住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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[ 神奈川県 Nさま邸 ]
オフィス拡張のための物件探しで、築10年のパナソニック ホームズの戸建住宅に出合われたNさま。1階が店舗、2階が住居という仕様だったため、全面リフォームしてお住まいも引越しされることになりました。
まず2階は4LDKから3LDK+ウォークインクローゼットに。洋室のひとつをなくしリビングを広げ、キッチンの向きを変えてアイランド型にしています。くつろぎを重視して、ご夫妻が吟味された内装材や設備を選ばれました。
「リビングを広くして置きたかったアルフレックスのソファを入れました。とても座り心地がいいですね」とご主人。
高級ホテルで使用されるアート的なフローリング(イタリア製)を床と奥の壁に。「遠くから見ると星形」に見えるとか。
リビングはコーニス照明、キッチンにはコーブ照明を。ダイニング上部は立体感のある造作材+ペンダントライトで演出。
アイランドキッチン+カップボードはクチーナ製。窓側はタイル貼りで給気口も壁の色に合わせて塗装しています。
IHコンロと食器洗い乾燥機、自動水栓をビルトインして足元に間接照明を。回遊できて家事動線がスムーズです。
主寝室の壁にはテキスタイルのように染色された突板(イタリア製)を貼り、エアコンもペイントしました。
ご夫妻専用のウォークインクローゼット。「お互い服が多いので、どこを使うか相談しながら決める予定です」と奥さま。
水まわりはホテルライクであるとともに、快適性を重視しています。バスルームは広げて、リラックスできるように。洗面室内は洗濯が完結できるように2台の機器をセットしました。「これまでは外の乾燥機を使っていたので家事の時間が短縮できます」と奥さま。 1階の家族用玄関から2階のホールまで、床の美しいタイルがつながっています。
サイズアップしたバスルームは肩湯やオーバーヘッドシャワーなどリラックス機能も充実。明るさや光の色も調節できます。
洗面台は2ボウルタイプにして周囲もグレー系で統一。窓側にはドイツ製の洗濯乾燥機+乾燥機をビルトインしました。
階段近くのトイレは白、洗面室の隣は黒を選ばれ、それぞれのテクスチャーが豊かな表情を生み出しています。
家族用の玄関は収納を取り替えて一部を鏡貼りに、ニッチにはアクセントタイルを加えて華やかになりました。
玄関から階段、2階ホールまで同じタイルに。LDKへつながる左側はスタイリッシュな自動ドアを取り付けています。
1階は以前店舗でしたが、オフィス仕様にリフレッシュ。「働く人が快適になる空間づくり」をコンセプトに内装や設備をコーディネート。玄関右手にオフィスが広がり、奥には木目が美しいキッチン、カフェコーナーと続きます。
上下階ともハイグレードな仕様で整えられたオフィス兼住宅が完成しました。
窓から緑も見渡せるオフィス。奥にはオープンなキッチンがあり、間仕切り開閉壁でゾーン分けができるようにしました。
バックヤードには手洗いコーナー、キャラクターデザインが楽しいトイレを2カ所に設けています。
1階オフィスのエントランス。左手はスタッフ用のシューズボックスとクロークです。右手の自動ドアから室内へ。
リフォームポイント
●1階はスタッフが快適に過ごせるオフィス
●2階は色調にこだわりゆったりとくつろげるお住まい
●高級ホテルをイメージしたラグジュアリーな空間
●海外製の素材、オーダー品などデザインと質感を重視
オーナーさまの声
与論島のホテル「AMADA」を参考に、素材や質感、デザインにこだわって本当にいいと思う“オンリーワン”の内装や設備を選んでいきました。想像以上の出来栄えで好きなホテルのインテリアに近づけて満足しています。家もオフィスにも快適な“居場所”があることは精神的に大切だと考えており、家族はもちろん、スタッフにも「ここにいたい」と思ってもらえる環境づくりができました。
担当者の声
1階はオフィス、2階はご自宅で、お好きなホテルのイメージを参考にハイグレードな製品や素材を提案させていただきました。住宅ではあまり使われていない自動ドアや海外製品をはじめ見切り材などまで、一つひとつ吟味されていたのが印象的です。寝室のエアコンやトイレの換気扇は壁材に合わせて塗装し、細部にまでこだわってデザイン的にも美しい仕上がりとなりました。
並木 実和子(インテリア・デザイナーズデザイン)、西田 誠(営業)、山室 幸子(設計)