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3階建てビルトインガレージの間取りは?|メリット・デメリットも紹介

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【目次】

「家族が住むための十分な部屋数を確保しながら、車を停める駐車スペースも確保したい」という場合におすすめなのが、3階建てでビルトインガレージを作る間取りです。3階建てビルトインガレージなら、居室スペースを確保しつつ、駐車スペースも敷地内に設置できます。

この記事では、3階建てでビルトインガレージのある 間取りのメリットや デメリット、3階建てビルトインガレージを作るときの注意点について詳しく解説していきます。

ビルトインガレージとは

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ビルトインガレージとは、建物の一部に車の駐車スペースを作り、ドアやシャッターをつけて格納する空間をいいます。

敷地内に駐車場を作る場合、住まいとは別に車専用の建物を外に建てるガレージや、屋根と柱をつけた簡単な作りのカーポートなどがあります。ビルトインガレージは、土地が狭い日本に適した車庫で人気があります。

また、屋内で愛車を眺めたり手入れしたりできるため、車好きの方にとくに人気のある間取りです。

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3階建てビルトインガレージのメリット

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3階建てビルトインガレージのメリットについて詳しく見ていきましょう。

防犯性が高い

ビルトインガレージは、防犯性が高く車を守りやすくなる点が大きなメリットです。一般的なガレージや簡易的なカーポートの場合、住宅と車の距離が少し離れます。そのため、盗難や車上荒らしなどにあってもその場では気づかず、発見が遅れてしまうことも少なくありません。

ビルトインガレージならば、建物の中にガレージがあるので車を管理しやすくなります。シャッターやドアをロックしておけば、さらに防犯性が高まるでしょう。

雨風から愛車を守れる

ビルトインガレージを作れば、屋根や壁のあるスペースに車を駐車しておけます。家の中に収めている形になるので、雨や風などの影響を受けず愛車をきれいに保てます。また、家の中から直接車まで行けるため、悪天候でも関係なくスムーズに乗り降りができます。

雪深い土地や、海が近く潮がつきやすい場所で車を保管する場合は、ビルトインガレージにすると車を保護できるので、コンディションの良い状態を保てるでしょう。

狭小地でも駐車スペースを確保できる

ビルトインガレージにすると、住宅とは別にガレージ専用の土地を確保する必要がないため、土地が狭くても駐車スペースを確保できます。3階建てなら、1階をビルトインガレージにして、2階、3階部分に十分な居室を設けられるでしょう。

さらにガレージ部分は、敷地内の建築物の床面積の1/5を上限として容積率の緩和を受けられることになっているため、容積率が厳しい都心部などでビルトインガレージをつくると、考えていた以上に広い家を建てられる場合があります。

容積率は、敷地面積に対する建物の延床面積の割合をいいます。地域ごとに都市計画法によって決められていて、住まいを建てるときには容積率内に収める必要があります。詳しい容積率については、ハウスメーカーを通して各自治体へ確認することが大切です。

車から室内への移動が楽

ビルトインガレージなら、車と室内の移動が楽です。天候に左右されないだけではなく、距離が短いため荷物の運び入れや、小さい子どもを連れて車で移動するときも負担が減るでしょう。

また、家族で介護が必要な人、車いすを使って生活している人がいる場合も、一般的なガレージよりもビルトインガレージの方が利用しやすいでしょう。

ガレージを趣味のスペースとしても活用できる

駐車スペースだけではなく、ビルトインガレージを趣味のスペースとして活用することも可能です。例えば、車を置く場所以外にも書斎やDIY、趣味のためのスペースを作ればプライベートルームやセカンドリビングとしても使えます。

家の中に趣味や書斎の部屋を設ける必要がなく、ビルトインガレージを有効活用できます。また車を飾って眺めたいという趣味がある場合は、ビルトインガレージを部屋のようにして車を置く間取りにしてもよいでしょう。

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3階建てビルトインガレージのデメリット

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次に3階建てビルトインガレージのデメリットについても見ていきましょう。

居住スペースが狭くなる

ビルトインガレージを作る場合は、1階部分がガレージとして大きく占有されます。1階に作れる部屋は少なくなるため、2階、3階にどの部屋を設置するか間取りを考える必要があるでしょう。

例えば、1階は普段あまり行き来しない物置や収納スペースにして、2階にリビングやキッチン、ダイニング、3階に家族それぞれの個室や寝室を作るなど、専門家のアドバイスを取り入れながら暮らしやすい生活動線を考えて間取りを決めましょう。

耐震性や耐久性を高める工夫が必要

ビルトインガレージにすると、ガレージの部分に柱を作ることができなくなります。そのため、家全体の耐震性や耐久性を高められるようなつくりにする必要があります。

耐震性や耐久性に関しては、素人では判断がつかないことも多いので、専門家とじっくり話をしながら決めていくとよいでしょう。

建築費用が割高になる

3階建てビルトインガレージを作る場合は、一般的な住宅よりも建築費用が高くなることを想定しておきましょう。ビルトインガレージは1階の開口部が大きくなるため、耐久性を考慮した間取りの設計や、建材の手配が必要です。

安全性と快適性を兼ね備えた住宅にするためには、どのくらいの予算が必要なのかをあらかじめ把握した上で、検討するとよいでしょう。

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3階建てビルトインガレージの間取りで気をつけるポイント

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3階建てビルトインガレージのメリットやデメリットを考慮した上で、どのような点に気をつけて間取りを検討していくとよいのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

車の買い替えを視野に入れた広さを設ける

ビルトインガレージを作るときには、ガレージの広さに多少のゆとりを持っておくとよいでしょう。将来、現在所有している車から大きな車に買い替える可能性があることを考慮して設計することが大切です。

例えば、家族の成長に合わせてキャンプやアウトドアを楽しむためにワゴンタイプに乗り換える、介護に便利な福祉車両にする、子どもの車と2台分のスペースが必要になるかもしれません。

将来的に大きな車へ買い替えた際に、ガレージが利用できなくなることを避けられるでしょう。

車から室内までの動線に配慮する

車から室内までの動線にも工夫しましょう。例えば、玄関以外のキッチンや物置などから直接ガレージに行けるドアや通路を設けると、荷物の運び入れが楽になります。

また、ガレージにアウトドア用品やゴルフバッグなどを置くスペースを作ると、すぐに車に乗せたり下ろしたりできます。

室内に音が響かないよう間取りを工夫する

ビルトインガレージは、外の駐車場よりも車の音や振動が室内に伝わりやすい傾向があります。生活に支障が出ないよう、上階の部屋とのバランスを考えましょう。具体的には、ガレージの横や真上に寝室をつくらないようにするなどが挙げられます。

また、車やバイクの音だけではなくビルトインガレージの開閉時のシャッター音が気になるケースもあります。対策としては、ガレージ自体の防音性を高めたり、静音性のシャッターを選んだりするとよいでしょう。

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3階建てビルトインガレージで生活に便利な家を手に入れよう

ビルトインガレージは、建物の一部にガレージを取り付ける間取りで、車の防犯性を高めて雨風から車を保護できるメリットがあります。家の中からガレージに行けるので、天候に左右されず、買い物をして帰ってきたときも荷物の運び入れが楽になる点も魅力でしょう。

ビルトインガレージを設置するスペースの分だけ部屋の数やスペースは限られますが、書斎や趣味のスペースを兼ねてビルトインガレージを作ることもできるので、セカンドリビングのように使うのもおすすめです。

専門家と相談しながら、暮らしやすい間取りを考えてみてください。

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