住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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[ 奈良県 Fさま邸 ]
築150年の古民家にお住まいのFさまご夫妻。「台所の床がぶよぶよしてきて、使い勝手も悪くなり、そろそろ最後の改修を」と、リフォームを決意されました。
水まわり、書斎、寝室など、すべてが離れた場所にあり不便だったお住まいを見直して、居住空間を1カ所に集中。古い梁や柱はできるだけ残して、生活しやすい間取りに一新されました。対面式キッチン、薪ストーブのある開放的なリビング、その一角の書斎と畳コーナー、快適な水まわりなど、ご夫妻のご要望がすべて実現しました。「古民家のよさを生かした現代風アレンジ。私達のアイディアを超えた住まいです」とご主人。奥さまも「片付けも家事もとてもラク。細かい部分にも住みやすさを感じています」とご満足されています。
オープンな対面式キッチン、吹抜けのリビング・ダイニング、畳スペースや書斎がひとつの空間に。吹抜けも開放感を高めています。将来のくらしを考えて、バリアフリーにも配慮されました。
生活空間が集約され、快適になったLDK。
リビングの一角に設けた、多目的に使える畳スペース。「子ども達や孫にも大好評。遊びにくる回数が増えました」とご夫妻。
NPOのお仕事をしているご夫妻。これまで母屋にあった仕事場をリビングに移設し、効率よく作業できるようになりました。「リビングだけを暖房していればいいので経済的ですね」。
対面式に変更したキッチン。収納力をアップし、IHクッキングヒーターを採用。「みんなと会話したり、テレビを見ながら作業できるのはいいものですね」と奥さま。
リビングの主役となる、環境に配慮した薪ストーブ。
水まわりは位置を移動させて設備も一新。開口部は3枚引戸を採用して広く確保し、洗面室との段差も解消されました。
洗面室に合う収納がなかったため、スペースをフル活用できる棚を造り付け。目隠しになるロールスクリーンを設置しました。
お住まいの一番端にあったトイレを大移動。お手入れの手間が省ける機種を採用し、収納も確保。「仕事でお掃除に手がまわらないときもきれいな状態を保てます」と奥さま。
上り框の段差を緩やかにして、框を斜めにデザイン。玄関ホールと土間のバランスがよく、美しい空間になりました。
古民家の味わいを残しながら補修した外観。
リフォームのきっかけ
●キッチンの床が老朽化していた
●部屋が離れていて動線が長く、暖房も無駄になっていた
●古い梁や柱など、古民家ならではの味わいがある空間
リフォームポイント
●床下の湿気対策をしっかりと実施
●スペースを一体化し、ワンルームで快適性がアップ
●古い梁や柱、建具はできるだけ残すように配慮
●ガレージ部分を増築、小上がりの和室も実現
●薪ストーブ周辺のアンティークレンガなど、インテリアも実現
オーナーさまの声
当初4社に相談しましたが、何度も検討するうちに「人柄と誠実さが決め手」という気持ちになり、パナソニック リフォームさんに依頼。私達の仕事の関係で、朝8時には打ち合わせに来てくださったり、工事途中で窓の数や収納位置の変更にも対応してくださいました。要望に合わせた提案もセンスがよくて、フローリングや建具、壁の色合いまで提案してもらい、結果すべて正解でした。
担当者の声
過去にも改修されていましたが、床下の換気がうまくいっておらず、傷みが気になる状態でした。まずは、床下の湿気対策をしっかり行うことを重視。土間にコンクリートを流し込み、その上に防水シートを張りました。あらかじめ準備していた設計図にプラスして、現場で「この柱は使えそう」「天井高はどれくらい上げましょうか」など、会話をしながらプランを完成させていったことで、ご満足いただけるお住まいとなったのではないでしょうか。
北川 成章(奈良支社)