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最新技術の採用で敷地対応力を強化した5階建てモデルハウス
『Vieuno5(ビューノ・ファイブ)青山』オープン
東京都渋谷区・TBSハウジング渋谷内

2013年5月22日

パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:藤井 康照)では、このたび、東京都渋谷区の総合住宅展示場 TBSハウジング渋谷内に、最新5階建てのモデルハウスを2013年4月27日にオープンいたしました。5階建てモデルハウスは山手線沿線内の総合住宅展示場において唯一※1となり、昨年4月にオープンした日本初※2の5階建てモデルハウス『Vieuno5(ビューノ・ファイブ)』本所吾妻橋展示場(東京都墨田区)に続いて、全国で2棟目※3となります。

当モデルハウスのベース商品は、自宅専用をはじめ、自宅と賃貸住宅、店舗スペースとの併用など、多彩な都市のくらしに対応できる重量鉄骨住宅『Vieuno』。このたび、5つの最新技術を採用し、渋谷区を始めとする青山エリア特有の都会的なイメージを盛り込むことで、上質な空間提案を行います。当社は当モデルハウスを『Vieuno5青山』の愛称で展開すると共に、『Vieuno5青山』を中心に、より一層進化した技術力の訴求を行い、4・5階建て住宅において年間120棟の受注を目指します。


『Vieuno5青山』モデルハウス 外観

■ 『Vieuno5』最新技術

  1. 業界最大※42,700mmのオーバーハングで柱のない空間を実現し、プラン対応力を向上
  2. 各階300mm・500mmの床下げが可能な「サンクンフロアーシステム」の採用で、勾配天井部分にプラスワンルームを実現
  3. 「サンクンフロアーシステム」500mmと天井高2,565mmの組み合わせで、天井高3m超を各階で実現
  4. 「単純段差出入口」を各階対応し、車椅子でも室内とバルコニーをスムーズに移動可能
  5. 床遮音複合システム「QON※5(キュウオン)-50」(オプション)により、上下階の遮音性を大幅に向上

■ 背景

東京都渋谷区を中心に港区、目黒区、品川区にわたる山の手近辺は、古くより住宅地として住まう方々もおられる中、利便性の良さから人口・世帯数が共に微増傾向※6です。このエリアでは、様々な用途地域が混在し、特に商業地域における需要も高く、それに伴ない地価も高くなっています。また、東京都「木密地域不燃化10年プロジェクト」※7指定の整備地域も含まれており、2013年度から市街地の不燃化を強力に進めることになっています。

当社は、1997年より敷地が狭く建築条件が厳しい首都圏の住宅市場に対応できる商品として、重量鉄骨構造の3階建て住宅の発売を開始し、重量鉄骨構造の3階建て以上の販売棟数は、2013年4月までに累計約5,600棟となっています。昨年は『Vieuno5』本所吾妻橋展示場をオープンし、2012年度4・5階建て住宅の受注は棟数ベースで対前年度比160%と順調に推移しております。

■ 『Vieuno5』最新技術

1.業界最大※42,700mmのオーバーハングで柱のない空間を実現し、プラン対応力を向上

上階部分を張り出すことができるオーバーハングは、狭小敷地におけるガレージの確保などに有効です。このたび、オーバーハング寸法は最大で2,700mm(従来2,250mm)まで拡大し、プラン対応力を向上させています。


オーバーハングガレージ

2.各階300mm・500mmの床下げ可能な「サンクンフロアーシステム」採用により、勾配天井部分にプラスワンルームを実現

斜線制限の対象となる住宅の場合、勾配天井下は収納スペースなどの用途に限定されていました。床下げ300mmと500mmの「サンクンフロアーシステム」と天井高2,565mmを組み合わせることで、居室として使用が可能になります。

◎300mmの床下げをサンクンユニット300(SU300)、500mmの床下げをサンクンユニット500(SU500)と呼びます。

東京第2種高度斜線における対応例

3.「サンクンフロアーシステム」と天井高(2,565mm)の組み合わせで、天井高3m超を各階で実現

床下げ300mmと500mm対応の「サンクンフロアーシステム」は、3種類の天井高(2,565mm・2,415mm・2,265mm)との組み合わせが可能です。

天井高2,565mmと、サンクンユニット500(SU500)の組み合わせにより、最大3m超(3,065mm)の天井高を各階で実現します。建物の最高高さを変えずに、日影などの建築制限に対応しながら、ゆとりある天井高を確保できます。


