住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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【目次】
リビングをより快適でおしゃれに演出する方法として注目されているのが「ロースタイルリビング」です。ロースタイルリビングは、ソファやテーブルなどの家具を低めに揃え、床に近い目線で過ごせるリビング空間のことです。
ロースタイルは空間にゆとりを感じさせ、落ち着いた雰囲気をつくり出す魅力があります。 本記事では、ロースタイルリビングにする方法やメリット、採用する際のポイントを分かりやすく解説します。
ロースタイルリビングとは、床に近い目線で家具や空間をコーディネートしたリビングのことです。天井が高く感じられ開放感が生まれることや、床に近いことで家族やペットとの距離が近くなります。 ロースタイルのリビングをつくる方法は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、家具やインテリアの配置を工夫して低さを演出する方法です。
2つ目は、建築段階で床の高さを下げる「ダウンフロア」で空間自体をデザインする方法です。 ここでは、リビングをロースタイルに仕上げる2つの方法を解説します。
ロースタイルリビングは、家具の高さを統一して低めに抑えることで実現できます。 背の高い棚やソファを避け、ロータイプのテーブルや座面の低いソファを選ぶことで、ロースタイルを演出できます。
また、観葉植物や雑貨は床や低い棚の上に置き、照明もペンダントライトやスタンドライトなどを低めに設置すると、全体のバランスが整い、より心地よい空間になるでしょう。インテリアの工夫でロースタイルリビングをつくる方法は、手軽にできるのがメリットです。
ロースタイルリビングをつくる方法として「ダウンフロア」を採用する方法もあります。ダウンフロアとは、部屋の一部の床の高さを周囲より一段下げてつくるスペースのことです。 リビングに取り入れることで、同じ空間の中でも視覚的な変化が生まれ、ゾーニングや開放感の演出に役立ちます。
ダウンフロアでロースタイルリビングに仕上げるには、設計や施工の技術力が求められます。一方で、特別感のある住空間を望まれる方にはおすすめのスタイルです。
インテリアでつくるロースタイルリビングは、手軽に取り入れられることやライフスタイルの変化に合わせてアレンジできるのが大きな魅力です。 ここでは、インテリアで実現するロースタイルリビングのメリットを詳しくご紹介します。
インテリアでロースタイルリビングをつくる方法は、スタイルの変更がしやすいのがメリットです。 ダウンフロアのように改装工事が必要な方法とは異なり、家具で実現するロースタイルリビングなら、買い替えるだけで元のリビングに戻せます。
工事に比べて費用を抑えられるため、家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に空間づくりを続けやすいでしょう。
ソファやテーブルなどの家具を低めに揃えることで、視線が自然と下がり、天井が高く感じられます。 限られた床面積でも、実際より広々とした印象を与えられるでしょう。 開放感を出したい方におすすめです。
目線が下がることで心理的に安心感が生まれ、床に近い暮らしならではのくつろぎ感や温もりが得られるでしょう。 さらに、ラグやクッションなどのアイテムをプラスすると、よりリラックスした空間に仕上がります。
床に座ったり寝転んだりしやすいため、ペットと同じ高さで過ごしやすく、コミュニケーションが取りやすい空間になります。
家具の買い替えや配置換えだけで雰囲気を変えられます。 季節や気分に合わせた模様替えも楽しめるため、自由度の高い空間づくりが可能です。
ダウンフロアは、床の一部を下げることで空間の印象を大きく変えられるデザイン手法です。 ここでは、ダウンフロアを取り入れてリビングをロースタイルにする際のメリットをご紹介します。
ダウンフロアは床を下げることで天井までの高さが増し、リビングに開放感が生まれます。 縦方向の空間が広がることで、同じ面積の空間よりも広く感じられるでしょう。 さらに、リビングに吹き抜けを設けると、より開放感のある広々とした空間が実現できます。
