住まいづくり・住まい探しの情報ガイド



日曜大工が好きな父の影響もあり、幼少の頃からモノ作りが好きで暮らしをイメージした自身の設計による建物に、人が住むことに魅力を感じ、建築士を目指すようになりました。最初はCADの入力担当から始まり、現場監督や積算を担当していましたが、当時の上司に勧められ営業設計となり、お客さまの生活を豊かにするお手伝いができることに喜びを感じました。これまで住まいづくりのほぼすべての工程経験が、お客さまとの会話の中で役立っています。
お客さまとの対話の中で繰り返し出てくる言葉や、大切にしている表現など目に見えないイメージも注意して聞くようにしています。そうした言葉の一つ一つを丁寧に拾って提案に反映しています。手描きの外観や内装パースが好評でご依頼をいただいたことが何度かありました。また打ち合わせをするときは、デザイン案を見て考え方や感じ方などお話をすることでより自由にご意見をいただけるように心がけています。

旅行に出かけるときはあらかじめ伝統的な建築物や著名な建築家の作品を調べて、見学をしています。その時得られたインスピレーションはとても大切な経験となります。また、社内のメンバーの物件についても計画の進め方や考え方について質問して、自分とは異なる様々な感性と触れ合いを学び続けています。
設計に迷ったときはお客さまにその思いを伝え、ご意見を聞き様々な提案を行うことを心掛けています。一人ひとりのお客さまにとっての「幸せな暮らし」は何かを考えて設計をするなかで、私の考えを超えたアイデアがお客さまとの対話から生まれることもあります。そうした喜びに出会えるのもこの仕事の魅力だと感じています。
