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平屋にサンルームを作る際のポイント!メリットや失敗しないコツを解説!

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【目次】

家族とのコミュニケーションが取りやすく、生活動線をシンプルでコンパクトにできる平屋は、生活スタイルや広さに合わせて自由な形状で設計ができるため人気の間取りです。さらに地震に強く、メンテナンス費用や光熱費を抑えられるコスパの良い構造でもあります。

この記事では、平屋にサンルームを作るメリットや失敗しないサンルームの作り方のコツなどを詳しく解説します。

サンルームとは?

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サンルームとは、リビングや居室の前にあるスペースをガラスで囲った半屋外の空間で、欧米の住宅では割と一般的です。テラス囲いは、もともとテラスとして設置された場所の側面をガラスで囲ったものを言いますが、サンルームは建築基準を満たすように基礎から設置するため、気密性が高い点が特徴です。

日本ではこのリビング前のスペースに限らず、上階のベランダをガラスで囲んで物干しスペースにしたベランダサンルームや、脱衣室や浴室との動線を重視して作られた洗濯専用のランドリースペースも、サンルームと表現することがあります。

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平屋にサンルームを作るメリット

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サンルームが家にあると、欧米風の雰囲気がでておしゃれな印象になります。しかしデザイン面だけではなく平屋にサンルームを作るメリットは他にもあります。具体的に見ていきましょう。

日差しあふれる空間を楽しめる

ガラスで囲まれたサンルームは、日差しをたっぷり取り込むことができます。明るくて日照時間が短い季節でも、晴れていればサンルームの中は温かく過ごせるでしょう。

またガラス越しに光が入ることで、洗濯物が乾きやすいというメリットもあります。さらに、ガラスで遮っているため、サンルームに洗濯物を干していても急な天気の変化による雨や強風などの心配がありません。

花粉やPM2.5などの影響が少ない点もメリットと言えるでしょう。小さい子どもをサンルームで遊ばせていれば、目が届きやすく落下や無断で外出する心配が少なくなります。

夏場のリビングの冷房効率を高めてくれる

リビング前に設置したサンルームの屋根をうまく活用すれば、リビングへの直射日光を抑えられ、夏場の冷房効率を高められます。サンルームに遮光スクリーンや日よけ、ブラインドなどを取り付けて、リビングまで日差しが入らないように工夫しましょう。

また、風通しを良くするためにサンルームに小窓を設置するのもよいでしょう。リビングと庭の間にサンルームを作ることで、サンルームが断熱材の役割を果たします。その結果冷房効率が良くなり、光熱費を抑えられます。

冬場のリビングの暖房効率を高めてくれる

気温が下がる冬でも同じことが言えます。リビング前のサンルームは、緩衝空間になります。そのため、外気温が下がっても冷気が直接リビングに伝わりにくくなります。また、晴れる日はサンルームに日差しがたっぷり入って中の空気を温めます。

隣接するリビングもサンルーム内の暖かい空気によって温められる効果が期待できます。夏の日差し対策のための遮光スクリーンや日よけ、ブラインドなどは可動性にしておけば、季節に合わせてサンルームのメリットを活用できるでしょう。

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平屋にサンルームを作る際の失敗しないコツ

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平屋にサンルームを作るときに失敗しないためのポイントをお伝えします。2階建てや複数階建ての住宅と違い、平屋はサンルームを設置できる場所が限られます。サンルームを設置する際は、建築基準を満たすようにコンクリートで基礎をしっかり作るため、簡単な取り付けというよりも増築に近い施工が必要となります。

「サンルームがある家に憧れて設置したけれどイメージが違った」、「サンルームを作ったが使い勝手が良くない」とならないよう、専門家とも相談して検討しましょう。

太陽光が当たる方位に設置

日本の住宅の環境の場合、広いスペースを確保できないケースが少なくありません。そのため、サンルームを設置するのは、リビング前かベランダサンルームとなることがほとんどです。平屋の場合は、2階部分がないためリビング前に設置するのが一般的でしょう。

サンルームは設置する方角が重要なポイントです。太陽の光が多く入る方角、南東・南・南西に設置するのが良いでしょう。

サンルームのデザインは3つあります。

・床納まり​​

サンルームの床と隣接する居室の床の高さを揃えた納まりが床納まりデザインです。屋内の部屋の延長の空間としてリビングや居室からそのままサンルームに出入りできる点が特徴です。

・土間納まり

サンルームの床を、外の庭とほぼ同じ高さにするのが土間納まりデザインです。隣接する居室の方が高くなるため、土足で庭から出入りするタイプのサンルームになります。

・バルコニー納まり

バルコニーに設置するバルコニー納まりデザインは、もともと住宅にベランダが備わっている場合、バルコニーの手すりが躯体の手すりであれば設置が可能になるタイプです。格子手すりの場合は設置できません。しかし、もともとバルコニーがない窓の外に、新たにバルコニーとサンルームを新設することもできます。

結露しやすいガラス面の定期的なメンテナンスは必須

サンルームは夏場は高温多湿に、冬場は低温で乾燥する傾向があります。そのため、サンルーム内に結露が生じる場合もあります。

結露を防ぐためには、こまめに換気をしたり結露防止スプレーを吹き付けたりするとよいでしょう。また除湿機や窓用のヒーターを使う方法もあります。

結露を放置してしまうと、水分がゴミを吸着しやすくなり、カビやダニが繁殖しやすい状態になってしまいます。カビやダニによるアレルギーなどの健康被害を引き起こす可能性もあるため、対策はしっかり行いましょう。また、結露を放置すると 住宅資材や床材が湿って、腐らせてしまう可能性もあります。サンルームの定期的な結露のメンテナンスは欠かせません。

サンルーム内の夏の室温対策

暖かい太陽の日差しがさんさんと降り注ぐサンルームは快適ですが、夏場の日差し対策や室温対策は必要です。サンルームを作る際に、ブラインドや遮光スクリーン、日よけなども一緒に取り付けましょう。

熱線吸収の屋根材を使ったり換気のための小窓をつけたりするのもおすすめです。サンルームに窓用クーラーを取り付けることもできますが、設置は業者に依頼する必要があります。移動式の床置きのクーラーなどを使う方が手軽です。また、隣接する部屋のサッシを開放してリビングのエアコンを使ってサンルームの中まで一緒に冷房することもできます。

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適切な場所にサンルームが作れないときは?

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イメージしていた場所にサンルームが作れない場合は、無理にサンルームを作るのはやめましょう。とくに平屋はサンルームを設置できるスペースが2階建てと比べて限られてしまいます。適していない場所にサンルームを作っても、使いにくく後悔してしまうこともあるでしょう。

しかし、洗濯物を干すためのスペースとしてサンルームを利用したい場合は、日当たりがあまりよくない場所でも作れます。その際には除湿機も一緒に設置すると使い勝手の良いスペースにできます。

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サンルームのある平屋で快適な暮らしを

サンルームがあると明るい日差しがリビングまで届き、部屋全体が開放的な雰囲気になります。冬場はサンルームの温まった空気が居室まで届き、夏はサンルームが緩衝空間となりリビングの冷房効率を高めてくれます。

サンルームを設置するときには、日差しがたっぷり降り注ぐ方位を選びましょう。夏の高温対策や、結露のメンテナンスもしっかり行うことで長く快適な空間を維持できます。専門家とじっくり相談して、サンルームのある家を計画してください。

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