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家庭用サウナの設置にかかる値段はどれくらい?種類ごとの費用相場を解説

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【目次】

「好きな時に自由にサウナを楽しみたい」といった夢を叶えたいと考える方は少なくありません。 とはいえ、実際に家庭用サウナを導入するには「どのくらいの値段になるのか」「どんな種類を選べばよいのか」と悩むこともあるでしょう。

本記事では、家庭用サウナの主な種類や特徴、設置にかかる費用相場をわかりやすく解説します。 自宅サウナを検討している方は、導入時の参考にぜひご覧ください。

家にサウナを設置するメリット

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家にサウナがあれば、日常の暮らしの中でいつでも気軽に利用できます。ここでは、家庭用サウナを導入することで得られるメリットを紹介します。

自分好みのサウナを設置できる

家庭用サウナをオーダーメイドで設置すれば、部屋の雰囲気と調和したデザインに仕上げることが可能です。 椅子の高さやサウナルームの天井高も、利用者の身長や好みに応じて調整できるため、快適で使いやすい空間をつくれるでしょう。 注文住宅であれば、設計段階から設置場所を決められるのも大きな魅力です。

浴室の隣に配置すれば、入浴までの移動がスムーズになります。家族での利用を想定して広めに設計すれば、複数人で楽しむこともできます。 サウナに使用する木材や照明も選びやすく、香りや肌触り、明るさなど、自分のこだわりを反映したサウナを実現できるでしょう。

いつでも好きな時にサウナを楽しめる

通常、サウナを楽しむには温浴施設などの専門施設まで足を運ぶ必要があります。 施設では定休日や営業時間が定まっているため、自分のスケジュールにあわせにくい場合もあるでしょう。 その点、家にサウナがあれば、好きなタイミングで使用できます。 家事の合間や仕事終わりのひとときにも利用しやすく、気分転換にも最適です。

仕事の都合で深夜しか時間を取れない方や、施設の営業時間内に間に合わない方でも、家にサウナがあれば時間を気にせず利用できます。 夜間や休日の比較的混雑する時間帯でも、自宅であれば待ち時間もなく、自分のペースでゆったりとサウナを楽しめるでしょう。

料金を気にせず気軽に利用できる

家庭用サウナは、コストパフォーマンスの高さも大きなメリットです。サウナが好きで「毎日でも入りたい」と思っていても、施設料金を考慮すると頻繁に通うのをためらう方も多いでしょう。 個室サウナや貸切タイプの場合は、1回あたりの料金が5,000円を超えることもあり、継続的に通うとなれば大きな出費につながります。

家のサウナは設置時に初期費用が必要ですが、以降のランニングコストは電気代やガス代などの光熱費が中心です。 施設利用と比べて1回あたりの負担を抑えられるため、長く使うほど経済的な選択といえるでしょう。

リラックスできる時間を家族と共有できる

家にサウナがあると、他の利用者への挨拶やマナーを気にする必要がなく、自分のペースで楽しめるのが魅力です。 プライベート空間なので、好みの体勢でくつろいだり、温度を自由に変えたりと、自分のペースで過ごせます。その日の体調や気分にあわせて温度調整ができる点も、自宅サウナのメリットです。

サウナはある程度の広さを確保すれば、家族一緒に利用することも可能です。 会話を楽しみながらリラックスできるひとときは、家族の絆を強められる貴重な時間となるでしょう。

家庭用サウナの設置にかかる値段はどれくらい?

