住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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2011年8月31日
パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:藤井 康照)では、業界最小の150mmピッチの設計モジュールを採用し、優れた空間活用力を実現する重量鉄骨の都市型住宅『Vieuno』(ビューノ)を、2011年9月1日より新発売いたします。
『Vieuno』外観
商品名 | 『Vieuno』(ビューノ) |
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発売日 | 2011年9月1日 |
構造 | 重量鉄骨ラーメン構造 |
プラン | フリープラン |
販売地域 | 北海道、沖縄、積雪寒冷地域を除く全国 |
販売目標 | 初年度300棟 |
首都圏をはじめとする都市部の住まいづくりは、狭い敷地や建物の密集、厳しい法的建築制限への対応など、郊外の住まいづくりに比べて、条件やあり方が大きく異なります。都市部の限られた敷地を有効活用するためには、建物を多層化して高度利用を図るほか、住居専用にとどまらず、立地を生かして自宅と店舗・賃貸との併用や賃貸専用など、多彩なプラン・用途の建物が提案できることが、都市型住宅に求められる要件となってきます。
また一方で、デザインセンスの良い外観をはじめ、耐震性・耐久性が高く資産価値を維持できること、環境にやさしく省エネで快適なくらしに配慮した提案等も求められる傾向にあります。
パナホームは、1977年から重量鉄骨住宅の開発に着手。ビル建築の構造・機能を住宅に応用展開し、都市部で広く、快適にくらせる住まいの提供を行ってまいりました。その歴史と実績の最新形が、このたび新発売する都市型住宅『Vieuno』となります。
Vie | (仏語:人生) | |
View | (英語:眺め) | |
Uno | (伊語:一番) | |
を組み合わせた造語。 |
当社は、パナソニックグループの住宅会社として、グループが推進する環境性能をはじめ、優れた基本品質や施工技術で応える住まいを「エコアイディアの家」として開発しております。
「エコアイディアの家」は、CO2排出量の削減に貢献する“環境の価値”、長く住み継ぐことができる“資産の価値”、家族の絆を育み、楽しさや喜びを広げる“くらしの価値”を高める住まいとして、次世代のくらしを提案します。
このたび新発売する『Vieuno』は、「エコアイディアの家」の取り組みを、“強く、自由で、快適な都市のくらしを提案する重量鉄骨住宅”として具現化。重量鉄骨の優れた強度と耐久性により、高い資産価値が維持できるとともに、業界最小 150mmピッチ※1のモジュールの新採用できめ細かな設計対応ができ、高い「敷地対応力」「ゆとり創造力」「大空間力」を実現します。
また、次世代省エネルギー基準を標準仕様でクリアする優れた断熱性能をはじめ、パナソニックエコシステムズ㈱との共同開発による「エコナビ搭載換気システム」など、各種の省エネ設備・仕様の提案で、優れた環境性能を実現。パナソニックグループが推進する環境配慮製品「グリーンプロダクツ(GP)」認定制度において、住宅として初めて「ダントツGP」※2に認定されています。
『Vieuno』では、光と風にあふれるワイドなリビングを上階に設けたり、ガレージの上部をオーバーハングで居室にするなど、都市型住宅ならではのプランニングが可能です。また、自宅専用としてだけでなく、自宅と賃貸住宅や店舗、オフィスの併用プランなど、都市のニーズに多彩に対応します。階数は、3階建を中心に4階建や5階建まで敷地や用途に合わせて対応できます。
『Vieuno』の重量鉄骨構造は、高層ビルにも採用されている純ラーメン構造に、当社独自の技術を加えて開発。鉄骨構造体の接合部は、精度にバラつきが出やすい溶接加工をなくし、特殊高張力ボルト接合を採用することで、建物全体で優れた強度を実現します。
また、間口の最大幅は7.2m※3のビッグスパンが可能。(柱サイズ200mm角の場合)重量鉄骨構造ならではの、柱の少ない大空間の住まいが実現できます。
3階建以上の多層住宅の場合、建物の振動は、自動車・鉄道や工場等による外的な要因によるもののほか、居住者の歩行等による加振に対して建物の振動数が同調した場合、揺れが増幅されて感じる場合があります。これは、2階建に比べて振動数が人の感じやすいゆっくりとした揺れであることに起因します。
