住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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2023年9月1日
パナソニック ホームズ株式会社は、このたび、関東大震災から100年目を迎える9月1日「防災の日」を機に、同日から、改めて防災を考えるメッセージ『街を、家でまもろう。』の提唱をスタートしました。災害時に被災規模が大きくなりやすい木造住宅密集地域(木密地域)※1がある東京都品川区 戸越銀座商店街との防災連携取組みを通じて、住まいと街の防災について広く情報発信を展開していきます。
戸越銀座商店街におけるメッセージ掲出例
100年前の1923年9月1日に発生した関東大震災の死者・行方不明者は10万5千人余り。主たる死因は、住宅の全壊による圧死を遥かに凌ぎ、約87%が火災(強風による大規模な延焼火災)による焼死でした※2。自然災害史上最悪となる同震災の惨禍を踏まえ、現代においては、耐震・耐火はもちろん、被災後の生活維持も含めた住宅の防災持続力が強く求められています。
当社は、かねてより、「災害時に家が倒れない、被災しても自宅で最低限の生活を維持できる“家”は重要な防災対策」の提供価値に基づき、『毎日と、万一の安心がつづく「大丈夫」と言える住まい』の提案を推進しています。これは、1995年以降3度起きた最大震度7の大地震において被災した当社の住宅17万7,177棟のうち倒壊が0棟である実績※3や、実大住宅での振動実験で証明された高い耐震性能に基づくものです。
また、東京都は「燃えない、倒れないまちづくり」の防災政策を推進しています。当社はこれまで、同政策や地域社会が求める安全・安心の期待に応えるべく、戸越銀座商店街との防災連携により、木密地域における建て替え促進で「災害に強いまち」を目指す取り組みを展開してきました。
このたび提唱する『街を、家でまもろう。』は、「災害に強いまち」の実現を強く働きかける戸越銀座商店街と当社の共通メッセージとして掲げるものです。同メッセージの下、当社は、戸越銀座商店街および近隣にお住まいの方、ご来客の方々等に向け、「命と暮らしを守る“防災持続力のある家”を拡げることが、倒れない街につながる。」の啓発と、地域共創の活力高揚を図っていくとともに、都市部にいまだ多数点在する木密地域をはじめとする街の防災力向上を目指していきます。
当社は、9月1日から戸越銀座商店街で、「住まいのよろず相談所」を開設し、防災に関する助言をはじめ、住まいと暮らしに関するさまざまなご相談を受け付けるなど、地域共創の取組みの主拠点としていきます。また、同相談所では、お子様を対象に防災に関するオリジナル絵本を配布するなど、幅広い層に向け取り組みについて告知を図っていきます。
なお、同商店街では、アーチや街路灯の各所に『街を、家でまもろう。』のバナーやフラッグを掲出し、街ぐるみで取り組みの盛り上げを図っていきます。
住まいのよろず相談所
当社はこのほか、客観調査の結果公表や有識者による意見、啓発動画の発信などについて、広報発信をはじめ、マスコミ宣伝やWEB、住宅展示場における演出や営業トークに至るまで、統合的に重要性を訴求していくことで、住まいの防災の重要性について広く理解を得るコミュニケーション活動を展開しています。