ダウンフロアを取り入れると、視線が自然に下に向き、空間全体に落ち着きが生まれます。ソファやテーブルを低めに揃えることで、さらにゆったり過ごせるスペースになります。 床の段差が視覚的な区切りとなり、リビング全体を居心地の良い空間として感じられるでしょう。
子どもやペットと過ごす場合も、自然と目線が近くなるため安心感が高まります。ダウンフロアでつくるロースタイルリビングは、家族みんながくつろげる空間になるでしょう。
ダウンフロアで生まれる床の段差は、収納スペースとしても活用できます。 段差部分に引き出し式の収納を取り付ければ、すぐに物を片付けられ利便性が上がります。 収納を兼ね備えたダウンフロアにより、リビングの使い勝手とデザイン性を高められるでしょう。
ダウンフロアのロースタイルリビングは、床に段差ができることによって視覚的に空間分けが可能です。 壁や仕切りを設置しなくても、ダイニングとリビングを間仕切りできるでしょう。 ダウンフロアは空間にメリハリをつくり、リビング空間が洗練されます。
ロースタイルリビングをつくる際は、家具選びや配置の工夫が重要です。 ここでは、ロースタイルのリビングのインテリアを選ぶコツをご紹介します。
ロースタイルリビングをバランス良く整えるには、家具の高さを統一することが大切です。 ソファやテーブル、収納家具をロータイプで揃えると、視線が低くなり空間が広く感じられます。 家具の高さの目安は、60cmを上限にするのがおすすめです。 さらに、脚のないフロアソファやローテーブルを選ぶと、より洗練されたロースタイルリビングになるでしょう。
ロースタイルリビングは、床に座るスタイル「床座」を意識した空間づくりもおすすめです。床座により、視線が低くなるため、リビングでゆったりと過ごせます。 床座をする際は、椅子の代わりとなる「あぐらクッション」を取り入れると、座った時に楽な姿勢でリラックスできるでしょう。 床座は、居心地の良さを高める工夫として取り入れるのがおすすめです。
ロースタイルリビングは、ポイントを押さえると快適な空間になります。 ここからは、ロースタイルリビングを採用する際の、5つのポイントを解説します。
ロースタイルリビングは床に近い生活になるため、寒い時期は冷えを感じやすくなります。 暖かく快適に過ごすには、床暖房を導入することがおすすめです。 床暖房を導入する際は「種類(温水式か電気式)」「設置する面積」「初期費用」「ランニングコスト」を総合的に検討することが重要です。
床暖房は、ライフスタイルや将来を見据えたうえで、設備を選ぶと良いでしょう。専門知識のあるハウスメーカーに、相談することも大切です。 快適で長く住み続けられる家づくりを検討される際は、床暖房を含めた住空間設計に強みを持つパナソニック ホームズにぜひご相談ください。
ロースタイルリビングは、掃除がしやすい工夫をすることもポイントです。 家具は数を増やしすぎず、壁際にまとめて配置するのがおすすめ。掃除機やロボット掃除機が通りやすい動線を確保しましょう。日常生活で、床に物を置かない習慣を意識することも大切です。 家具のレイアウトを意識し掃除しやすい環境にすることが、ロースタイルリビングをきれいに保つポイントです。
ダウンフロアを設置する場合は、十分な換気計画を立てることがポイントです。ダウンフロアは床を一段下げるため、床下空間が狭くなり湿気がこもる可能性があります。 適切な防湿処理や換気設計(通気口の設置)を行えば、通気性を確保できます。 ダウンフロアをつくる際は、ハウスメーカーと十分な換気計画を打ち合わせすることが大切です。
ロースタイルリビングでダウンフロアを設置する際は、技術力と設計力が求められます。 段差の高さや空間全体の見え方を緻密に計算できる施工会社であれば、理想的な仕上がりが期待できるでしょう。
施工実績が豊富な会社であれば、これまでの経験を活かしてお客様のご要望に合わせた提案が可能です。 デザイン性と快適さを両立したロースタイルリビングを実現したい方は、豊富な実績と提案力を持つパナソニック ホームズまでお気軽にご相談ください。
ロースタイルリビングは、インテリアを工夫して実現する方法と、ダウンフロアを採用して設計段階から取り入れる2つの方法があります。 床に近い暮らしは、心地よさや落ち着きに加え、開放感も感じられるのが大きな魅力です。
快適さとデザイン性を兼ね備えたロースタイルリビングをご検討の際は、ぜひパナソニック ホームズまでご相談ください。理想の住まいづくりをしっかりとサポートいたします。