住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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2016年7月28日
パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:松下 龍二、以下、パナホーム)は、共働き・子育て家族向け住宅として、居心地の良さをテーマにインテリア性を高めた空間提案と、家事効率化や子育てを支援する機能性を備えた高付加価値の住まい、CASART『Share Days』(カサート シェアデイズ)』を2016年7月29日に発売します。
CASART『Share Days』 外観イメージ
【ロゴ】
共働きの忙しい毎日も、
くつろぎの時間も、
家族でシェアしよう
【ネーミングの由来】
『Share Days』は、家事や育児を分かち合い、日常を大切にするくらしという意味が込められています。
パナホームは、松下 幸之助創業者の“住まいは人間形成の道場”という想いを継承し、住まいを住生活文化の場と捉え、建物だけでなく人々のくらしを豊かにする間取りやプラン・設備について長年研究してきました。研究成果を元に、家事をラクに楽しくする『家事楽(かじらく)®※1』(2007年発表)や、ライフステージの変化に対応する『先読み設計®※1』(2009年発表)、子どもの自立を促す『KodoMotto(こどもっと)®※1』(2015年発表)を提案。『KodoMotto®』は、2016年第10回キッズデザイン賞※2を受賞するなど、子育て世代のくらしに寄り添う提案が社外からも評価されています。
今回、増加傾向にある共働き・子育て家族を対象に定性・定量調査を実施。調査結果を踏まえて開発したCASART『Share Days』は、 調査対象者の嗜好性を踏まえた“日々のくらしを大事にする”インテリア空間を提案。加えて、『家事楽®』、『KodoMotto®』を共働き家族向けに機能性を高めることで、忙しい共働き家族のくらしを支える住まいとしました。
住宅の一次取得者層(30〜40代前半)は、1993年に中学校、1994年に高等学校で家庭科が男女必修になるなど、男女平等や個性を重んじる教育を受けてきました。こうした時代背景とともに、共働き世帯は全体の約6割※3と増加傾向にあり、30代前半の女性においては、約7割が有職者※4と、結婚・出産後も働き続ける女性は今後ますます増加が見込まれます。一方、消費者動向に目を転じると、単にモノを買うのではなく、使用時のくらしぶりを考慮してモノを購入する傾向にあり、ライフスタイルと一体となった提案が一般的になりつつあります。
当社は、住宅取得においてもこうしたライフスタイル提案が重要であると考え、同世代の嗜好性やニーズを探るべく実際のモデルハウスでの仮説検証と、共働き家族が直面する生活の課題解決を目的に、生活者調査を実施しました。
発売前に先行して、大阪・万博公園にある住宅展示場内のモデルハウスを一次取得者層向けに居心地の良いインテリア、『家事楽®』、『KodoMotto®』をテーマに、2016年4月29日にリニューアルオープン。GW期間中の同展示場での来場者調査では、30〜40代のお客さまの8割相当の方に高い評価を頂き、再来場促進につながるなど、新たなライフスタイル提案への共感をいただきました。
20〜40代の共働き・子育て世帯の男女を対象に、グループインタビューと1,080名を対象としたWEBによる生活者調査を実施。特に共働き時の困りごとを明確にするため、調査対象者(妻側)の就業形態を正社員や週30時間以上勤務のパートタイムの方に絞りました。その結果、男女間で配偶者への家事分担に対する意識の差や、家事の担い手として子どもへの期待が高いこと、また、家事が家族のコミュニケーションを促進している一面も判明しました。
住まい手のライフスタイルを感じさせるようなインテリアや雑貨をレイアウトし、好きなものに囲まれた居心地の良い空間を演出。インテリア空間プランを複数ご用意し、好みの空間づくりをサポートします。また、パナホーム初となるWEB上で大阪・万博展示場内モデルハウス『Share Days』のインテリア空間を360度パノラマでバーチャルに体感できるツールもご用意。展示場だけでなくWEB上でもインテリア空間をリアルに体感可能です。
大阪・万博展示場内モデルハウスのリビング
自社の調査結果から、家事を巡り、配偶者への不満やパートナーや子どもに対して期待する役割などが明らかになる中、CASART『Share Days』は、家事楽を共働き向けに進化させ、5つの空間アイディア〔(1)ふれ愛キッチン (2)ファミリー収納 (3)家事楽ドライピット (4)おそうじ収納 (5)家族が同時に使える洗面室〕により、住まいの機能性を高め、時間に追われる共働き家族をサポートします。
CASART『Share Days』は、子育て家族に向けて、将来にわたり家族が心地よく幸せにくらせる住まい提案として、『KodoMotto®』提案をプランに反映。子どもの成長に応じた居場所を住まいの中につくることで、子どもの自立心を育むという『先読み設計®』の提案を進化させた、「学べて遊べるKODOMO+(コドモプラス)」、子どもの自立心を育む「可変する子ども室」、「片付けしやすい収納」等、子どもの成長に合わせ変化する住まいを提案しています。
