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スマートハウスとは?メリット・デメリットや設備の特徴を紹介

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【目次】

近年、エコの観点から「スマートハウス」が大きな注目を集めています。スマートハウスに力を入れる住宅会社は徐々に増えており、実際にホームページで見たり住宅展示場で聞いたりしたことがある人もいるでしょう。

本記事では、スマートハウスの特徴や魅力について詳しく解説します。スマートハウスについて知りたい人や、導入を検討中の人はぜひ参考にしてください。

スマートハウスとは?

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情報技術(IT)を用いて家庭の冷暖房や照明といった設備機器を制御することで、エネルギー消費量を最適に調整する住宅をスマートハウスといいます。

従来は「太陽光発電システムや省エネ機器などを備えた住宅」として使われていた言葉ですが、近年は「スマートハウス≒IoT住宅」という認識に変わりつつあります。

スマートホームとの違い

混同されやすい言葉のひとつに「スマートホーム」があります。スマートホームとは、情報技術による快適な暮らしに加えて、社会インフラなどとつながることにより色々なサービスを受けられる状態のことです。

スマートハウスは「住宅」を指すのに対し、スマートホームが示しているのは「状態」です。

両者は似て非なるものであり、ときには両立させられることを知っておきましょう。

IoTとの違い

IoTとは「Internet of Things」の略で、モノとインターネットの融合によって快適な暮らしができる住宅のことをIoT住宅といいます。スマートホームが「節約あるいはエコ」を重視するのに対し、IoTは「利便性」に重きをおいているのが両者の相違点です。

つまり本来の意味は異なりますが、以下の機能を備えたIoT住宅は、スマートハウスにも該当すると考えてよいでしょう。

・留守中の来訪者と、スマートフォンを使ってリアルタイムでやり取りができる

・スマートフォンの操作によって、帰宅前にエアコンの電源を入れておける

1980年代以降にアメリカで提唱されてきた「スマートハウス」という言葉は、このように時代とともに定義が変化しています。

情報技術のさらなる発展により、今後も少しずつ変わっていくかもしれません。

スマートハウスの設備

スマートハウスと呼ばれる住宅には「太陽光発電」「住宅用蓄電池」「HEMS(Home Energy Management System/ヘムス)」といった設備が整っています。

その中でもHEMSは、エネルギー使用量の管理および最適化のために欠かせない存在です。

太陽光発電によって創出され、住宅用蓄電池へ蓄えられたエネルギーが、HEMSによって家庭内の家電類へ最適に配分されます。近年の「スマートハウス≒IoT住宅」という考え方では、そこにIoT家電や設備、スマートフォンなどが加わります。

スマートスピーカーを取り入れる家庭も増えており、今後は利用できるサービスがさらに多くなるでしょう。

スマートハウスにするメリット

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スマートハウスは、日々の暮らしをより便利で豊かなものにしてくれます。そこで、スマートハウスの具体的なメリットをいくつか紹介します。

電気代の節約につながる

一番のメリットは、電気代の節約につながり月々の出費を抑えられるという点です。

家を建てるときにソーラーパネルを取り付けると、家庭内で自家発電がおこなえるようになり、外部の電力会社から買う電気を減らすことができます。蓄電池があれば、貯めた電気を夜間に利用したり、あるいは安価な夜間電力を貯めておいて昼間に使うことで節約効果がより大きくなるでしょう。

余った電力を電力会社へ売って、収入を得られる可能性もあります。

室内の家電を遠隔操作できる

外出先からスマートフォンひとつで、エアコンの電源を入れたりお風呂の給湯を開始したりできるのもスマートハウスの魅力です。有効活用することで、帰宅後の行動を快適かつ円滑におこなえるでしょう。

ドアホンとの遠隔操作を利用すれば、出先から自宅のインターホンに応答することも可能です。また、家を出たあと玄関ドアを施錠したかどうか不安になったときに、スマートフォンで簡単に状況確認ができます。もちろん鍵が開いているとわかれば、遠隔操作ですぐに鍵をかけられます。

防災対策ができる

防災対策がしやすいことも、スマートハウスの大きな強みです。

突然の停電や災害に見舞われても、太陽光発電や蓄電池に貯められた電気によってある程度賄えます。また、遠隔操作システムを利用すれば、外出時の気象情報をもとに自動でシャッターを操作できます。

機器によっては発令された気象警報に応じて、シャッターを閉めるようにあらかじめ設定することも可能です。

スマートハウスにするデメリット

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スマートハウスの一番の難点は、導入時に高いコストがかかることです。

太陽光発電に関しては、一時期に比べてソーラーパネルなどの価格が下がっているうえ、独自の補助金制度が設けられている自治体もあります。しかし少なからず初期費用は必要で、システムの品質を維持するためには定期的なメンテナンスも欠かせません。

また、HEMSに対応した電化製品をそろえる場合の購入費用も生じます。

雨や積雪が多い地域では設置を見送るなど、必要性を吟味することがポイントです。普及率の低さから、HEMSに対応している電化製品がまだ少ないというデメリットも挙げられます。

HEMSを導入しても使える電化製品の少なさから活用しきれない可能性もあります。HEMSに対応している電化製品の種類を事前にチェックし、効率よくエネルギー運用をおこなうことが重要です。

スマートハウスで快適で安全な生活をしよう

スマートハウスの魅力は、環境に配慮しながら便利な暮らしができるという点です。

全国各地で地震やゲリラ豪雨が頻発している昨今、防災対策としても有効です。

エコな生活で電気代を節約したい、スマートフォンやインターネットを使って快適な暮らしがしたいという方は、ぜひスマートハウスを検討してください。

ただし、設備の導入には少なからずコストがかかります。スマートハウスのメリットについて長期的な視点で考え、必要な設備を取捨選択したうえで効率よく運用しましょう。

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