阪神タイガースの本拠地で高校球児の聖地でもある甲子園球場に程近い住宅街に、2019年春、クリニック併用の賃貸マンションがオープンしました。お父さまの代から70年にわたってこの地で歯科医院を開業されているオーナーさま。最寄駅から徒歩6分の好立地でもあり、医院の建て替えを機に、隣接するご実家の敷地を一体化して有効活用することをお考えでした。「パナソニック ホームズを選んだのは、妻がテレビで視た建物のデザインを気に入って展示場へ実物を見に行ったのがきっかけです。私の決め手は、地震に強い構造でした。阪神・淡路大震災を経験していますのでね。ただ、気がかりだったのは、患者さんの診療を続けながら建て替えが可能かということでした。担当の伊藤さんに相談したところ、“できますよ”と言ってくれたのでお任せすることに決めました。本当によくやっていただいたと思っています」と、医院建て替えの課題を解決する対応力を含めて高く評価いただきました。

完成した重量鉄骨3階建の『グランツ 鳴尾』は、立体感のあるシルエットに濃淡2色の光触媒タイルを貼り分けた個性豊かな外観デザインです。明るいタイル貼りの1階にクリニックを配置し、重厚感のあるタイル仕上げのマンション部分はオートロックのエントランスを奥まった位置に配置。自動ドアやゆったりとした風除室で高級感を演出しています。

また、補助金制度を利用して屋根に17kWの太陽光発電を搭載するZEH対応賃貸住宅をご提案。売電収入のオーナーさまメリットに加え、優れた断熱性能や省エネ設備で光熱費を軽減できる環境にやさしい賃貸マンションとして、物件の付加価値を高めました。「この建物が完成して気分的に楽になりました。万一ケガをしたり病気になってクリニックが維持できなくなっても、こういう形にしておけば家賃収入が残る。リスクを軽減できるのが一番のメリットかなと思います」とオーナーさま。複数の収入源から生まれる安心が、賃貸併用の大きな魅力となっています。