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リフォーム 002

築100年の建物を生かす機能的で快適な住まい

キッチンを中心に、家族のコミュニケーションを取りやすくしたLDKを設置。

design concept

築100年の建物を残して機能的で快適な住まいに

奥さまのご実家の古民家を「趣を生かしつつ、機能的で快適な住まいにリフォームしたい」とのご相談をいただきました。お父さまとご夫婦、娘さんの3世代のお住まいで、築100年の長い歴史がある建物を残したいという思いと、寒さや設備の老朽化、使いにくい間取りへの不満点があり、お父さまのためのバリアフリーも考慮し、今の生活に即したリフォームをお手伝いしました。どこを残してどこを改修するのかというバランスを考えながらのご提案となりました。

中庭を眺められる浴室やキッチン中心のLDKを設置

元々は、コの字に和室があって両脇には広縁があるという間取りでしたが、今回のプランではキッチンを中心とした家族のコミュニケーションが取りやすいLDKを設け、中庭を眺めながらくつろげる大きめのバスルームを配置して、縦格子を立てることでプライバシーを守るように配慮しました。また、和室を広げるため元は広縁だった部分を畳敷きにした箇所があり、その部分は既存部分との取り合いに苦労しましたが、既存天井を残しつつ、美しい納まりとなるよう、細かくディテールを調整しました。

快適で楽しいと3世代が満足するリフォームを実現

古民家の趣を残す部分と快適性を改善する部分を織り交ぜながらの計画でしたが、工務店の方や建設担当者と、どういった納まりや材料があるのかを相談しながらチーム一丸となって取り組みました。インテリアは奥さまが茶系がお好きだったので、キッチンや和室にも茶系を用いてモダンな感じでまとめています。今回手掛けたリフォームは、「友人を招いて食事を楽しんだり親戚が集まったりなど、快適に楽しく過ごしている」とお父さまもご夫婦や娘さんも満足されています。

広縁部分を無くし、畳を敷いて広がりのある空間に仕上げた和室。

目隠しにもなる縦格子を用いた趣のある設えの廊下。

柔らかな光を醸す間接照明やグレーの床材を採用したダイニング・キッチン。

3段の段差をつけて上がりやすく工夫された玄関。

階段と既存の格子をそのまま利用した空間。

和室、洋室、浴室等から臨めて、生活を豊かに彩る中庭の風景。

趣を生かした機能的で快適な住まいの外観。

天井を残しつつリフォームで快適な住空間を実現。

顔写真

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