住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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【目次】
リビングの一部として屋外の空間を満喫できる、アウトサイドリビングのある住まいが人気を高めています。
SNSの投稿やハウスメーカーのカタログなどで、見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アウトサイドリビングの魅力や設置する際の注意点などを解説しますので、検討している方はぜひ参考にしてください。
リビングからひとつなぎになっている、屋外のバルコニーやデッキなどのスペースを「アウトサイドリビング」といいます。グランピングやグルキャンといったアウトドアブーム、コロナ禍のステイホームを機にひろがったおうちキャンプなどが人気の発端です。
そのようなニーズに着目し、近年ではアウトサイドリビング付きの規格住宅を販売する住宅メーカーも登場しています。
アウトサイドリビングには数多くの魅力があります。
設置することでどのようなメリットが得られるのか、具体的に紹介します。
アウトサイドリビングを室内のリビングに隣接して設けると、開放感のあるリビングを演出できます。
内と外がつながることで、外の風景も取り込んで空間に広がりが生まれます。
吹き抜けや勾配天井と組み合わせれば、縦の空間も広がってより開放的になるでしょう。
アウトサイドリビングの用途は、おうちキャンプだけではありません。
花火を楽しんだり、星を眺めたり、ビニールプールを出せば子どもの遊び場としても重宝します。
机と椅子を設置し、心地よい風や陽光を感じながらのテレワークもおすすめです。
アウトサイドリビングは、1階部分にデッキとして設置するのがスタンダードな間取りです。通行人からの視線が気になる場合は、中庭に設けたり周囲を壁で囲うことでプライバシーを確保できます。
リビングが2階以上にある間取りでは、バルコニーとして設置するのもひとつの選択肢です。高所からの眺望を楽しみながら、くつろぎのひとときを過ごせるでしょう。
アウトサイドリビングを設置する際、注意したい点がいくつかあります。
おしゃれで使い勝手の良い空間を実現するために、事前にポイントを押さえておきましょう。
リビングとアウトサイドリビングとの間は、フラットにするのがおすすめです。
段差があるとないとで、一体感や開放感が大きく違います。
また建具の素材や色をそろえると、さらに一体感が出て広がりが感じられるでしょう。
シェードや机といった屋外用の家具を置くことで、アウトドア気分を手軽に味わえます。
置きたいアイテムがピンと来ない場合は、ホームセンターのアウトドアコーナーやネット通販をチェックするとよいでしょう。
悪天候の日にすぐ収納できるよう、持ち運びしやすいものを選ぶのがおすすめです。
グリーンを置いたり植栽コーナーを設けることで、より居心地のよい空間になります。
リビングから見えるところに配置すれば、ふとしたときに緑が目に入って室内でもリラックスできるはずです。
外部からの視線をさえぎるように背の高い木を置くと、プライバシーの確保もできて一石二鳥です。
アウトサイドリビングに欠かせないのが、日差しや寒さへの対策です。
シェードを張ったり暖房器具を置いたりして、季節に関係なく利用できる空間づくりを目指しましょう。
対策が難しければ、インナーテラスにすることを検討してもいいかもしれません。
その場合は屋根を付ける、サッシで囲うといったさまざまな方法があるので、間取りに合った最適な形を選択してください。
ここからは、アウトサイドリビングのある住まいを紹介します。アウトサイドリビングの設置を検討中の方は、ぜひ間取りのヒントを見つけてください。
こちらはキャンプやアウトドアの大好きなご家族が建てた、アウトサイドリビングのある住まいです。リビングとテラスをフラットにつなげて、広がりのある開放的な空間を演出しています。
木のぬくもりを感じる内装や、ハンモックなどの小物によって室内外に一体感が生まれている点も見逃せません。また背の高い植木をバランスよく配置し、外観の美しさを高めながらプライバシーを確保している点もポイントです。
