った時も、パナソニック ホームズさんと一緒だと好印象でした。大きな災害の後など何かあった時にもきちんと対応してもらえる安心感が違いますね」と大きな信頼をお寄せくださっています。

すらりとした5階建の明るい外観はおしゃれなホテルのようだと地域でも評判です。しかし内部の設計は苦労の連続でした。「葬儀場は棺を中心とした、参列者の方々のスムーズな動線が何よりも重要です。ぬくもりにあふれた空間で、幅広い年代の方が故人とのお別れのときをリラックスして過ごせるよう、安置ルームの配置から照明、壁やドアの幅・取付位置も数cm刻みで何度も設計を検討してもらいました。給湯室や多目的トイレの設置などあらゆる機能・スペースをこの限られた面積によくぞ実現してくれました」とご満足のお言葉をいただきました。省メンテナンス性が高く汚れにくいキラテックタイルの全面張りも社長さまたってのご希望です。「街との調和も大切にしつつ目を引くデザインにしたいと考えました。地域の皆さまに愛されて公民館的な利用もしていただきたいです」と抱負も語ってくださいました。