住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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長く夫婦を続けてきたベテラン夫婦(55~69歳)に「家の中で増やしたい時間」を伺ったところ「自分の時間」と答えた方が最も多く、プライベートの時間を大切にしたい方が多いことが分かりました。そこで、リビングなどでの過ごし方が多様化しつつある現在、「それぞれの夫婦にあった距離感が保てるように寝室も多様化しつつあるのではないか」と考え、「同室」「別室」「緩やかに区切られた寝室」という3つの寝室タイプを設定し、ベテラン夫婦を対象に寝室に関する調査を行いました。
まず「現在の夫婦の寝室タイプ」は、「夫婦別々の寝室」が51%「夫婦同室」が45%で、ほとんどの夫婦が別室か同室かのどちらかであることが分かりました。
次に「理想の寝室タイプ」は、「夫婦同室」が32%と現状よりも減少し、現状では4%と少なかった「同室だが緩やかに区切られた寝室」を理想とする方が約2割いることが分かりました。
また、別の設問で理想の寝室タイプを選んだ理由を伺ったところ、「夫婦別々の寝室」が理想の方はお互いの生活リズムの差を理由にあげており、「夫婦同室」が理想の方は一緒にいることによる安心感をあげていました。また、「緩やかに区切られた寝室」が理想の方は、遠すぎず近すぎず互いの気配を感じられる距離感を求めていることが分かりました。それぞれの夫婦が理想とする距離感に合わせて、寝室のあり方も多様化していくのではないでしょうか。
理想の距離感を実現するために、夫婦の寝室は別室・同室だけでなく、
緩やかに区切るという選択肢もあります。