家庭用サウナを設置するには「値段はどのくらいするのだろうか」と気になる方は多いのではないでしょうか。 サウナの費用相場を把握しておくことで、資金計画も立てやすくなるでしょう。 家庭用サウナの設置の際に、必要となる値段の相場を解説します。

家庭用サウナは初期費用と維持費がかかる

家庭用サウナを導入する際は、本体価格の他に維持費もかかります。 サウナにはさまざまなタイプがあり、同じ種類でも機能やデザインによって価格には幅があります。 維持費もサウナの仕様によって変わるので、使用頻度やライフスタイルに合ったものを選びましょう。 予算や希望に応じて柔軟に検討できるのは、家庭用サウナのメリットです。

家庭用サウナの初期費用の内訳と相場

サウナ本体は種類によって購入費用が異なりますが、目安となる金額を以下にまとめました。

  • 屋内設置型のホームサウナ(ドライサウナ):100万円~
  • バレルサウナ:100万円~
  • ログサウナ:150万円~
  • テントタイプの簡易サウナ:10万円~

上記はあくまで参考価格であり、製品の仕様やグレード、メーカーによって金額は大きく異なります。 また、本体費用の他にも配送費用や工事費、ストーブやサウナストーンなどの備品費用も加算されます。 家庭用サウナの総額は導入予定の製品によって異なるため、事前に見積もりを取り、内容を十分に確認するのがおすすめです。

家庭用サウナの維持費の内訳と相場

家庭用サウナの維持費は、電気ストーブ式か薪ストーブ式かによって異なります。 電気ストーブ式サウナの場合、1時間あたりの電気代はおおよそ100~120円が一般的な目安です。 毎日サウナを1時間使用したら、1か月で3,000~3,600円程度となります。 薪ストーブ式サウナは薪代や着火剤が必要となり、質の良い薪を使い、広めのサウナであれば1時間500円以上になることも。

毎日1時間使用すれば、1か月で15,000~22,500円程度になることがあります。 ただし、サウナの断熱性・薪の種類・電気料金の単価・外気温などによって値段は大きく変動するので、この範囲はあくまで参考値です。 バレルサウナなどの屋外設置型のものは、上記に加えて定期的な塗装が必要です。

家庭用サウナの主なタイプ

家庭用サウナは、大きく分けて「屋内設置型」と「屋外設置型」の2種類です。 ここからは、家庭用サウナそれぞれのタイプの特徴を解説します。

屋内設置型

屋内設置型は、屋内に取り付けるタイプのサウナです。 代表的な屋内設置型として「埋め込み型」と「据え置き型」の2種類をご紹介します。

埋め込み型

埋め込み型は空き部屋や浴室など、既存のスペースに設備を埋め込んで設置するサウナです。 注文住宅であれば、設計段階からサウナの導入を前提に間取りを決められます。水風呂や休憩スペースも含めた理想的なサウナをつくれるでしょう。 埋め込み型サウナの最大の魅力は、デザインや仕様の自由度の高さです。

木材や照明、サウナストーブの種類など、細部までこだわったオーダーメイドも可能です。 埋め込み型サウナは耐久性や快適性にも優れた商品があり、サウナを日常的に楽しみたい方にとっては満足度が高いといえるでしょう。

据え置き型

据え置き型は、主にボックス型のサウナルームを室内に設置するタイプのことです。 設置工事が不要なモデルも多く、比較的手軽に導入できる点が魅力です。 ただし、既存のスペースに設置するため、デザインや配置の自由度は制限される可能性があります。 空間全体をより自分好みに仕上げたい場合は、埋め込み型を検討することをおすすめします。

屋外設置型

屋外設置型は、庭などの屋外にサウナを設置するタイプです。 樽型のバレルサウナやログハウス風のサウナなどが、代表的なスタイルとして知られています。 サイズやデザインの自由度が高く、好みにあわせて選びやすい点が魅力です。 外気浴をすぐに楽しめるのも、屋外設置型ならではのメリットといえるでしょう。

簡易型

お試しで家庭用サウナを経験したい方におすすめなのが、簡易型のサウナです。 テントタイプのサウナなどがあり、設置や撤去が簡単にできます。 簡易型サウナは、ベランダでも使用できる手軽さから人気がありますが、本格的なサウナと比較すると物足りないと感じる場合もあります。

