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さいたま・浦和エリアでの有効な土地活用。浦和エリアでアパート経営を成功させるアイディアは?

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【目次】

浦和区はさいたま市の中でも教育機関も充実した文教地区

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大宮市、浦和市、与野市が合併して誕生した「さいたま市」は、埼玉県最大の都市。県民から住み心地がいいと評価されており、民間企業による住みたい街のランキング調査では、毎年上位を獲得しています。
さらにさいたま市のホームページを見てみると、一般財団法人日本総合研究所が発表した「全47都道府県幸福度ランキング(2022年版)」で、さいたま市は基本指標(人口動態、所得、財政健全度などをベースにした指標)1位、人口増加率2位、不登校児童生徒率の低さ1位、教育・娯楽(サービス)支出額1位、大学進学率で3位と、各分野で高い順位を獲得した結果、政令指定都市の中で総合第3位に選ばれています。

さらに神社仏閣、史跡や天然記念物などの文化財、美術館や県立図書館、進学校などの教育機関など芸術や文化に類する施設も多く、市民や有識者からは「教育の意識が高い文教地区」とも認識されています。

加えて、さいたま市の中南部に位置する浦和区には埼玉県庁やさいたま市役所が置かれ、県内行政の中心地とも言えます。このような環境も、利便性を高める理由のひとつと言えるでしょう。

子育て支援や健康意識アップの施策も充実!

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住宅地である浦和区の面積は約11.51㎢。南北方向に細長く、東はさいたま市の緑区、南は南区、西は中央区、北は見沼区と大宮区に接しています。
浦和区の総人口は2023年8月1日時点で約16.9万人。さいたま市内10区では、南区に続いて2番目に人口数が多い地区です。ここ数年の動向でも転入者が転出者を上回り、年間にして約700~1,000人程度と緩やかに人口も増加傾向にあります。さいたま市のホームページには転入者や外国人に向けて暮らしに役立つ情報がまとめられた、丁寧なガイドページが用意されているなど、転入者の歓迎ムードも見受けられます。

・子育て支援も充実
浦和区に魅力を感じて人が集まる理由のひとつには、支援制度の充実が考えられます。
さいたま市が設けている子育て支援制度の代表的な例には、0歳から中学校卒業前までの子どもの医療費の一部負担金を助成する「子育て支援医療費助成制度」、0~3歳未満の子どもと保護者が利用できる「子育て支援センター」などがあり、もちろん浦和区でもその制度が適用されています。 
浦和駅のすぐ近くには、0~3歳未満の子どもとその親が集まる「子育て支援センターうらわ」があり、簡単な申請をするだけで、親子ヨガやベビーリトミックなどのイベントに参加することができます。

・行政が率先する健康への取り組みにも注目
さらに、さいたま市の行政は率先して市民の健康意識を高める取り組みを支援しています。例えば健康的な行動をするとポイントが加算される「健康マイレージ」への取り組みでは、スマートフォンの専用アプリを活用して、ウオーキングの目標歩数を達成したり日々の食事を記録したりするとポイントが加算され、貯めたポイントは景品に応募できる仕組みを拡充しています。浦和駅西口周辺は「滞在快適性等向上区域(まちなかウォーカブル区域)」に設定されました。これは、国土交通省が進める「居心地が良く歩きたくなるまちなかづくり」の取り組みの一環で、歩いてスムーズに移動しやすいまちづくりが進められています。

こうした公的な取り組みも、さいたま市に対する安心感と愛着感を高めていると考えられます。

都心に出やすく、教育機関が充実!ファミリー層がターゲットになる可能性大

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浦和区では電車やバスなどの交通網が充実しているので、東京都心へのアクセスも便利です。
近隣の主要駅となるJR浦和駅には京浜東北線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線などが通り、新宿駅まで約30分、上野駅まで約19分と、通勤・通学に支障のないエリア。
また、区内を移動する際に役立つ路線バスの経路も多く、交通環境は良好です。

