住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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[ 大阪府 Nさま邸 ]
Nさま邸は、築70年以上の風格ある古民家。ご主人の大阪への転勤を機に全面的なリフォームを計画されました。 「古民家のよさはそのままに、新しい設備を取り入れて使いやすくしたい」とのご要望に、インテリアデザイナーの大池敦子さんとコラボレーションしてプランニング。
梁や柱が白い漆喰の壁に映える、古民家ならではの風格は残しつつ、オール電化や床暖房、高性能サッシ、高性能エアコンを採用。リフォーム前後で消費エネルギー削減率33.7%を達成しました。また、耐震補強を実施して安全性もアップ。間取りはバリアフリーに配慮し、LDKは和室4間をつなげて広々とした空間に。ダイニングは畳コーナーと大きなテーブルを組み合わせた、居心地のいい団らんスペースに生まれ変わりました。オープンな対面キッチンや、主寝室、子ども部屋なども新設。「自分が育った家のよさを感じながら快適にくらしています」と、リフォームしたお住まいの住みやすさを実感されています。
ダイニングには、大きなテーブルを囲むように畳コーナーを設置。椅子に座った人と同じ目線でくつろげ、大勢での食事も楽しめます。漆喰壁とナチュラルカラーのフローリングが、梁や柱と調和して落ち着いた雰囲気に。快適性を高める床暖房も採用しています。
LDKの大きな窓からは大切にお手入れされている日本庭園が眺められ、四季折々の表情が目を楽しませてくれます。
広々としたLDKには、畳コーナーのダイニングやパソコンコーナー、ピアノコーナーを設置。格子でさりげなく目隠ししながらも、いつも家族が一緒にいられるオープンな空間です。対面キッチンのカウンター下には、ダイニング側から使える収納を造作。畳コーナーの下は大容量の収納スペースになっています。
オープンな対面キッチンは、左右のどちらからも行き来できるので家事動線がスムーズ。「すっきりとしたキッチンに」という奥さまのご要望で、電化製品もすべて収納できるように配慮。背面にカウンターを設置して収納力と機能性を高めました。
ダイニングの一角にパソコンコーナーを設けました。お子さま達が並んで宿題をするのにも使いやすいスペースです。
ダイニングの窓側の天井には、昔使われていた夏用の葦戸を活用。雰囲気のあるインテリア演出です。
和室を新設し、廊下側と寝室側の2カ所に戸口を設けました。襖の模様と障子の桟はアールをモチーフに。琉球畳を敷いて、こだわりのインテリアでコーディネートしました。
ご夫妻の寝室は天井を一部アール状にし、間接照明を施してホテルのようなシックなインテリアに。大容量のクローゼットも備え付けました。
吹抜けに面した2階ホールはフリースペースとしても使える広さ。1階にいても2階の様子がわかり、家族の一体感が強まります。
のびやかに広がる吹抜け。ダークブラウンの梁や柱と白い漆喰壁のコントラストが、美しい空間を構成しています。
ダブルボール、ダブルミラーで、朝の洗面ラッシュに対応できる洗面室に。上部にある梁がアクセントになっています。
漆喰壁と柱や天井のコントラストを生かし、旅館のような雰囲気の玄関に。広くなり、「冬場の“ブーツ渋滞”がなくなってすっきり」と奥さま。リビングの欄間から漏れる光の帯や、飾り棚のスポットライト、天井から落ちる丸い光など、変化のある光の演出が素敵です。
リフォームポイント
●梁や柱を生かしつつ、快適性を高めたLDK
●漆喰の壁に梁が映える、美しい吹抜け空間
●日本庭園を望む、畳コーナーのダイニング
●新旧を調和させた味わいのあるインテリア
●耐震補強の徹底とバリアフリーで安全・安心に配慮
オーナーさまの声
リビングやダイニングなど家族が集まる空間を中心にゾーニングを考えました。あとはほとんど大池さんにおまかせでしたが、うまくリードしていただいて、不安なくリフォームを進めることができました。広いLDや畳コーナー、梁の見える吹抜けも気に入っています。梁や欄間など昔の家のいいところは残してもらってよかったです。
大池敦子(設計・くらしの知恵 ほろto)
担当者の声
快適性を高めながら古民家の趣を最大限に生かせるよう、大池さんと連携してご提案。デザイン性の高さはもちろん、新たな設備の導入や耐震補強を行い、安心で使いやすいお住まいを実現しました。また、お客さまとは密に連絡を取り、安心しておまかせいただけるよう心掛けました。(営業担当) 梁を生かすというのが一番のポイントで、昔ながらのインテリアを取り入れつつ、住まい全体の使い勝手を向上させました。伝統的な建物に近代的な部材を合わせても違和感がないよう、質感とデザインには特に気を配りました。ぬくもりのある古民家の雰囲気がうまく残せたと思います。(大池)