住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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2011年10月5日
パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:藤井 康照)は、エコアイディアの新技術で、CO2±0(ゼロ)のくらしを実現する住まい『CASART TERRA(カサート・テラ)』を、2011年10月6日より新発売いたします。
『CASART TERRA』 外観
近年、生活者の節約志向が高まっており、光熱費の負担をできるだけ抑えることができる住まいやくらしが求められています。また、社会全体で低炭素化を目指す中、住まいやくらしにおいて自然を上手く活用し、省エネルギーで快適にくらすことへの価値観も高まっています。
パナソニックグループの住宅会社として、環境配慮した住まいを「エコアイディアの家」として提供してきた当社は、できるだけ少ないエネルギーで快適にくらせるとともに、さらに環境負荷を低減する住まいを追求し、2010年4月、東京大学・株式会社 日建設計・海法圭建築設計事務所との産学共同研究とパナソニックグループ連携により『CO2±0(ゼロ)住宅』の開発に着手。同年7月には本社工場(滋賀県東近江市)の研究棟における居住実証試験を開始し、商品化を目指して研究・開発を進めてまいりました。
一方、生活者の価値観は、当社が4月に実施した震災前後の意識変化の調査において、「あまりエネルギーに頼らない生活をする」という人の割合が39ポイント増の54%に急増。そして、環境に配慮した生活をしている人の約50%以上が、「日々のエコ活動に疲れや飽きを感じている」と回答しており、環境に対する取り組みと、便利で快適な生活の実現のためにジレンマが発生している状況が伺えます。(当社調べ)
これらのことから、今後の住まいには、日常生活において特別な意識や取り組みを必要とせず「節約」や「環境貢献」が実現できる環境性能がより一層求められるといえます。
このたび新発売する『CASART TERRA』は、エコアイディアの新技術でCO2±0(ゼロ)のくらしを実現する住まいとして開発。地熱の有効活用による“家まるごと断熱”や“エコナビ搭載換気システム”により省エネルギーで快適な居住環境を創出し、太陽光発電システムとエコキュート・エネファームの組み合わせで、CO2排出が収支ゼロになり、光熱費を大幅に節約するくらしを提案します。また、空間設計においては、大空間や大開口により、太陽光、風、緑、地熱などの自然の恵みを生かし、四季を通してエコで心地よくくらせるよう、“家族と未来を育む日本の家”として提案してまいります。
さらに、建てる前も、建てた後も、環境にやさしく経済的なくらしのためのサポートメニューを用意。お客さまとパナホームが一緒になって、地球環境と共存できる住まいとくらしをめざしてまいります。
Casa | (家) | |
Art | (芸術・建築・技術) | |
Terra | (地球) | |
美しく尊い、永遠の地球のために。人と自然が調和し、未来につなげる住まいを提供したい。住まいとくらしを通して、環境革新企業としての使命を果たす。そんな想いが込められています。 |
『CASART TERRA』がめざすのは、エネルギーをできるだけ使わず、CO2を出さない住まいであること。今回、年間を通じて温度変化が少ない地熱※1を活用した「家まるごと断熱」や新開発「エコナビ搭載換気システム」の併用で環境性能を大幅に向上。さらに、「エコパッケージ」による創エネ・省エネ設備の採用でCO2±0(ゼロ)のくらしを実現します。
天井や外壁には高性能断熱材を充填。従来の床断熱から、基礎の内側に断熱処理を施す基礎断熱にすることで、床下の地熱を室内へ取り入れる「家まるごと断熱」を新たに採用しました。「家まるごと断熱」の採用により、次世代省エネルギー基準IV地域(東京都・大阪府等)でII地域相当(岩手・秋田県等)の断熱性能を備え、夏涼しく冬暖かい快適な住まいとなります。
パナホームは、外気を直接導入するのではなく、ベース空間(床下)のきれいな空気を取り入れる換気システムを採用。地熱の活用で快適性・省エネ性の向上を図っています。
『CASART TERRA』では、さらに、建物の内と外の気温差に応じて、自然換気と機械換気を自動切り替えし、快適で省エネルギーな空調を行う「エコナビ搭載換気システム」※2を新しく採用。冬は、温度差により給気量をコントロールして安定化します。また、リビングに設置する換気設備「呼吸の道タワーE」には脱臭効果のある“ナノイー機能” ※3も搭載しています。
「エコナビ搭載換気システム」は、快適性を維持しながら熱のロスを抑え、換気にかかるコストや冷暖房費の節約に貢献します。