駅前には「浦和PARCO」や「伊勢丹 浦和店」などの大型商業施設が建ち並び、ショッピングセンターやスーパーマーケットなど、生活に必要な買い物がしやすい環境が整っています。「浦和レッズ」の愛称で知られるJ1リーグのサッカーチーム「浦和レッドダイヤモンズ」の本拠地があることから、サッカーの街としても知られていて、浦和駅周辺には選手やサッカーファンが集まる行きつけの店も多くあります。
若年層からファミリー、シニア世代まで、幅広い層に魅力・利便性がある街と言えるでしょう。

区内には浦和警察署だけでなく埼玉県警察本部もあり、埼玉県警による「市区町村別認知件数・犯罪率(令和4年中)」では、人口1,000人あたりの犯罪率は4.7。さいたま市8区の中では、見沼区、北区の次に犯罪発生率が低いエリアであり、治安も良好と推測できるでしょう。

また、浦和地区には「埼玉県立浦和高等学校」や「埼玉県立浦和第一女子高等学校」など教育水準の高い名門校が多くあります。教育機関だけでなく、住民の憩いの場となる公園施設も充実。中央に県立近代美術館を配した「北浦和公園」や調(つき)神社に隣接している「調公園」は、子育てファミリーの格好の遊び場になっていることからも、子育て中のファミリーにとって、立地環境は申し分ないエリアです。

このような環境に加え、前述したように転入者が転出者を上回っており人口も緩やかに増加しているという状況は、理想的なアパート経営において期待が持てるのではないでしょうか。

・埼玉県内では高めの家賃設定を期待できる

全国賃貸管理ビジネス協会が公開している「全国家賃動向」(2023年度9月調査)によれば、埼玉県内の家賃平均は2部屋で6万3,355円、3部屋で7万3,495円。
浦和駅が徒歩圏内の賃貸住宅物件を見てみると、2LDK、3LDKともに埼玉県内の家賃平均より高めに設定されていることが多いです。そのためエリアにもよりますが、一般的な家賃相場よりも高めに設定できる可能性があると言えるでしょう。

・長く住んでもらえることが期待できるファミリー層

国土交通省が公開している「令和3年度住宅市場動向調査報告書」によると、民間賃貸住宅への入居の決め手は「住宅の立地環境が良かったから」「家賃が適切だったから」「住宅のデザイン・広さ・設備などが良かったから」という3点が選択理由の上位を占めています。

浦和区は昼夜間人口比率(夜間人口100人当たりの昼間人口の比率)が埼玉県は関東で最も低いという結果が出ており、昼は離れた場所で働く人が多いと推測できます。立地環境の良さは十分にクリアしている浦和地区ですから、上記の統計も合わせて鑑みると、ファミリー層をターゲットとするのが良いかもしれません。
2LDK以上のゆったりとした間取り、足音が響きづらい防音対策の他、傷がつきにくい壁紙や床材を使用したペット共生型住宅など、ゆとりある間取りだからこそ叶えられる強みをアピールし、競合と差別化を図り、選ばれる工夫をしてみましょう。

・単身者にはアクセスの良さなどをアピール

敷地面積の関係でゆとりのある間取りが難しい場合は、都心部への交通の利便性や生活のしやすさをアピールし、単身者をターゲットとすることも十分に可能性があると思われます。
一般的に人気の高い独立洗面所やカメラ付インターホン、浴室乾燥機などに加え、宅配ロッカーや、敷地内駐車場を完備する、バイクも停められる屋根付きの駐輪場を設置するなど、入居者の生活利便性向上を追求してみましょう。


【まとめ】

浦和区は、首都圏の中でも総じて住みやすい街として評価されています。商業施設や文化施設の充実度や行政の支援制度などを見ると、生活するのに必要十分な利便性や文化レベルが担保されていて、一度住めば愛着を感じる人も多いと言えるエリアです。
特にファミリー層であれば、子育て期間に長く住んでもらえる可能性が期待できるので、ファミリー向け賃貸住宅を検討してみるのも一案でしょう。

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