KODOMO+(コドモプラス)
家族のそばで過ごすことの多い子どもの生活スタイルに合わせて、リビング・ダイニングに隣接した空間に学べて遊べるスペースを設置。赤ちゃんの時はお昼寝用、幼稚園の時は遊び場として、小学生の時は勉強するスペースに。そして自分の部屋で過ごすことが多くなる中学生以降は、家族のシェアスペースとして用途変更が可能です。
パナホームオリジナルの可動間仕切収納を使用することで、子ども室を最初から個室にしてしまわずに、子どもの成長に合わせて自由に間取りが変えられます。
赤ちゃんの時はオープンスペース、小学生(低学年)の時は兄弟・姉妹で一部屋を共有、小学生(高学年)の時はセミオープン、中学生以降はそれぞれ個室に、と間取りを変更可能です。
パナホームがこだわる室内の空気質は、大人の2倍の空気を必要とする子どもにとっては、より重要です。そこで、屋外からのPM2.5※5などの侵入を防ぐ「エコナビ搭載換気システムHEPA+」を採用。さらに、世界初※6の住宅向けグリーンガード認証を取得したVOCなどの室内化学物質の発生を抑制し、世界基準の室内空気環境を実現。
屋外・室内両方の空気質対策により、子どもに安心で快適な空気環境をご提供します。「エコナビ搭載換気システムHEPA+」は2015年に、「子どものことを考えた世界基準の室内空気質を実現する取り組み」は2016年に、キッズデザイン賞を受賞しました。
『KodoMotto®』は、子育て家族に向けて、将来にわたり家族が心地よく幸せにくらせる住まい提案として、戸建住宅に展開。開発にあたり、パナソニックと共同研究する中で、子育て中の両親に対する定性・定量調査を行い、コンセプトと8つの子育て提案にまとめました。さらに、パナホームの宿泊体験が可能なモデルハウスに社員や子育て世代の家族に宿泊してもらい、ユーザーの声を集め、提案内容にフィードバックする仕組みを構築。こうした一連の取り組みが、時代と共に変化する子育て世代のくらしに寄り添い進化を図る提案として受賞に繋がりました。
商品名 | CASART『Share Days』 |
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発売日 | 2016年7月29日 |
販売地域 | 北海道および一部地域を除く全国 |
販売目標 | 初年度1,400棟 |
実施時期:2016年5月
対象者:20〜40代 末子が保育園もしくは幼稚園以上 かつ小学校4〜6年生以下の1人以上の子どもを持つ母親・父親 かつ会社員(契約社員・派遣社員)または、パート・アルバイト(週30時間以上)の勤務をされている方
末子(一番下の子)の学齢 | 計 | |||
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保育園もしくは幼稚園 | 小1〜小3 | 小4〜小6 | ||
母親 | 180 | 180 | 180 | 540 |
父親 | 180 | 180 | 180 | 540 |
計 | 360 | 360 | 360 | 1080 |
居住年数:1年以上(住居形態は問わず)約8割が戸建て住宅、残り2割は賃貸・持ち家のマンション
配偶者の家事に対しての満足度は、男女間で約2割の差があり、満足していない理由としては、母親側は配偶者の役割が少ないことや家事に対する姿勢が消極的であることがあげられ、父親側は配偶者の家事の精度が悪いことや、家事にかかる時間が長いことが理由に上げられていました。(理由は複数回答)
母親においては、配偶者への要望に子どもに対して家事全般を身につけて欲しいと考える方が多く、家事の担い手として期待する気持ちと、手伝いを通じて子どもの成長に必要な生活力や自立心を身につけて欲しいという想いが伺えました。(N=母親のみ540)
家族と過ごす時間の少ない共働き家族においては、料理を一緒に作ることや洗濯物を一緒にたたむことも貴重なコミュニケーションの時間であることが分かりました。忙しいからこそ、家事の時間も家族とのふれあいを大切にしているようです。
毎日欠かすことのできない料理を行うキッチンでは、分別ゴミの保管場所の少なさや、作業スペースがなく一気に料理ができないと回答する方が半数以上。(複数回答)
パナホームでは、家族の家事参加を促すためにも、「ふれ愛キッチン」として、十分な分別ゴミのスペース確保や、調理動線を妨げないスペースへの冷蔵庫の設置などを提案しています。
洗濯に関する家事を行う場所については、仮置き・たたむ・アイロンをリビングで行うと回答された方が3〜4割超といずれも1位を占めました。(複数回答)
リビングにはテレビもあり、家族が集まっていることから、コミュニケーションをとりながら家事をしている様子が伺えます。パナホームでは、リビング空間に集まりがちな衣類や物を一時置きできるよう、リビングに面した「ファミリー収納」を提案。片付けがスムーズとなり、家事の効率性を高め、リビング空間をきれいに保ちます。
標準仕様とされている内容は当社推奨のものであり、お客様のご要望・建築地域・販売会社その他の要因により、採用・搭載されない場合があります。