住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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2024年8月1日
パナソニック ホームズ株式会社の「くらし研究室」は、このたび、家事に対する意識の実態を把握することを目的とした『住まいの暮らしやすさに関する調査2024』を2024年6月に実施しました。
同調査では、全国の既婚男女を対象に、三大家事(「炊事」「洗濯」「掃除」)のいずれかを、家庭全体の家事量において3割以上実施している人から回答を得て集計しました。
2023年に当社が実施した『住まいの暮らしやすさに関する調査2023』では、住まいの暮らしやすさに寄与する大きな要素として、家事動線等による「家事のしやすさ」が重視されていることが判明しました。※1
「家事のしやすさ」に満足していないと回答した人は4割以上おり、1番の理由は「家事が楽しくできない」でした。今回、「家事が楽しくできない」要因の深掘りがさらに必要と考えて『住まいの暮らしやすさに関する調査2024』を実施しました。
『住まいの暮らしやすさに関する調査2024』では、既婚者における三大家事の負担量の認識は、年代に関係なく、家庭全体の家事量において女性は「約8割を負担している」、男性は「約4割を負担している」となっており、女性は負担量が圧倒的に多いと認識していることが分かりました。男女の家事参画が平等化している近年において、この結果は現実を表す特徴になっています。
一方、家事に対するストレスは、男性は負担量が多いほど大きくなる反面、女性は負担量と関係性が見られず、他の要因も大きく関わっていることが伺えました。また、ストレスの要因は、男女とも家事が「苦手・好きではない」意識が大きく影響していることが分かりました。
三大家事に対してストレスを感じている理由
(複数回答)
さらに、「苦手・好きではない」理由を分類したところ、三大家事に共通して「面倒」の回答が多い中、「炊事」では自信が無く「上手くできない」、「掃除」ではやりだすと「キリがない」が多くを占めました。
当社は長年、家事をラクに楽しくできる提案「家事楽」※2を研究しています。昨今、家事に対する考え方ややり方の多様化が進み、さまざまな価値観を持った生活者に対応できる「家事がしやすい住宅」が求められています。当社は今後も、家事に対する生活者の意識や心理にも着目し、家族みんなが「誰でも、いつでも、苦手でも」家事がしやすい住まいの提案に取り組んでいきます。
※「炊事(準備・調理・片付け)」「洗濯」「掃除」のいずれかを、家庭全体の家事量において3割以上実施している人が対象
日々の家事の負担を軽くするには?もっと便利な収納とは?様々な側面から住まいと暮らしについて調査・研究を実施しています。世の中やライフスタイルの変化の兆しを読み取り、暮らしのアイディアをカタチにする活動を続け、より良い住まいの提案に繋げていきます。
https://homes.panasonic.com/sumai/lifestyle/kajiraku/
https://homes.panasonic.com/company/news/release/2023/0713.html