大阪府の北東部に位置し、大阪市内や京都市内にも交通アクセスがよく自然環境にも恵まれた寝屋川市。駅前の商店街を抜けたところに建つ上品な3階建が目を引きます。不動産業を営むオーナーさまは、当社のグッドパートナーとして長年ご尽力いただく間柄。一昨年、入居していた木造のテナントビルが全焼し、その跡地を買い取って活用を検討されました。「近隣の方にご安心いただける、災害に強い鉄骨構造という点がポイントでした。キラテックタイルを含め、外観のデザインも気に入っています」とオーナーさま。計画を進める中でコインランドリーの出店が決まり、1階に事務所と併設、2-3階に賃貸住宅4戸を配置した『シェル ネージュ』が完成しました。一部の賃貸住戸は民泊利用も想定していたため、各種の申請や準備もサポートさせていただき、おかげで助かったとお喜びでした。

『シェル ネージュ』の賃貸住戸はゆったりとした2LDK。明るいホワイト基調の内装にIHクッキングヒーターや大型収納を備えており、各戸ごとに異なるアクセントクロスを採用しました。水まわりをはじめ各種の設備は提案の中からオーナーさまが選択されました。「今までの経験から、必要なところは費用をかけて賃貸住宅のグレードを上げつつ、標準的な部分は抑える。経営者としてコストも意識しながら判断しました」。緩やかにクランクしたアプロ―チ、駐輪場やゴミ置き場を隠した塀、季節を感じる植栽計画などの提案が空間全体の印象を高めます。またオフィス部分の遮音・断熱性などの快適さも実感いただけているとのこと。賃貸住宅経営も民泊活用も、市場性を見究め、目の届く範囲で管理・運営を自分たちの手でまかなうからこそ収益を出していける、とのお言葉にはとても重みがありました。