太陽光発電システムを基本に、高効率給湯器「エコキュート」や家庭用燃料電池「エネファーム」を組み合わせた2タイプのエコパッケージを用意。光熱費を大幅に節約し、CO2の排出量と創エネによる削減量が収支ゼロになるくらしを実現します。
また、2タイプ共通の仕様として、下記のアイテムを採用しています。
[CO2排出量]年間1.40t-CO2 - [創エネによる削減量]年間1.43t-CO2=収支±0
<環境性能>※5 | CO2排出量 | :年間 約3.6t削減 |
光熱費 | :年間 約37.7万円節約 |
[CO2排出量]年間2.58t-CO2 - [創エネによる削減量]年間2.60t-CO2=収支±0
<環境性能>※6 | CO2排出量 | :年間 約3.6t削減 |
光熱費 | :年間 約26.9万円節約 |
※環境性能は当社による試算。CO2±0(ゼロ)のくらしは、建物の建築地をはじめ、家族構成、面積、プラン、設備・仕様により実現できない場合があります。
『CASART TERRA』は、パナソニックグループで推進する環境配慮製品「グリーンプロダクツ(GP)」認定制度において、独自の判定基準に基づき、「ダントツGP」に認定されています。
また、当社は、パナソニックが今年10月1日から推進する植樹キャンペーン「エコナビ搭載の植樹対象商品1台で、1本の植樹を!」に参画。「エコナビ搭載換気システム」は、当キャンペーンの対象アイテムとなっており、1台で1本の植樹に参加できます。
最大6mのビッグスパンが可能な大空間リビングは、深い軒を持つテラスを設け、内と外が緩やかにつながる「エアリー・オープンリビング」。光・風・緑を取り込むことで、空間に開放感をもたらし、自然を身近に感じるのびやかなくらしを提案します。
室内~最大約3.6m幅の大開口~テラスへと、ひと続きの床面を構成し、庭とつながる自然を室内に取り込みます。開口部に面した天井を下げ、テラスの軒天井と高さや材質を近づけることで、内外の連続性がさらに高まります。
「エアリー・オープンリビング」のプラン例
空間設計は、業界最小の150mmピッチのモジュールで、大開口に面したダイニング、床の高さを上げた和室など、単に広いだけでなく変化に富んだ構成に。家具で緩やかに仕切る工夫も取り入れ、自由に住みこなせ、家族それぞれが心地いい居場所を見つけることができます。
このほか、子どもの成長に合わせて可動間仕切収納システムで分割できる子ども室や、2階ホールに本棚やカウンターを設け、家族みんなのふれあい空間となるファミリーライブラリなど、多彩な提案を行います。
和室を設けたプラン例
「エアリー・オープンリビング」とつながる室外には、メインテラスのほか、出入りがしやすく、物干し等の家事動線にも配慮したセカンドテラスを設けるなど、夏の日差しを和らげ、四季を通して美しい緑が愉しめる植栽計画を提案します。
『CASART TERRA』の新築にあたっては、商談の段階で、お客さまに「光熱費環境性能シミュレーション」を実施。お客さまの建築地や家族構成、建物面積、設備・仕様等に基づいて、CO2排出量や光熱費の試算値をご提示し、エコで経済的な住まいとくらしの提案をお手伝いします。
パナホームが、お客さま宅の「ECOマネシステム」(センターサーバー連携タイプ・パナホームオリジナル仕様)に蓄積されたエネルギー収支のデータをWeb経由で自動収集し、「環境家計簿」を作成してご報告。エコで経済的なくらしの実現に向けたCS活動の一環として末永く取り組みます。
※データの自動収集にあたり、ADSL、CATV(ケーブルテレビ)、FTTH(光ファイバー)等、インターネット常時接続サービスの加入が必要となります。
当社は、太陽光発電システムやエネファーム等により創出される一般家庭のCO2排出削減量をクレジット化する排出削減事業計画の共同実施者として承認を受けています。
このたび新発売の『CASART TERRA』をはじめとする、太陽光発電システムやエネファーム採用のパナホームにお住まいで、当社の排出削減事業にご賛同いただけるお客様には「エコアイディアの家の会」にご入会いただきます。当社は、会員宅の発電量・売電量を毎月モニタリングの上、全会員宅の取りまとめを行い、国内クレジット委員会から排出権の認証を受ける削減事業を展開いたします。
※5・6の試算値は目安であり、それを保証するものではありません。実際の生活パターンや、設備・家電の使用状況等により異なります。また、費用には設備機器の初期費用(機器及び工事費)は含まれません。
商品名 | 『CASART TERRA』(カサート・テラ) |
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発売日 | 2011年10月6日 |
構造・構法 | 軽量鉄骨 HS構法 |
プラン | フリープラン |
販売地域 | 北海道、沖縄および一部地域を除く全国 |
販売目標 | 初年度 2,000棟 |