まずは簡易型で自宅サウナを試してみて、その後に埋め込み型や屋外設置型に移行するのもおすすめです。

屋内設置型の家庭用サウナの費用相場

ここでは、屋内設置型の家庭用サウナの費用相場を紹介します。 なお、以下の金額はあくまで初期費用の目安です。仕様や施工内容によって大きく変動します。

ドライサウナ

ドライサウナの初期費用の相場は、埋め込み型で100万~200万円以上、据え置き型で50万~200万円以上です。 ドライサウナは高温で低湿度の環境をつくるサウナで、日本の銭湯やスポーツジムなどでも広く導入されています。 室温は一般的におおよそ80〜100℃、湿度は10〜20%程度です。サウナ内は乾燥しており、短時間でしっかりと汗をかけるのが特徴です。

ドライサウナは湿度が低いためカビや菌の繁殖リスクが少なく、比較的メンテナンスをしやすいのがメリットになります。

遠赤外線サウナ

遠赤外線サウナの初期費用の相場は、据え置き型のボックスサウナで30万円~、寝転がって使用するドームサウナは数万円~数十万円とされています。家庭用サウナの中でも比較的導入しやすいタイプといえるでしょう。 遠赤外線サウナは、ヒーターから放射される輻射熱で体をじんわりと温めるタイプのサウナです。

室温を高くしなくても発汗が期待できるため、一般的な室温は50〜70℃と低めで、熱さが苦手な方や初心者にも利用しやすくなっています。 温度が低めな分、体への負担も少なく、リラックスしながらサウナを楽しめます。

スチームサウナ

初期費用の相場は埋め込み型で70万~100万円以上、据え置き型で30万~80万円以上です。ただし、仕様や施工内容によって変動するため、実際の費用は確認が必要になります。 スチームサウナは水蒸気によって室内を温めるタイプで、ドライサウナと比べて室温は低く湿度が高いのが特徴です。

温度は40〜80℃前後、湿度は80〜100%程度と高く、体への負担が少なく、ゆったりとリラックスしながら汗をかけます。 スチームサウナは高湿度のため、こまめな掃除や換気が必要ですが、落ち着いた環境でじっくりサウナを楽しみたい方におすすめです。 温度は40〜80℃前後、湿度は80〜100%程度と高いため、体への負担が少なく、リラックスできます。

スチームサウナはこまめな掃除や換気が必要ですが、落ち着いた環境でじっくりサウナを楽しみたい方におすすめです。

ミストサウナ

初期費用の相場は、本体価格が壁掛け式で15万円~、天井埋め込み式が30万円~となります。さらに、工事費用も発生します。仕様や施工内容によって費用は変動するため、あくまで目安として考えましょう。 ミストサウナは、細かい水滴を噴霧して体を温める湿式タイプのサウナです。

浴室の天井や壁に設置するだけで利用でき、省スペースで手軽に導入できます。 室温はおおよそ40℃と低く、サウナ特有の息苦しさが少ないのが特徴です。 また、一般的に湿度は90%以上と非常に高く、実際の温度以上に温かさを感じやすく、体への負担も少なく利用できます。 ミストサウナの設置費用は「壁掛け式」か「天井埋め込み式」かによって異なります。 壁掛け式の方がシンプルな構造であり、価格を抑えやすいでしょう。

一方の天井埋め込み式は、スタイリッシュでデザイン性に優れる分、施工費が高くなる傾向があります。

屋外設置型の家庭用サウナの費用相場

屋外設置型サウナは、屋内設置型では味わえない解放感が得られるのが魅力です。 サイズや熱源に制限が少なく種類も豊富なため、自分の好みにあったサウナを選びやすいでしょう。 ここでは、屋外設置型の主な種類と特徴、初期費用の相場について解説します。