緑を楽しめる広いテラスは、ワンちゃんのお気に入りの場所にもなっています。
続いて紹介するのは、ご友人を招いたホームパーティーの機会が多いという方の住まいです。リビングの開口からテラスが続く形にし、屋外用のおしゃれなテーブルとソファを配置しています。室内にも複数のソファがあり、大人数のご友人が集まってもゆったりとくつろげる仕様になっているのがポイントです。
またこちらのテラスは、タイルの塀で高く囲まれています。外部からの視線を気にすることなく、家族や友人とのプライベートな時間を過ごせるでしょう。
屋外の空間を、セカンドリビングとして活用したい方におすすめの間取りです。
プライベートな時間を楽しめるアウトサイドリビングの建築実例を見る
アウトサイドリビングの使い方は千差万別です。
おうちキャンプやバーベキューはもちろん、子どもやペットの遊び場、テレワークのスペースとしても重宝するでしょう。
また視界を外に広げて、リビングに開放感をもたせるというメリットも持ち合わせています。
アウトサイドリビングがあれば、広々とした快適な空間で家族とのコミュニケーション機会が増えることは間違いありません。
まずは家族でどのような時間を過ごしたいか話し合い、理想のマイホームを手に入れましょう。
アウトサイドリビングとは、屋外に設けられたリビングスペースのことを指します。
このスペースは、家族や友人とのくつろぎの時間を屋外で楽しむためにデザインされています。庭やテラス、バルコニーなどを活用して、屋外家具やキッチン、暖炉などを配置し、快適な屋外の生活空間を作り出します。
アウトサイドリビングは、自然の中でリラックスしたり、食事を楽しんだりするための場所として人気があり、屋内のリビングスペースを拡張する役割も果たします。
リビングテラスのデメリットには、以下のような点が挙げられます。
リビングテラスは開放的であるため、周囲からの視線が気になることがあります。特に、住宅地で隣家との距離が近い場合、プライバシーが確保しにくいことがあります。
テラスがあることで、侵入のリスクが高まる可能性があります。特に、1階にリビングテラスがある場合は、セキュリティ面での対策が必要になることがあります。
リビングテラスは屋外に面しているため、雨風や紫外線による劣化が進みやすいです。そのため、定期的なメンテナンスが必要になり、維持管理の手間がかかります。
リビングテラスを設けることで、建築コストが増加することがあります。また、テラス用の家具や装飾品など、追加の費用がかかることもあります。
リビングテラスは天候に左右されやすく、雨の日や寒い日などは利用できないことがあります。そのため、年間を通しての使用頻度が限られることがあります。
これらのデメリットを踏まえつつも、リビングテラスは開放感や自然との一体感を楽しめるなど、多くのメリットもあります。デメリットを最小限に抑えるための設計や工夫をすることで、快適なリビングテラスライフを実現できるでしょう。
リビングテラスとは、リビングスペースを屋外に拡張したような設計のことを指します。
屋外に面したリビングの一部または隣接するスペースに設けられ、開放的な空間を楽しむことができます。
リビングテラスは、家族や友人とのくつろぎの時間を提供するだけでなく、自然光を室内に取り入れることで、明るく快適な居住空間を実現します。また、屋外との一体感を生み出し、庭や景観を身近に感じられるようにすることで、生活の質を向上させる役割も担っています。
テラス囲いに固定資産税がかかるかどうかは、その構造物が「建築物」として認定されるかによります。
固定資産税は土地や建物などの不動産に課税される税金で、建築物が固定資産として登録されると税金が課せられます。
テラス囲いが単なる仮設的なものや簡易的な構造である場合、建築物としての基準を満たさないため、固定資産税の対象外となることがあります。
しかし、テラス囲いがしっかりとした構造で、恒久的に使用されるものであれば、建築物とみなされ固定資産税が課される可能性があります。
具体的には、地域の条例や固定資産税の評価基準によって異なるため、最終的にはお住まいの自治体の税務課に確認するのが確実です。