住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
オーナーさま専用サイト
一般的に賃貸住宅を探す際は、検索サイトで希望の立地や家賃、
間取りを入力し、抽出された候補物件を比較することから始めます。
入居希望者が、外観とともに最初に目にする物件のフレーズは、
判断材料のひとつになります。こだわりや思い描く
暮らしのイメージに合致する物件か、その一言の印象は意外と重要です。
入居者に選ばれやすいアピールポイントがどこか、スタイルごとにご紹介します。
現在、賃貸住宅の入居期間は全国平均で単身が3年3カ月、ファミリー層は5年2か月※1。ともに長期化の傾向を示しています。総務省の調査でも持ち家志向の低下傾向が年々続いており、長く安心して暮らせる良質な賃貸住宅の需要が今後も見込まれています。パナソニック ホームズの賃貸住宅は、入居者さまの暮らしを守る、頑強な構造を採用しています。さらに地震の後の入居者の生活の備えとして、例えば防災庫を共用部に設置したり、太陽光パネルで発電した電気を蓄電池に蓄え、その電気を使用し専用コンセントからスマートフォンの充電などに活用できるといったシステムを取り入れておくと、大きなアピールポイントになります。
快適な生活設備の充実とおしゃれな空間設計も重点項目のひとつとしてチェックされます。入居者視点を生かした『ラシーネスタイル』の賃貸住宅は生活シーンの隅々にまできめ細かい設計や配慮を施しています。上質なインテリアをはじめ、グレード感のあるシステムキッチン・バス、ブーツの脱ぎ履きがしやすいサポートチェア、玄関先でコートや帽子、バッグが掛けられるブラインドフック、洋服や収納物が見渡しやすいクローゼット等々、毎日の過ごしやすさには男女を問わず、幅広い共感を得ています。
さまざまな要因から光熱費が高騰し、家計を圧迫しています。『ZEH賃貸』を建てた場合には、入居者メリットである“省エネ効果”を訴求できます。高い断熱性能に加え、高効率なエアコン・給湯機やLED照明、節水・節湯設備などが充実したZEH賃貸は光熱費の削減効果が見込めます。2024年4月から努力義務とされた“省エネ性能ラベル”でのアピールも可能です。さらに当社のZEH賃貸は、外壁にキラテックタイルを採用することで大気中の有害物質を分解する光触媒効果もあり、環境問題への意識が高い若者世代に向けて、建物全体での環境性能のメリットをプラスαで訴求することもできます。
特定のニーズに特化した物件の需要も見逃せません。例えば愛車。賃貸住まいであってもカーライフを重視したい人は少なくないでしょう。しかし屋根付きの駐車場が付属した集合住宅はほとんど見つからない…。そんな車好きのニーズに寄り添う、ビルトインガレージのある賃貸も魅力的です。メゾネットタイプの1階部分に屋内カーポートを計画すれば、愛車とともに暮らす生活が実現。車の劣化も防げ、雨の日に濡れることなく車の乗り降りができることも、カーオーナーさまに響くメリットになります。電気自動車専用コンセントや車用品を整理できる収納棚、洗車用の屋外水栓を設置しておくなども、コンセプトを充実させる一手として考えられます。
ひとつのジャンルとして認知されながら、需要に供給が追い付いていないのがペット賃貸です。リクルートの調査ではペット賃貸を探すことが難しいため、飼うこと自体をあきらめている潜在需要層の存在がうかがえます※2。パナソニック ホームズの『ペット共生スタイル』はJAHA(公益社団法人 日本動物病院協会)と協力して、人とペットが快適で健やかに暮らせる賃貸住宅を提案しています。ニオイ対策のナノイー発生機をはじめ、プロのノウハウを生かしたプランや設備、飼育規約やルールづくりまでトータルにサポート。空室対策として“ペット相談可”にしただけの物件とは根本的に異なり、ペットオーナーさまに納得してご入居いただける、質の高さをアピールできます。
JAHA(公益社団法人 日本動物病院協会)は、人と動物の共生社会の実現に向けて、ペットの正しいしつけのあり方の啓発などを推進しています。
2024年1月現在、日本のスマホ比率は 97%※3。賃貸住宅であってもインターネット環境のない暮らしはもはや考えられません。「ネット無料」や「高速インターネット」に加え、注目されているのが『IoT賃貸』です。冷暖房や照明、給湯など、住宅内にある設備機器をスマホを介して外出先からでも操作できる機能は、暮らしの快適性を格段にアップ。エントランスのオートロックや住戸のカギをスマホと連動させれば解錠がスムーズで、喜ばれる仕様のひとつとなります。
ご紹介してきたスタイル別のコンセプトは、組み合わせでさらに相乗効果がアップします。例えばペット賃貸+ZEH。太陽光発電があれば、日中留守宅でペットの熱中症対策のためにエアコンをかけ続けても、発電した電気を使えるため電気代の負担が気になりません。IoTやラシーネスタイルは、どんなコンセプトにも組み合わせておきたいボトムアップ仕様とも言えます。
ライフスタイルやトレンドの変化を感じ取り、生活者の日常感覚に寄り添うことで、まだ形にならないニーズに気づくことができます。入居者にずっとここで暮らしたいと思ってもらえるコンセプトを探り続けることは、賃貸住宅経営の醍醐味とも言えるかもしれません。
ご紹介したコンセプト賃貸は、商品シリーズや地域によりご対応可能な範囲が異なります。
建築をご計画・ご検討の際には営業担当へご相談ください。
出典:
※1 第27回賃貸住宅市場景況感調査『日管協短観』(2022/04~2023/03)
※2 「2022年度 賃貸契約者動向調査(首都圏)」/(株)リクルート調べ
※3 「2024年一般向けモバイル動向調査」/NTTドコモ モバイル社会研究所調べ