住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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モデルハウスでは、空間の広がりや間取り、設備や仕様について、実物を見ることができるので、住まいの具体的なイメージをつかむのに役立ちます。
モデルハウスには、カタログや情報誌、インターネットからは得られない実物ならではの情報がいっぱい。室内を歩いてみたり、リビングのソファに腰かけた時の空間の広がりを確認してみたり、壁やドアに触れてみたり。実際に住んでいるつもりで、空間のスケールや素材の質感を体感してみましょう。
モデルハウスは住宅メーカー1社につき1棟の場合がほとんど。想定されている家族構成やライフスタイルなど、必ずしも自分の条件と同じとは限りません。大切なのはどのような前提で提案されているかを知ること。その上で、自分の場合に置き換えて判断するようにしましょう。
モデルハウスはメーカーの個性が表れたオリジナルな提案ポイントが詰まっています。間取りや動線、インテリア、最新の設備・仕様の工夫を見て、聞いて、ぜひ参考にしましょう。空間の大きさや造作材の素材、色など、他のバリエーションが見たいと思った場合は遠慮せずに相談を。他で見学できる場所を案内してくれることもあります。
住宅展示場にある各モデルハウスは、いわばその会社の代表。各社を比較できるチャンスですから、見学の際はそのメーカーならではの特徴をチェックしたいものです。
日本は地震多発国だけに、地震に対する安全性は気になるポイント。地震への安全性を確保する技術にも、制震・免震・耐震などさまざまな手法があります。どのタイプを採用していて、どのようなメリットやデメリットがあるのか、説明してもらったり、展示されている装置などを見たりして確かめましょう。実験データや過去に起きた災害時でどうだったのかも知りたいもの。災害が起きてしまった場合に二次災害を最小限に抑える工夫も確認しておくと安心です。
近年、断熱性や気密性に優れた住宅が増えてきています。どのようなシステムや建材を使用していて、どの程度の効果があるのか、展示されているサンプルやデータの数値などで確認しましょう。また、住まいの中の空気の質も気になるところ。アレルギーやハウスダストを抑えて、きれいな空気を保つ工夫もチェックしたいものです。
住まいは住む人の暮らし方や夢、条件などに柔軟に対応すべきもの。モデルハウスはあくまでもひとつの提案例です。部屋の広さや天井の高さ、インテリアの素材や色など、何が変えられて何が変えられないのか、どこまで応用ができるのかを確認しておきましょう。
住まいづくりというと、土地や建物の費用に目が行きがちですが、光熱費やメンテナンスなど、「建ててから」の費用もしっかりチェックしておきましょう。例えば太陽光発電システムを搭載した場合としない場合の比較データなどがあれば、光熱費の違いをチェック。また、将来必要になる費用を把握するために、外壁や屋根などのメンテナンスの頻度も質問しましょう。
住宅展示場の営業担当や案内スタッフは、モデルハウスの案内をするだけの人ではありません。豊富な経験や幅広い知識を生かしてあなただけの住まいづくりの相談に応じてくれるプロなのです。
住宅メーカーには建物の建築だけでなく土地探しも相談することができます。希望する配置や大きさで家が建てられる土地なのか、土地代と建築費の合計が総予算に収まるか、という観点から提案してもらいましょう。住宅展示場にはその地域ならではの住宅事情に精通した営業担当がいるので、自分で調べたり探したりするよりもはるかに効率的に有効な情報が得られるでしょう。
土地の法規制や地盤によって建てられる家の種類や大きさが決まるため、予算や間取りにも影響します。早めに条件を把握しておくために、「所有している土地にどんな制約があるか、調査をお願いしたいです」と、敷地調査を依頼してみましょう。
現在の住居費や毎月かかっている費用などから、いくらぐらいの家が建てられるのかがわかります。より具体的に資金計画を立てるならぜひ、個別に相談をしてみましょう。いつ、どんなライフイベントがあって、そこではどんなお金がかかって、…といったあなたのご家族だけの条件をふまえて、無理のない予算が把握できます。
これだけは譲れないと思う空間や設備、憧れのインテリアスタイルなどがあるならぜひ、スタッフに相談してみましょう。資金面や条件面での実現可能性がわかるのはもちろんですが、個別に相談することのメリットは「なぜ、そうしたいのか」に基づいた提案がもらえること。絶対に外せないと思っていた条件や仕様が、ちょっとした間取りの工夫で解決できたり、もっと快適になったりすることだってあるのです。相談の際は「理由」や「背景」も含めてスタッフに伝えてみるとよいでしょう。
住まいづくりのパートナーになるには相性も大切です。営業担当者や案内スタッフにどんどん質問をするなどしてコミュニケーションをとることで、相手の人柄や能力、自分との相性などをうかがい知ることができます。こちらの話に親身に耳を傾けてくれるか、説明は丁寧でわかりやすいかも重要なポイントです。