バレルサウナ

バレルサウナの費用は大きさによって異なりますが、150万~300万円程度が目安です。 バレルサウナは、樽のような円筒形の形状が特徴のサウナです。

曲線を生かした構造により熱が循環しやすく、効率的に室内を温められるため、ロウリュ(サウナストーンに水やアロマ水をかけて蒸気を発生させ、室内の温度と湿度を一気に上げる方法)を行った際には高温で本格的なサウナ体験を楽しめます。 屋外に設置することで天然木の香りや景色と調和し、自然を身近に感じながら深いリラクゼーションを得られるのも魅力です。

デザイン性にも優れ、庭やテラスに置くだけで非日常的な雰囲気を演出できるでしょう。 また、円筒形は外部からの圧力に強く耐久性にも優れているため、比較的長く使用できます。 注文住宅を申し込む際にあわせて計画すれば、庭のレイアウトや外気浴スペースと一体化させた理想的なサウナ空間が実現するでしょう。

ログサウナ

ログサウナの値段はサイズや仕様によって異なりますが、目安として150万円以上となります。 ログサウナは、木のぬくもりあふれるログハウスのような外観が特徴です。室内は、断熱性や保温性に優れています。 木の種類によって香りや質感が異なり、自然素材ならではの独特の雰囲気を味わえるのも魅力です。

また、外気浴もできるため、自然を感じながらリラックスでき、住まいの楽しみ方が広がります。 注文住宅であれば、庭やテラスと一体化させたレイアウトにでき、住まい全体に統一感を持たせられます。

サウナ小屋

サウナ小屋は、キットを使用する場合は100万〜300万円が価格の目安です。ただし、自身で木材を加工して作成すると、費用を抑えられるでしょう。 サウナ小屋は、庭や敷地内に建てる小規模な独立型のサウナ施設のことです。完成済みのボックスタイプとは異なり、自分で組み立てたりアレンジしたりできるのが特徴です。

デザインやサイズを自由に調整できるため、自分のライフスタイルや理想にあわせたサウナをつくりやすいでしょう。 キットとして販売されているものもあり、設計から自作するのが不安な方や時間のない方でも比較的導入しやすくなっています。 小屋を設置することで、一戸建ての屋外スペースを有効活用したい方にもおすすめです。

テントサウナ

テントサウナの初期費用は付属品の有無やサイズによって異なりますが、目安として10万〜50万円程度です。 テントサウナは、専用のテントをサウナルームとして活用する組み立て式のタイプです。 庭やベランダなど、テントを張れるスペースがあれば手軽に設置できます。アウトドア感覚でサウナを楽しめるのが、魅力です。

熱源には薪ストーブが使われることが多く、ロウリュも可能なため、気軽に本格的なサウナ気分を味わえるでしょう。 ただし、低価格帯の商品ではストーブが付属しない場合もあるので、導入時には付属品の有無を確認しておくことが大切です。

家庭用サウナの設置費用は住宅ローンに組み込める?

注文住宅で家庭用サウナを設置する際は、金融機関によっては住宅ローンに組み込める場合があります。 ただし、住宅ローンに組み込む基準や手続きは金融機関によって異なるため、事前に条件を確認しておきましょう。 早めにハウスメーカーや金融機関へ相談しておけば、安心して計画を進められます。

また、リフォームでサウナを導入する場合、リフォームローンを活用できるケースがあるので、気になる方はチェックしておきましょう。

まとめ

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家にサウナを設置すると、好きな時間に利用できることや、家族とリラックスする時間を共有できるなど多くのメリットがあります。 サウナには多くの種類があり、それぞれ値段や特徴も異なるため、自分のライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。

注文住宅であれば、設計段階からサウナを組み込め、浴室や脱衣所とつながる使いやすい配置にすることが可能です。プロのアドバイスを受けながら計画できるため、理想のサウナが完成するでしょう。

パナソニック ホームズでは、家庭用サウナを含めた住まいのご相談を承っており、快適性とデザイン性を両立したプランをご提案しております。 自宅にサウナのある暮らしを検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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