サンクンユニットSU500使用時

4.「単純段差出入口」を各階対応し、車椅子でも室内とバルコニーをスムーズに移動可能

2階以上の室内フロアとバルコニーの間は室内側に段差のある“またぎ段差”となり、高齢者の方などにとってはスムーズな出入りがしにくい状況でした。今回、室内側に段差のない単純段差出入口が各階で対応可能となり、快適性が向上しました。

さらにバルコニーの床材を嵩上げすることにより“段差なし”となり、車椅子での移動もスムーズに行えます。


単純段差出入口

5.床遮音複合システム「QON※5(キュウオン)-50」(オプション)で、上下階の遮音性を大幅に向上

2世帯住宅や賃貸併用住宅においては上下階の生活音への配慮は欠かせません。そこで、遮音性能を大幅に向上させる床遮音複合システム「QON(キュウオン)-50」を新しく開発。スリッパで歩く音などの日常生活に多い軽量衝撃音に対して、従来より15dB低減し、遮音性を向上させました。

■ 『Vieuno5青山』モデルハウスの概要

<1階>カフェ・ビューノ&インフォメーション

重量鉄骨構造ならではのビッグスパンを生かすことで、柱や間仕切りの少ない広い店舗やオフィス空間が実現可能です。

1階は店舗併用プランとして、カフェ・ビューノを提案。店内は天然素材や古材を用い、自然派無添加のオーガニックカフェのイメージを創出しています。

なお、『Vieuno5』では「デッキ床」の採用により、各階において店舗や事務所を設けることが可能です。


カフェ・ビューノ

<2階>コンセプトルーム&女性向け賃貸モデル「Lacine(ラシーネ)」

コンセプトルームは、『Vieuno』の特長と都市における住まいづくりのポイントを分かりやすく紹介するスペース。

また、『Vieuno5青山』では多層階のメリットを生かして、「住む」と「貸す」をひとつにし、収益生活を実現する賃貸併用プラン「スムカス」を提案。賃貸モデルルームとして、インテリアを楽しむ高感度の都会の女性を意識した「Lacine(ラシーネ)」1室(1LDK)を設えています。


女性向け賃貸モデル「Lacine(ラシーネ)」

<3階>二世帯住宅の親世帯向けファミリーリビング

親世帯家族がコンパクトな生活動線でくらすことができるよう、オープンなLDKを提案。キッチンの隣には多用途に使える和の空間を配置した家事楽(かじらく)※8提案となっており、子世帯家族や仲間と過ごす際にも最適な空間となっています。


ファミリーリビング

<4階>二世帯住宅の子世帯向けプライベートルーム

若い子世帯家族に向けては、個室や先進のサニタリーを備えた至福のリラクゼーション空間としてプライベートルームを提案。

ここでは主寝室、クローゼット、洗濯スペースを近くに配置した家事楽提案も行っています。オーバーハング部分を利用したバルコニーは、庇でコントロールされた光・風を取り込み、明るさと開放感を創出します。


プライベートルーム

<5階>天空リビング

今回、進化した技術を最大限に生かし、具現化したフロアです。6,300mmのワイドスパンがもたらす大空間のエアリーオープンリビングは、約300mmの「サンクンフロアーシステム」を採用しています。大空間に上下方向のゆとりが加わることで、変化がありながら落ち着いた空間を演出。家事楽提案により創出された自由な時間を、都会の喧騒が届かないリビングで広いバルコニー越しに空を楽しむという、贅沢な日常を実現します。


天空リビング

<R階>ルーフガーデン

5階建てならではの風景が眼下に広がります。


ルーフガーデン

名称『Vieuno5(ビューノ・ファイブ)青山』モデルハウス
所在地東京都渋谷区神宮前5丁目53番7号
総合住宅展示場 TBSハウジング渋谷内
構造重量鉄骨ラーメン構造 5階建て
面積 延床面積 499.57m²(151.12坪)
1階床面積 105.70m²(31.97坪)
2階床面積 107.88m²(32.63坪)
3階床面積 101.94m²(30.84坪)
4階床面積 82.68m²(25.01坪)
5階床面積 91.02m²(27.53坪)
R階床面積 10.35m²( 3.84坪)
オープン日2013年4月27日
  1. ※1:2013年5月1日現在・パナホーム調べ。
  2. ※2:2012年4月21日時点・パナホーム調べ。
  3. ※3:2013年5月1日現在・パナホーム調べ。
  4. ※4:2013年5月1日現在・パナホーム調べ。『Vieuno5青山』では2,250mmのオーバーハングを採用。
  5. ※5:QON-50とは、Quality-level Of Noise-reduction50の略(当社造語)。
  6. ※6:東京都住民基本台帳(2012年)より。
  7. ※7 :東京都が首都直下地震の切迫性や東日本大震災の発生を踏まえ、木密地域の改善を加速させるための取り組み。市街地の不燃化を強力に進める新たな制度(不燃化特区)の創設など、プロジェクトの具体的な取り組みを示した「実施方針」を策定し、2013年度より本格実施。
  8. ※8:「家事楽」はパナホーム株式会社の登録商標です。

