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【35坪】ビルトインガレージの間取りアイデア|メリット・デメリットも紹介

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【目次】

ビルトインガレージは、狭い土地でも十分な間取りを確保しつつ効率よく家を建てたい方や、車好きの方におすすめです。しかし、車を何台停めるか、住まいを建てる土地の大きさ、平屋か2階以上の建物にするかなどでビルトインガレージのつくり方は異なり、悩んでしまうかもしれません。

本記事では、ビルトインガレージのメリット、デメリットについて詳しく解説します。さらに、延べ床面積35坪の土地でビルトインガレージの間取りを実現する際のアイデアも紹介するので、住まいづくりの参考にしてみてください。

ビルトインガレージのメリット・デメリット

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一般的な住宅の場合、駐車スペースを設ける際は住宅とは別に敷地内にカーポートを設置したり、屋根のないオープンタイプをつくったりします。

しかし、ビルトインガレージは、家の中にガレージを組み込んだ間取りをいい、扉やシャッターなどで区切って使うものです。ビルトインガレージはインナーガレージとも呼ばれ、限られた敷地で週者スペースを確保したい場合に採用されます。

ここでは、ビルトインガレージのメリットやデメリットについて詳しく見ていきましょう。

ビルトインガレージのメリット

愛車を盗難や雨風から守れる

ビルトインガレージなら、愛車を雨風から守るだけではなく、盗難やイタズラなどのリスクも減らせます。

敷地内にあるカーポートの場合、屋根は付けられますが横からの雨や風からは車を守れません。また、門扉を付けていても夜間の人通りの少ない時間であれば誰でも駐車している車に近づけるので、車を家に置いている間は盗難やイタズラのリスクにさらされます。

しかし、ビルトインガレージなら住居の中に駐車場をつくり扉やシャッターを取り付けるので、雨風や雪などの悪天候から車を守れます。イタズラや盗難を防げる点も大きなメリットです。

趣味のスペースや大型収納としても活用できる

ビルトインガレージは、車を駐車するスペースとしてだけではなく、趣味のものを置いたり収納スペースにしたりして活用できるのもメリットです。

たとえば、車のメンテナンスをしたい場合はビルトインガレージを少し広めにします。ガレージ内に車いじりの道具もおけるようにすれば、好きなときにいつでもメンテナンスをおこなえます。照明や作業台などを設置すれば、駐車場兼趣味の部屋にもなるでしょう。

さらにビルトインガレージの壁面に棚や収納スペースを設ければ、アウトドア用品やDIYグッズ、ベビーカーなど大きなものを収納できるため、室内もすっきり片付くでしょう。

生活空間への移動距離が短い

住居内に設けたビルトインガレージでは、駐車スペースから住居スペースまでの生活動線を短くできます。屋外に出ることなく移動できるので、雨や雪など天候の影響を受けません。車の乗降に時間がかかる小さい子ども連れや高齢者には特に嬉しいメリットです。

また、ビルトインガレージをキッチンの勝手口のそばに設置すれば、買ってきた食材や調味料などを運び入れやすくなるので、家事動線も最小限に抑えられます。

ビルトインガレージのデメリット

後付け・リフォームが難しい

住居の1階部分につくるビルトインガレージは、新築時に設計する必要があります。最初に住居だけを建ててしまうと、構造や間取りの問題によってビルトインガレージを後付けできないケースがほとんどですので、注意しましょう。

同様の理由で、最初に設置したビルトインガレージを広くしたり狭くしたりするリフォームも難しいです。住まいを建てるときに、将来的なビルトインガレージの用途もよく検討する必要があります。

たとえば、今は車1台だけを停められる大きさで十分だと思っていても、子どもが大きくなって車を2台、3台駐車するスペースが必要になるかもしれません。その場合は、あらかじめゆとりのある広さを確保しておくとよいでしょう。

