住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
オーナーさま専用サイト
2012年2月1日
パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:藤井 康照)は、このたび、戸建分譲事業において、『街まるごと事業』を「パナホーム スマートシティ」の名称で全国展開してまいります。
『街まるごと事業』は、大型分譲事業のノウハウを集約・標準化するとともに、パナソニックグループとの連携強化により、新しいライフスタイルとビジネスモデルを創造する取り組みとして位置づけております。
2011年は、東日本大震災により、さまざまな面で日本全体に大きな変化をもたらした年になりました。震災を機に、生活者の価値観は、「災害への備え」「エネルギー消費に頼らない生活」「家族の絆」を重視する傾向へ変化し、住まいにおいても、耐震性をはじめ、省エネルギーで省CO2なくらしの実現や、家族のふれあいを育む空間提案等が求められています。さらに、住宅1戸単位ではなく、街における包括的な取り組みについても、今後の重要なテーマとなりつつあります。
パナソニックは、2018年の創業100周年に向けたビジョンとして、エレクトロニクス№1の「環境革新企業」を掲げています。
同社は、新たな社会基盤の構築に向けて「環境革新企業」のコンセプトを実践して世界へ発信すべく、機器を幅広く“そろえる”、それらを“つなげる”、さらにサービス事業まで含めたバリューチェーンビジネスを街まるごとで事業展開する取り組みに着手。その第1弾として、2011年5月、神奈川県藤沢市と環境分野に先進的に取り組むパートナー企業とともに進める環境配慮型街づくり共同事業「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」(略称「Fujisawa SST」)構想を発表いたしました。
パナホームは、パナソニックグループの住宅会社として、「Fujisawa SST」の街づくりのコンセプトの策定や基盤整備、分譲住宅事業に参画し、2013年度の街びらきに向けて進行中です。
このたび当社は、「Fujisawa SST」の理念をフラッグシップに、「街まるごとエコ」の住環境を広く提供していくことを目指し、パナホームならではの『街まるごと事業』として、50~100戸規模の戸建分譲団地に「パナホーム スマートシティ」の名称で展開してまいります。
『街まるごと事業』は、世代を超えてエコで快適なくらしを実現する「サスティナブル」で 「スマート」な街づくりのための基本コンセプトと、5つのキーコンセプトを設定しています。
地球環境への負荷を極力抑えながら、自然や美しい景観を守り、高い資産価値を維持します。
街に集う人々が、世代を超えて、永く住み続けたいと感じるような、人と環境に優しい街づくりを目指します。
くらしの知恵と高い技術力により、街と住まいを快適にします。
先進の設備機器とIT (情報技術)を活用することで、意識しなくてもエネルギー消費が最適に制御され、エコで経済的なくらしを目指します。
“サスティナブル”を具現化するためのキーコンセプトとして、地域の自然や生態系などに配慮した「環境との調和」、老若男女の永続的なコミュニティを形成する「世代を超えた快適なくらし」、高級感・美観・ブランドが「時と共に高まる価値」を掲げています。
また、“スマート”においては、エネルギーマネジメントと経済性が高い「エコなくらし」、事故や犯罪・災害に強くユニバーサルデザインを取り入れた「安全・安心」をコンセプトにした街づくりを行います。
『街まるごと事業』では、エネルギー自立型とくらし提案の“スマートハウス”、時とともに価値を高める“街並み設計”、 快適なくらしを支える“タウンマネジメント”を要素とする「パナホーム スマートシティ」を全国で展開します。
パナホームのスマートハウスのベースとなる商品は、ネットゼロエネルギー住宅「カサート・テラ」。高断熱・高気密・効率換気・長寿命の住宅に、IT技術によるエネルギーマネジメントによって、ミニマム化・最適化を図る「エネルギー自立型住宅」を目指します。
併せて、自然との共生や、家族との絆を育む空間設計などで「スマートなくらし」を実現する住まいとなっています。
パナホームのスマートハウスでは、太陽光発電システムと住宅用リチウムイオン蓄電池によりエネルギーの創・蓄連携を図り、「節約モード」と「エコモード」のくらし方を提案します。
「節約モード」は、昼間は、太陽光発電した電気を自己消費・売電し、夜間は、料金が割安な深夜電力で蓄電した電気を生活に利用します。また、「エコモード」は、昼間、太陽光発電で貯めた電気を夜間に利用し、不足分を系統電力から補充することで、電力消費のピークカットに貢献できます。
なお、系統電力の停電時には、太陽光発電で蓄電した電気を非常用電源として活用することができます。
「パナホーム スマートシティ」では、各住戸の外構計画や街区計画において、「街並み設計ガイドライン」を採用。ゆとりある住環境や景観の維持、環境配慮をはじめ、年月を経ても高い街の資産価値を維持することを目指します。
住民が安全・安心で快適にくらせ、世代を超えて長く住み続けることができる「サスティナブル」な街づくりを目指し、さまざまなサービスメニューを用意しています。
「パナホーム スマートシティ」は、兵庫県芦屋市に「パナホーム スマートシティ潮芦屋」を、大阪府堺市に「パナホーム スマートシティ堺・初芝」を計画しております。
「パナホーム スマートシティ潮芦屋」は、『街まるごと事業』のモデルとして、全戸に太陽光発電システムと住宅用リチウムイオン蓄電池を採用します。
「パナホーム スマートシティ堺・初芝」は、田園都市の理念による街区設計を採用。ロータリーをシンボルに円や曲線による街並みのほか、全戸に太陽光発電システムとエネファームを採用するW発電仕様といたします。
「パナホーム スマートシティ潮芦屋」と「パナホーム スマートシティ堺・初芝」では、街の建物全体で「CO2±0(ゼロ)」となり、ネットゼロエネルギーを実現します。
「パナホーム スマートシティ潮芦屋」空撮写真
「パナホーム スマートシティ」による『街まるごと事業』では、2015年度に売上高1000億円を目標にしております。