住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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2017年7月10日
パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:松下 龍二)では、このたび、パナホームグループ『NEXT ECO REPORT/環境報告書2017』(以下、『環境報告書2017』)を7月10日(月)に当社のホームページで公開します。
『環境報告書2017』表紙(A4判 PDF版)
パナホームグループの環境活動は、「エコライフ住宅宣言」(2003年)から本格的にスタートし、パナソニックの「エコアイディア宣言」(2007年)に合わせて、環境経営を加速させてきました。また今年度より長期環境行動計画「環境ビジョン2050」(2017年度6月パナソニック制定)を受け、パナソニックグループの住宅事業を担う中核企業として環境経営のめざす方向性をより明確に定めました。これにより2050年に向けて全事業活動及び住宅性能における環境負荷の低減活動において、一層の発展を目指し、取り組んでいます。
それに伴い今年度より、環境報告書についても環境配慮の観点から例年の冊子版発行を見直し、環境パフォーマンスデータとともに当社ホームページ(企業情報内 環境社会活動)での公開に変更します。Web化のメリットを活かし、情報の網羅性を高め、視認性に考慮したデザインにリニューアルすることでさらなる内容の充実化を図り、環境情報を標榜するトピックス“NEXT ECO”の中でパナホームグループ活動について多方面から紹介しています。
「使うエネルギーの削減と、それを超えるエネルギーの創出」を掲げるパナソニックの「環境ビジョン2050」達成に向けて、新築請負事業・街づくり事業に加え、ストック事業、ASEAN地域向けにエコな住まいを提供する海外事業など、全事業において事業活動そのものを環境貢献につなげていくビジョンについて、事業ごとに紹介しています。
「エコなエネルギー」、「CO2削減」、「エコサイクル推進」、「クリーンなくらし」、「自然未来づくり」、の5つの環境貢献フィールドにおいて取り組む環境活動を6事例紹介しています。今回は、商品の環境性能に加え、商品の工法や生産の各工程での取り組みにも着目し、より充実した内容でお届けしています。
「家まるごと断熱」や床下の空気を活用した換気システム等、独自の技術で家全体の省エネ化を図ることで、くらしのエネルギー収支ゼロを超えるエコ性能を備えた「ゼロエコ」を実現する仕組みについて解説しています。
2017年4月に工業化住宅業界で初めてとなる※1、パナソニックグループの最新技術を融合させた新概念の空調システム「エアロハス」を開発し、フラッグシップ商品『カサートプレミアム』に搭載。「専用エアコン+換気システム」による「エアロハス」の仕組みを概念図で示し、空気の浄化力についても、健康を損なう恐れのあるPM2.5※2や花粉の測定結果をグラフで紹介しています。
「サスティナブル&スマート」をコンセプトとし、再生可能エネルギーを最大限に活用したスマートシティを全国に展開。中でもスマートシティ潮芦屋「そらしま」(兵庫県芦屋市)は、住宅性能とパナソニックの創エネ・蓄エネ・省エネ技術の融合により、新たな付加価値を提供した街づくり事業として高く評価され、2017年4月にAPEC「ESCIベスト・プラクティス・アワード」スマートビルディング部門で日本初となる金賞を受賞しました。
建築物の荷重を支える良質な宅地の確保難の実態を受け、軟弱地盤における地盤補強工法が多様化する中、パナホームでは独自に「拡張パイル工法」を開発。従来工法よりも省エネ・省資源な工法で、CO2排出量及び廃棄物の大幅な削減効果を得られます。
2014年度より、パナホーム湖東工場とつくば工場で「2倍速・1/2モノづくり」の方針を掲げ、生産の各工程の見直しや自動化を図り、省人化や工程集約によるCO2排出量や廃棄物削減を実現しています。
環境人づくり企業大賞2016(主催:環境省、環境人材育成コンソーシアム)で、パナホームの取り組み3つが評価され、奨励賞を受賞。創業者が目指した「人づくり」の想いを引き継ぎ、環境人材育成にも積極的に取り組んでいます。
環境パフォーマンスデータでは「2016年度 事業活動に伴う環境負荷データ」、「事業活動のCO2排出量の推移」の2つのデータを数値で示し、環境活動のあゆみでは、パナホームの主な環境活動を年ごと(2013年度~2017年度)に紹介すると共に、商品の環境性能向上によって達成されたCO2排出削減の成果をグラフで示しています。