住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
設計する際は、まずお客さまのお話にしっかり耳を傾け、新しい住まいでの生活イメージを詳しく伺います。さらに会話の中から新しい暮らしのテーマを見つけ、設計者としてのアイディアを加え、提案します。お客さまの仕草や声のトーン、ワクワクした表情といった小さなことも見逃さず、お客さまの本意を捉えるようにしています。
お話を伺った後は、お客さまがぼんやり思い描く生活シーンや暮らしのイメージを、その場でスケッチに描きます。言葉だけでなく、絵にして具体的に見せることでお客さまとイメージを共有します。イメージが伝わればお互いに思い違いも生じず、お客さまの夢や想いを詳細な設計にも反映しやすくなります。
お客さまに「家づくりを一緒に楽しみましょう」とお話します。家づくりは、一生に一度の事業です。お客さまの気持ちに寄り添いながら、楽しく家づくりができるようご提案します。新しい家に対する夢やこだわりに、デザインもコストも徹底追求した形にできるように努めます。何もないところから始めて、完成後にお喜びの声をいただいたときは設計者冥利に尽きます。
休日は犬を連れて近くの山に散歩に行きます。春は新芽の芽吹き、夏はアスファルトの照り返し、秋は山道に転がるどんぐりなど、季節の移ろいを感じます。四季の変化や空気感を感じる時間は私にとって大事なものです。そんな時間の過ごし方や風景から育まれる豊かな感性は、住まいのデザインにも生きると考えています。