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パナソニック ホームズ トップ > 土地活用 > 実例紹介 > 待機児童解消に取り組む調布市に重量鉄骨3階建の保育園がオープン。

待機児童解消に取り組む調布市に
重量鉄骨3階建の保育園がオープン。

賃貸住宅 / 認可保育園 / 3階建

利便性のよい幹線道路沿いに建つ『仙川ちとせ保育園』。
排気ガスや粉塵の影響を受けやすい環境でも美しさを長く保つ光触媒タイルを採用しています。

2018年4月1日以前に掲載された実例です。掲載内容につきましては当時のままで表記されています。

運営理念は心安まる“Home”であること。

厚生労働省の資料※によると、全国の待機児童数は約2万6千人。そのうち東京都が約3分の1を占め、300人を超える待機児童を抱える調布市は都内でもワースト10となっています。その調布市の京王線仙川駅から徒歩約5分の好立地に2017年6月、社会福祉法人ちとせ交友会さまが運営する認可保育園『仙川ちとせ保育園』が開園しました。

約50年の歴史を持ち、全国で保育園を運営されるちとせ交友会さま。「私達の法人理念の“Home”には、子どもにとって第二のわが家のような存在であることに加えて、保護者の方や職員、近隣の方にとっても穏やかな気持ちで子ども達を見守ることができる“心安まる施設”でありたいとの想いが込められています。その理念のもと、最初の園を運営する中で調布市さんとの信頼関係を築かせていただき、市内で2園目の開園をめざすことになりました」と開園の経緯をご説明くださいました。

※保育所等関連状況取りまとめ(平成29年4月1日)および「待機児童解消加速化プラン」集計結果

ベビーカーのまま入れるアプローチは歩道との境に防御フェンスを設置。エントランスはオートロックの自動ドアや防犯カメラを採用しています。

人工芝を張り詰めた建物側面スペース。裸足でプール遊びや日向ぼっこができます。

理想の保育園づくりに応える配慮と工夫。

『仙川ちとせ保育園』は、スケルトン(構造体)の建築を土地オーナーさまが、保育園の内装・設備はちとせ交友会さまが負担されています。内装・設備の設計に当たっては、協力関係にある保育園設計会社の(株)I-PLANさまとの密接な連携のもと、ちとせ交友会さまのご要望にきめ細かくお応えしました。

「保育する上で欠かせない保育動線を意識した設備配置や温かい雰囲気が感じられる内装など、パナホームは私達が目指す保育園づくりに寄り添いながら何度も打ち合わせを重ね、難しい要望にも応えてくださいました。その中でも最も重視したのが子ども達の安全です」とちとせ交友会さま。指を挟まない内部建具や階段からの落下を未然に防ぐゲート、走り回ってもすべりにくい床材、空気や水の成分に至るまで、子どもの安全を守る配慮を徹底しています。「おかげで子ども達は毎日楽しく過ごしていますし、保護者の皆さんの評判もすごくいいですよ」とうれしい評価をお聞かせいただきました。

年齢別に分けられた1~3階の保育室は、クロスやエレベーター扉に異なるテーマカラーを採用して楽しい雰囲気を演出しています。

身長差に配慮した階段手すり、角に丸みを付けた壁面設計、階段への侵入を未然に防ぐ鍵付きゲート、鍵の位置を高くし指を挟まないように配慮したドアなど、子どもの安全を守る工夫を徹底。

担当者の
コメント

パナホーム株式会社
東京支社 法人・資産活用営業部
今泉 彰夫
東京設計部 東京特建設計室
沙海 早苗

開園の期限がある保育園の賃貸物件は、確認申請に時間がかからない工業化住宅が有利です。今回のオーナーさまは当初から保育園への賃貸を目的に土地を購入され、当社に建築依頼をいただきました。オーナーさまに内装・設備の負担がなく、収支面でもメリットの大きい保育園事業ですが、一方で行政からの地域の指定などさまざまな条件があります。土地の適性を判定させていただきますので、お考えの方は早めにお声掛けください。

(写真左が東京支社 法人・資産活用営業部 今泉 彰夫、右が東京設計部 東京特建設計室 沙海 早苗 )

詳細
データ

名称
仙川ちとせ保育園
敷地面積
219.36㎡(約66坪)
延床面積
356.80㎡(約108坪)
用途
認可保育園(定員71名)
内装・設備
・運営
社会福祉法人ちとせ交友会

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