住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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オーナーさま専用サイト
[ 奈良県 Uさま邸 ]
細かく区切られて暗い部屋をなくし、モダンでゆったりとしたLDKにしたいと考えられたUさま。元のキッチンや和室、廊下の一部を取り込み、北側にウッドデッキとつながるLDKを設けました。大理石の壁や間接照明を加え、透明ガラスの引戸とスケルトン階段で、玄関まで視線が抜けるプランです。
テレビ側には壁を造って美しい大理石で仕上げ、間接照明もセット。後方は和室側から使える収納にしました。
クリスタルガラスのペンダントライトで華やかな印象に。玄関ホール側まで視線が抜けて開放感があります。
キッチンはクォーツカウンターを選ばれ排気レスのIH、ガゲナウの食器洗い乾燥機を。「シンプルな機能美が美しいですね」と奥さま。
キッチン背面に銀箔のボーダータイル貼りの壁を造ってビンテージ感をアップ。後方は冷凍庫も置けるパントリーです。
リビングやダイニングの延長として使えるウッドデッキ。今後は北側の庭でバーベキューやゴルフを楽しまれる予定です。
玄関近く、ほとんど使われていなかった応接室は奥さまの個室にリフレッシュしています。「クローゼット内のクロスにもこだわった、お気に入りの空間になりました。スピーカー付ダウンライトはこことLDKの両方で音楽を楽しめていいですね」と奥さま。
2階はウォークインクローゼットのほか、新たにトイレと洗面台を設けて利便性を高めています。
奥さまの寝室は腰高窓に変え電動シャッターをプラス。カーテンはウィリアム・モリスでコーディネートしました。
2階は部屋の仕切りをなくしてウォークインクローゼットに変えました。洋服やゴルフバッグなど余裕があります。
水まわりは快適性を重視して、新しい製品に入れ替えられています。玄関はこれまでのしつらえを残しつつ、収納や照明をグレードアップ。和風の家の良い部分は活かし、開放的でラグジュアリーなLDKでくつろげるようになりました。
「以前は冷たいタイル貼りでしたが暖かくなって床もやわらかく、照明の切り替えもできていいですね」。
リネン類が収められるサイドキャビネット付きの洗面台をセレクト。ヒートショック対策のため暖房機も加えました。
これまで同様にトイレは分けて、クロスは色違いに。タンクレストイレのふたはゴールドで高級感が漂います。
玄関を入ると、スケルトン階段からガラスの向こうに続くLDKまで見渡せるようになりました。
玄関収納はトールタイプに変えて、たっぷり入るように。広縁の天井はそのまま活かし床材を貼り替えています。
ホールから廊下、広縁の床はスプーンカット加工をした無垢材。カットガラスがきらめく照明も随所に。
リフォームポイント
●大理石が輝く広々としたLDK
●透明ガラスや引戸、スケルトン階段で見通しのいい空間に
●空間ごとに異なる床材で豊かな表情を演出、断熱性能も向上
●室内の間接照明+庭を照らすライトを
オーナーさまの声
広い家なのに細かく区切られていて玄関から廊下や階段も暗く、北側には物を置いていて、庭を見ることもなかったです。リフォーム後は玄関を入ると正面にリビングダイニングが見えますし、ウッドデッキもできました。落ち着ける空間ができたからか、子どもたちの帰ってくる機会が増えています。断熱性能が上がり床暖房も取り付け、バリアフリーになって快適です。
担当者の声
玄関からスケルトン階段、ガラス引戸をゆとりあるLDKへ開放的につなげ、庭や照明も含めてご提案しました。キッチンのアール壁は横に使うタイルを縦に使用し、現地で細かく調整しています。既存部分との調和についても留意しました。部屋ごとに違う床材やグレードの高い設備を選ばれクオリティが高いうえ、旧宅の良さを残し落ち着いた印象になりました。
田中 貴宏(設計)、村上 健太郎(営業)、安達 麻里子(設計)