建築費用が高くなる可能性がある

ビルトインガレージをつくると、一般的な住宅よりも建築費用が高くなります。

開口の大きいビルトインガレージを設けることにより、1階に建物を支える壁が少なくなります。それにより、建物自体の強度が下がってしまう可能性があるので、十分な強度を確保するために、建築費用が高くなるケースが多いです。

また、ビルトインガレージの広さや開口部の大きさなどに制限が出ることもあるでしょう。ビルトインガレージの住宅を検討するなら、予算を多めに考えておく必要があります。

排気ガスのにおいやエンジン音の対策が必要

住居の中に駐車スペースがあるため、ガレージの中の排気ガスが居室スペースに入り込んだり、エンジン音が響いたりする可能性があります。

ビルトインガレージを設置するときは、ガレージ内に換気扇を取り付けるなど換気対策が必須です。また、車のエンジン音やガレージのシャッターの開閉音が室内に響くことも考えられます。早朝や深夜に車の出し入れをおこなう家族がいる場合は、寝室とガレージを近くに配置しないようにするなど、間取りの工夫をしましょう。

35坪で建てるビルトインガレージの間取りアイデア

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延べ床面積35坪の土地でビルトインガレージを採用するときの間取りのアイデアをいくつか紹介します。ビルトインガレージは狭小地を有効に活用できる間取りなので、居室と駐車スペースを上手に配置できるよう、参考にしてみてください。

車1台分のガレージを設ける場合

車1台のビルトインガレージをつくる場合、2階建てや3階建てにすれば3~4LDKのゆとりある間取りを設けられます。3人〜4人家族でも十分な居室スペースを確保できるでしょう。また、部屋数をもう少し多く取りたい場合は、4〜5LDKの間取りも可能です。

たとえば、1階にビルトインガレージと1部屋、水回りを設け、2階にLDKと和室、3階に家族の居室スペースをつくれば、それぞれ家族のプライベートな空間を確保できます。2階建ての場合は、ビルトインガレージのほかに1階部分に2部屋設け、スペースを十分取れる2階にリビングと1部屋をつくる間取りもおすすめです。

車2台分のガレージを設ける場合

35坪あれば車2台分のビルトインガレージも実現できます。ビルトインガレージに車2台分のスペースを確保する場合、間取りは2階建てまたは3階建ての2〜3LDKが可能です。

車を2台駐車するならガレージに10坪ほどが必要になります。1階部分はガレージのほかに寝室や子ども部屋、水回りなどが設けられるでしょう。しかし、ガレージ部分と居住スペースが近いと、音が伝わりやすく生活のさまざまな面で支障をきたす場合がありますので、防音性のある資材や寝室などとは離れた間取りにするなど対策が必要です。

子どもが2人いる場合は、大きくなったときのことを考えて、子ども部屋を分割できるような仕切りを取り付けられるつくりにしておくと便利です。また、高齢の家族がいるなら、階段の上り下りのない1階の居室を使ってもらうのもよいでしょう。

十分な広さがある2階部分にLDKをつくれば、採光や通風も確保できます。

平屋でガレージを設ける場合

35坪で平屋のビルトインガレージをつくることも可能です。平屋の場合は、容積率が低くなるので、ガレージは車1台分が一般的です。また、間取りは2LDKが適当でしょう。

平屋は2階部分がないため、自由に天井の高さを設定でき、屋根の計上に合わせて外観デザインの自由にできる点が人気です。子どもが育ったあとの夫婦二人の住まいにも適しています。ビルトインガレージだけではなく、居室スペースも自由な発想で暮らしやすさや快適さを追求した住まいづくりができます。

自分好みのビルトインガレージを実現しよう

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ビルトインガレージは、車好きの方や狭小地でマイホームを建てたい方に人気の間取りです。駐車スペースを確保する分、居室スペースは狭くなりますが、延べ床面積35坪あれば工夫次第で2〜3LDK、さらに4LDKの間取りにすることも可能です。

また、車2台分のビルトインガレージもつくれるので、専門家と相談しながら生活スタイルに合わせた快適な住まいづくりのプランを立ててみてください。

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