『Vieuno』では、建物の揺れと逆方向におもりを揺らすことで、建物の揺れを約2分の1以下に低減する「TMD制振装置」を屋上部に標準採用。建物の揺れは、日常生活に支障のないレベルに低減されます。
また、センサーと動力の働きでさらに制震効果が高い「AMD制振装置」もオプションで用意しています。(5階建には標準採用されます)
※TMD:Tuned Mass-Damper。AMD:Active Mass-Damper。
『Vieuno』は、自宅専用プランだけでなく、賃貸専用住宅として建築することや、自宅と店舗・賃貸住宅などを併用することができ、収益生活を実現できます。重量鉄骨構造の特長を生かし、ワイドスパンの店舗や、多層化による賃貸住戸の増設にも対応しやすくなっています。
また、敷地が狭く、3階建では十分な面積が確保できない場合や、賃料収益が見込める立地で店舗や賃貸との併用プランにする場合、4階建、5階建にも対応できます。
間口・奥行きのそれぞれにおいて、150mmピッチで建物の設計が可能。外観・室内のそれぞれにおいて、きめ細かく空間の立体活用ができるほか、斜線制限をはじめ各種の法的建築規制にも空間の無駄なく対応することができます。また、天井高は階ごとに 2,265・2,415・2,565mmから自由に設定できます。
なお、建物内部から施工する“狭小地工法”を採用。足場が不要なこの工法により、隣地境界線からわずか30cmの隙間があれば施工できます。
150mmピッチの設計モジュールは、軽量鉄骨の戸建住宅『CASART(カサート)』 <2011年1月新発売>や賃貸住宅『FICASA(フィカーサ)』<2011年4月新発売>にも採用しております。
上層階は、最長2,250ミリまで張り出しのできるオーバーハングが可能。居住面積を確保しながら、階下にガレージを設けて敷地を有効活用できるほか、変化に富んだ個性的な外観の創出もできます。
建築基準法の北側斜線制限に対応する場合、建物が真北に正対していなければ、2方向に制限斜線がかかることになり、その分大きく居住面積が犠牲になります。「ビューノ」は2方向同時に、複数の階にわたって勾配屋根にすることが可能。室内の勾配天井側はバルコニーにしたり、床を下げて書斎にしたり、多目的に活用しながら建築制限をクリアすることができます。
勾配屋根空間のプラン例
次世代省エネルギー基準を標準仕様でクリアする優れた断熱性能をはじめ、パナソニックエコシステムズ㈱との共同開発による「エコナビ搭載換気システム」など、各種の省エネ設備・仕様の提案で、優れた環境性能を実現。パナソニックグループで推進する環境配慮製品「グリーンプロダクツ(GP)」認定制度において、独自の判定基準に基づき、住宅として初めての「ダントツGP」に認定されています。
室内外の気温を各所のセンサーで検知し、自然換気と機械換気の自動切り替えで快適で省エネルギーな空調を行う「エコナビ搭載換気システム」※4を新しく採用。このシステムは、床下の新鮮な外気を住まいに取り込み、住まい全体に巡らせます。また、常にセンサーが室内外の温度を計測することで、夏は涼しい空気を送り込み、冬は自然換気とするため、冷暖房のコスト低減に貢献します。なお、リビングに設置する換気設備「呼吸の道タワー」には“ナノイー機能” ※5を搭載。微粒子イオンの働きにより、脱臭効果があります。
屋根・外壁・天井など家全体を高性能な断熱材で包み込み、さらに基礎断熱方式も採用することで、「家まるごと断熱」を採用。夏涼しく冬暖かい地熱を活用することで熱ロスを低減し、冷暖房効率を高め、快適で省エネルギーな居住性の実現に貢献します。
総厚220mm※6の外壁は、外装パネルと内装パネルで構成する「ダブルウォール」。また、外壁仕上げは、光触媒タイル「キラテック」を採用。厚みのある壁体と陰影あるタイルのデザインが、外壁に重厚感を創出します。「ダブルウォール」は、壁体内に自然通気のできるスペースを十分確保することで結露を防ぎ、断熱材や外装材の劣化を防ぐほか、断熱性や遮音性にも優れています。
自宅で電気・熱エネルギーを創り、効率よく使うことで省エネのくらしを実現する“W発電仕様”を用意。CO2排出量を削減し、光熱費の節約に貢献できます。パナソニック製のソーラー発電システムとエネファームに加え、家庭内のエネルギー収支が画面で随時確認できる「ECOマネシステム」も併用することで、省エネ意識の高揚にも役立ちます。
標準仕様とされている内容は当社推奨のものであり、お客様のご要望・建築地域・販売会社その他の要因により、採用・搭載されない場合があります。