ご参考資料

『Vieuno5』の特長

1. パナホーム独自の重量鉄骨ラーメン構造を採用
『Vieuno5』は、鉄骨柱(200mm角)とH鋼梁を高張力ボルトで緊結する、パナホーム独自のラーメン構造を採用しています。重量鉄骨構造により柱間隔が最長7,200mmとなる大空間が実現できます。
2. 工業化住宅業界最小“150mmピッチ”の設計モジュールを採用
工業化住宅には、設計の基本となる尺やメートルを基準にしたモジュール寸法があり、小さいほど細やかな設計対応が可能となります。『Vieuno5』は、工業化住宅業界で最小となる、“150mmピッチ”の設計モジュールを採用。敷地いっぱいに建物を建築できるほか、天井高も階ごとに150mmピッチで変更できます。また、軒を深くしたり、各フロアを自在にセットバックできるなど、多彩な外観デザインも可能となります。
3. 外壁の施工は、高層ビルと同方式のカーテンウォール工法を採用
外壁パネルは、あらかじめ決められた部位ごとに設計し工場生産されます。施工は、高層ビルと同じカーテンウォール工法を採用。この工法は、外壁パネルが1枚1枚カーテンを吊るすように鉄骨躯体へ固定されるため、地震で建物が揺れても外壁全体にひずみが伝わりにくく、外壁の損傷や脱落を低減できます。
4. 敷地を最大限に活かせる“無足場工法”を採用
隣家に面した外壁パネルの取付は、建物の内側から施工することができる“無足場工法”を採用。足場スペースが不要となるため、狭い敷地でも施工が可能となります。
5. 光触媒の外壁タイル「キラテック」が、建物の美観を長期にわたり維持
外壁には、光触媒技術で防汚効果と空気浄化を実現するタイル「キラテック」を用意※9。このタイルは、セルフクリーニング効果により外壁の美しさを長期間維持するほか、有害汚染物質(NOX=窒素酸化物)を分解する効果があります。
6. 交通振動を緩和する「AMD制振装置」を標準装備
3階建て以上の多層住宅の場合、建物の振動は、自動車・鉄道や工場等による外的な要因のほか、居住者の歩行等による加振に対して建物の振動数が同調し、振動を感じる場合があります。『Vieuno5』では、建物の揺れと逆方向におもりを揺らすことで、揺れを日常生活に支障のないレベルに低減する「AMD制振装置」を最上階に標準装備しています。
7. 「家まるごと断熱」と「エコナビ搭載換気システム」により、優れた断熱性と空気環境を実現
床や外壁だけでなく、基礎部分にまで断熱を施す「家まるごと断熱」や、外気温と室温の差を検知し自動制御で快適空調を行う「エコナビ搭載換気システム」※10の採用で、冷暖房にかかるエネルギー消費を抑えます。
8. 「デッキ床」により、上階にも店舗・事務所スペースの実現が可能
一般的に、工業化住宅における上階の床は、床パネルと仕上げ床材で構成され、店舗や事務所スペース等を設ける場合、荷重、剛性、遮音性、給排管の取り回しに課題が多く生まれます。
『Vieuno5』の上階床は、鉄筋コンクリート造と同等の剛性を実現し、配管がしやすい二重床構造の利点を併せ持つ「デッキ床」の採用で、店舗・事務所の設計が可能となります。
  1. ※9:外壁に「キラテック」を採用する場合、無足場工法では施工できません。
  2. ※10:「エコナビ」はパナソニック株式会社の登録商標です。

標準仕様とされている内容は当社推奨のものであり、お客様のご要望・建築地域・販売会社その他の要因により、採用・搭載されない場合があります。



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