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パナソニック ホームズ株式会社 企業情報 > ニュース > プレスリリース > 新型コロナウイルス・インフルエンザウイルスの捕集率が99.98%以上であることを確認

2023年8月25日

当社の全館空調システムに搭載している専用HEPAフィルターは
新型コロナウイルス・インフルエンザウイルスの
捕集率が99.98%以上であることを確認
~一般財団法人日本繊維製品品質技術センターと共同で実証~

パナソニック ホームズ株式会社は、このたび、一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター(QTEC)と共同で、当社の全館空調システムに採用している専用HEPAフィルターが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)およびA型インフルエンザウイルス(H3N2)を99.98%以上捕集する※Aことを、2023年2月と6月に行った実証試験により確認しました。

当社の全館空調システムは、専用エアコン1台で、居室だけでなく廊下や洗面室等の非居室空間も含めた全館を換気・空調するシステムで、室内を循環する空気は、PM2.5※Bをはじめ、0.3μmの微粒子を99.97%以上捕集できる※C高性能な「HEPAフィルター」で浄化される機能も併せ持っています。

これまで、「HEPAフィルター」は、ホコリ、花粉、PM2.5を捕集できることを確認していましたが、近年変化した生活者の空気に関する価値観に応え、より安全・安心な空気環境を提供できることを確認するため、このたびウイルスに対する捕集効果を検証しました。

今回、「HEPAフィルター」単体におけるウイルス捕集効果が検証できましたが、今後は、全館空調システムで換気・空調される空間におけるウイルス捕集効果についても、検証を行う予定です。

グラフ画像:HEPAフィルター捕集効果99.98%以上

捕集溶液によるウイルス感染価測定
写真:(左)新型コロナウイルス(右)A型インフルエンザウイルス

フィルター通過後の捕集溶液を細胞に播種・培養し、ウイルス感染により細胞が変性した領域(プラーク)の数を数えることでウイルス感染価(PFU/mL)を測定比較。HEPAフィルター有では、青く染色される正常細胞が多く保持され、フィルター無に比べて、変性細胞が少ないことを示しています。すなわち、HEPAフィルターがウイルス捕集に有効に作用していることが確認できます。

当社の全館空調システムの詳細はこちら

  1. ※ A:一定の試験条件下におけるHEPAフィルター濾材の捕集効果を示しており、空間における捕集効果を示すものではありません。また、HEPAフィルターは、ウイルスの働きを抑制することや、病気の治療や予防を目的とするものではありません。
  2. ※ B: PM2.5は粒径が2.5μm(マイクロメートル)以下の微小粒子状物質の総称。1μmは1mmの1000分の1。
  3. ※ C: HEPAフィルターの性能値。工場出荷時の初期性能になります。換気・空調システム全体の数値を示すものではあリません。また、0.3μm未満の微小粒子状物質については捕集の確認ができていません。

画像:パナソニック ホームズは2023年に創業60周年を迎えます。これまでの「感謝」を新たな「挑戦」への力に変えて、暮らしを起点に事業活動を拡げます。
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