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ワークス 018

一体感と抜け感の妙を生むロッジアが繋ぐ家

ロッジアで内と外を繋ぎ、北側の安定した採光を確保したリビング。

design concept

北側の採光を取り入れ空間を繋げるロッジア

南側は交通量が多く、北側が結構抜けている広い敷地の物件で、オーナーさまからは「信号が近くて大渋滞すると止まっている車からの目線が気になるので、プライバシーに配慮してほしい」というご要望がありました。また、LDKは明るくしたい奥さまと、あまり明るくなくてもいいご主人とで意見が違うご要望もありました。そのため、抜けている北側を生かしたLDK空間をと考え、ロッジアという中庭をつくることにより全部を中間領域で繋げるプランをご提案。お二人ともに気に入っていただけました。

一体感と抜け感を融合させた空間構成に

今回の計画では、北側を生かしつつ、部屋として明確なゾーニングは分かれていてもそこが一つの空間で繋がるように構成しました。個々の空間はしっかりつくられていますが、和室の扉を開けると広々としたLDKと一つに繋がり、北側に広がる抜け感もあるという空間を具現化しています。また、室内全体はホワイトを基調にシックなグレーを効かせたインテリアで整え、居心地のいい落ち着いた空間を実現。ご夫婦両方の意見を取り入れながらプロの意見を反映させることでご満足いただけるものが提供でき、大変喜んでいただきました。

存在感のある佇まいに水平ラインが映える外観

外観デザインで意識したのは、水平ラインを美しく見せることとファサードを格好良く見せることです。1階にLDKと和室、お子さまの気配を感じたいとのご要望から2つの子ども部屋を設けていますので、上下階のボリュームをバランス良く見せる工夫として、ビルトインガレージとバルコニーを両サイドに振り分けて配置。存在感のある佇まいに美しい水平ラインが映えるデザインを実現しました。また、アプローチはホテルのエントランスのように、車を横付けしてそのまま出られる動線に仕上げました。

リビングはダウンフロアを採用し、落ち着いた空間と和室との繋がりで開放感を演出。

家族が集い、四季を感じる憩いの場としても活躍するロッジア。

ホワイトを基調に、アクセントカラーをポイントとして効かせたダイニング・キッチン。

扉を開けるとリビングと一体となる和室には、床の間や収納量が豊富な洋収納を設置。

上質感が漂う広々としたホテルライクな洗面空間。

木とスチールを組み合わせたスタイリッシュなリビング階段。

凹凸感が壁面をリズミカルに彩る風合い豊かなタイル張りの玄関。

威風堂々した存在感のある佇まいに水平ラインが彩りを添える外観。

ロッジアが一つに繋ぐ快適な居住空間をデザイン。

顔写真

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