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2021年10月20日

パナソニック ホームズ株式会社
株式会社ツバメアーキテクツ一級建築士事務所
株式会社バルーン

職住近接の5階建 賃貸併用住宅『PLAT 295』
2021年度グッドデザイン賞受賞
~“住まいを地域に開く”新たな設計思想を三社協働で実現~

パナソニック ホームズ株式会社(以下、パナソニック ホームズ)、株式会社ツバメアーキテクツ一級建築士事務所(以下、ツバメアーキテクツ)、株式会社バルーン(以下、バルーン)の三社は、協働で設計・施工を実施した5階建賃貸併用住宅『PLAT295』(東京都墨田区)において、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2021年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

受賞した職住近接の5階建賃貸併用住宅 『PLAT295』 について

本プロジェクトは、施主であるバルーンの依頼で、東京都墨田区の既存建築物(2階建住宅と5階建ビル)の建て替えを、パナソニック ホームズが重量鉄骨造「Vieuno(ビューノ)」による建築計画を開始したことを契機に、ツバメアーキテクツが共同設計者として参画しました。三社協働による建物は、2020年4月に竣工しています。
『PLAT295』は、住宅とシェアスペースを組み合わせることで、下町らしいコミュニケーションを継承する職住近接のくらしを実現するもので、施主の想いを反映した建物です。パナソニック ホームズのビューノの強みである、狭小地対応や無足場工法といった技術を駆使することで、道路斜線制限などの法的規制をクリアしながら、敷地を最大限に活用する計画がベースとなっています。ここに、建築家ツバメアーキテクツの視点で、シェアスペースをより使いやすく、“活動領域”と“住戸領域”をバランスよく配置することで、まちに開いた多様な使い方が可能な立体的な建物になりました。全国的なハウスメーカー、まちづくりを行う施主、建築家の三社協働によるビューノの設計自由度を最大限に引き出したことが、グッドデザイン賞受賞という評価につながりました。

グッドデザイン賞 審査委員 評価コメント

『PLAT295』 紹介

建物概要

所在地 東京都墨田区業平1丁目7番9号
設計・建築 ツバメアーキテクツ、バルーン、パナソニック ホームズ
施工・建築 パナソニック ホームズ
1・2階シェア部分内装 アルファースタジオ
敷地面積 132.20m2 (39.99坪)
建築面積 90.89m2 (27.49坪)
延床面積 379.70m2 (114.86坪)
階数・用途 地上5階建
1階北側・2階北側 シェアスペース『PLAT295』
1階南側 シェアキッチン『ATELIER295』
2階南側・3階 賃貸住居(2階1戸、3階2戸) 
4・5階 自宅スペース
構造 重量鉄骨造 Vieuno(ビューノ)
竣工 2020年4月
HP https://plat295.com

デザインのポイント

①重量鉄骨造ビューノの構法をベースとしながら、シェア空間を持つ創造的な集合住宅

②多様な窓・スカイツリーを臨む充実したバルコニー・みちとの繋がりを持つ立面

③シェアスペース・コモンスペースにおける地域の人々とのコミュニケーションを誘発するデザイン

デザインの変遷

画像:デザインの変遷

グッドデザイン賞受賞内容の詳細はこちら

『PLAT295』 完成の裏側・関係者インタビューはこちら

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