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老後に後悔したくない!3階建てに長く住むための5つの注意点

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【目次】

3階建ての家を検討する場合、老後が大変とのイメージを持つ人も少なくないでしょう。しかし、3階建てだからこそのメリットもあります。

本記事では、3階建ての家において、老後に苦労しがちな点や注意点、より快適に過ごせる方法を解説します。

3階建ての家で老後に苦労しがちな点は?

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3階建ての家は、階段の上り下りが多くなるため老後に苦労しがちです。2階建ての家でも、年を取るに従って2階にいくことが少なくなった、という声も耳にします。

階段の上り下りの負担だけではなく、階段の傾斜が急であったり、手すりがなかったりすると、日常生活の中で落下や転倒などのリスクが高まります

また、日当たりの違いなどからフロアごとに温度差があるため、冷暖房効率も悪くなります。

日の当たりやすい上の階ほど暑く、日の当たりにくい下の階ほど寒くなりがちです。ただし、階段や冷暖房についても、工夫次第で快適に過ごせるようにできるでしょう。

次の章で、具体的な注意点と解決方法について、ご紹介します。

老後に後悔しない3階建てにするための注意点

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老後は体力の衰えや体の機能の低下により、ちょっとした動作でも負担になり、安全上のリスクが高まります。苦もなく上れていた階段が、年をとると厳しく感じ、足を踏み外したりするリスクも高まります。

老後に後悔しないために、3階建てで注意するべき点を解説します。

負担の少ない階段にする

体力の衰えや機能の低下をカバーするために、階段の上り下りの負担を軽減するようにしましょう。

たとえば、階段に手すりをつけたり、段差を減らしてゆるやかな傾斜にしたりするだけで、階段の上り下りの負担を減らすことができます

また、階段に踊り場を設置することで、万が一、足を踏み外した場合でも最下段まで落ちることを防ぐことができ、一気に上がらずに途中でひと休みすることができます。老後を考え、バリアフリーを意識することで、老後の暮らしやすさが大きく違ってくるでしょう。

移動しやすく余裕のある間取りにする

できるだけフロア間の上下移動が少なくなるように、生活動線に配慮した間取りを検討しましょう

動線を意識して間取りを決めないと、フロアを往復することが多くなってしまいます。たとえば、洗濯機と干し場が違うフロアにあると洗濯の度に上下しなくてはなりません。老後の生活も想像しながら、できるだけ移動が少なくて済むような間取りを考えましょう

また、車いす生活になっても困らないように間口を広めにとったり、後から手すりや補助具を設置できるように、廊下やトイレ、浴室も広めにしておくことをおすすめします

便利な設備を取り入れる

間取りの工夫によって上下移動を少なくすることはできますが、上下移動が無くなるわけではありません。

ホームエレベーターや階段昇降機を設置すれば、フロア移動の負担を軽減できます

また、遠隔ドアホンや宅配ボックスを設置すれば、わざわざ1階に下りなくても来客対応や荷物の受け取りができます。

温度差の少ない空間にする

上の階と下の階では、日当たりの違いや吹抜けなどの家の造りによって温度差が生じやすくなります。温かい空気は上に流れ、冷たい空気は下に流れるため、上の方は暑くなりやすく、下の方は寒くなりやすくなります。冷暖房の効きを良くして温度差を少なくするには、気密性と断熱性の高い家がおすすめです

または、家全体の温度を一括で管理する全館空調システムを設置する方法もあります。

全館空調システムにより、家の中の温度差を少なくすることができ、季節にかかわらず快適な温度をキープできるので、熱中症やヒートショックなどのリスクを減らす効果も期待できます

リフォームや建て替えも視野に入れる

3階建ての住宅を購入後に老後の生活がしやすいようにする場合、リフォームや建て替えによって、バリアフリーの住まいにする方法もあります。

ただし、リフォームや建て替えともなればコストもかさんでしまうため、家族とよく話し合う必要がでてくるでしょう。たとえば、建て替えの場合、費用の目安としては3,500~4,000万円です。ローコストメーカーでも、2,400万円前後は見ておく必要があります。

コストは大きくなりますが、孫世代まで住み続けることも可能なしっかりとした住みやすい家に生まれ変わらせることも可能です。

注目したい3階建てのメリット

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3階建は老後に備えて注意すべき点もありますが、3階建ならではのメリットがあります。以下、3階建のメリットについて解説します

狭い土地でも有効に使える

限られた土地の中で少しでも広く居住空間を確保するには、3階建ては大変有効です。特に立地を重視する場合は、都市部の人気エリアでも予算を抑えながら、広い居住スペースを確保できる可能性があります。

見晴らしが良く明るい

3階建ての上階は、日当たりがよく明るいのでリビングに適しています。

3階は特に日当たりが良く、バルコニーなどからの見晴らしも良いため、開放感ある明るい空間になります。

居室からバルコニーにかけて一体感をだすような間取りにすることで、広いスペースとさらなる開放感を確保できるでしょう。

水害時に上階へ避難できる

近くに川が流れているなど、水害の不安がある場合は、万が一の時に3階を避難場所にできます。また、居住スペースを2階と3階にして1階をビルトインガレージにすることで、たとえ浸水被害にあったとしても、居住スペースの被害を少なくすることができます。

家族で暮らす3階建ての事例を紹介

家族で暮らす3階建ての家を理想的な空間に仕上げている、テイストの違う3つの事例を紹介します。ぜひ、家づくりの参考にしてください。

吹き抜けで広がりのある空間

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吹抜けになっていることで開放感があり、複数の窓が吹抜けの上部に設置されていることから、日の光が多く取り込まれる明るいリビングです。

明るく開放的なリビングは、家族が自然に集まりくつろげるような心地良い空間に仕上がっています。

吹き抜けで広がりのあるリビングの建築実例を見る

動線に配慮して家事もスムーズにおこなえる住まい

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LDKを中心に階段を設置することで、キッチンからダイニング、リビングを回遊できる導線ができています。階段のまわりをガラスにすることで、開放感を持たせながら、リビングとキッチンの空間もしっかり分けられています。

家事がスムーズにおこなえる住まいの建築実例を見る

高級感のあるインテリアで趣味を楽しむ

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家具や照明など、奥さまが隅々までインテリアにこだわり、上質感や重厚感が漂う空間をつくりあげています。1階は奥さまが手芸教室のサロンを開いているため、大理石調のタイルとマホガニー材を使用した、高級感あふれる空間です。

フロアごとにインテリアのテイストを変え、奥さまの空間とご家族の空間を演出されています。

高級感のある住まいの建築実例を見る

3階建てなら老後も暮らしやすい工夫を

3階建ての家を検討しているのであれば、老後を見越し、暮らしやすさの工夫が必要です。

階段の上り下りは、次第に厳しくなるため、なるべく上下移動を少なくするような間取りや生活導線を考えましょう。

また、バリアフリーを意識した家づくりをすることで、老後も安全に無理なく過ごせます。ホームエレベーターの設置など、家の中の設備を整えることも、老後を快適に過ごすための方法のひとつです。3階建ての家は、工夫次第で老後の生活を楽しめる空間にできるでしょう。

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