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パナソニック ホームズ トップ > 土地活用 > 実例紹介 > 自分らしく生きるための選択肢を広げる言語リハビリ多機能型施設。

自分らしく生きるための選択肢を広げる
言語リハビリ多機能型施設。

障がい者福祉施設 / 言語リハビリ多機能型施設 / 2階建

事業計画のポイント

  • トイレは13室設け、それぞれ異なるデザイン仕上げ。
  • 各ゾーンごとに床や壁紙を変え視覚的に工夫した癒しの空間づくり。
  • カカオブラウンとルミナスホワイトのキラテックタイルが映えるシックな印象の外観。

利用者が意向を「伝える」ことこそがQOLの根幹にある

古くから開発が進んだ神戸市須磨区の高級住宅街の一角にある高倉台。同区北落合で失語症デイサービスを提供してきた一般社団法人「ことばの道」さまは、新たに多世代が利用できる多機能型施設として、4月からこの地に移転オープンしました。「脳卒中や事故の後遺症で言語機能が不自由になることがあります」「ことばの障がいは黙っているだけで生活上の危険がないため、対応が後まわしにされがち。でもご本人が何をしたいのか、どう生きたいのか、意向を汲み取り、生きる選択肢を提示していくことはとても大切です」と40年近く福祉に携わってこられた、オーナーの代表理事さま。言語聴覚士や作業療法士・保育士・介護福祉士などの専門スタッフを手厚く揃え、デイサービスで言語機能回復のリハビリを受けられる体制を整え、未就学児向けの「児童発達支援」や小中学校生対象の「放課後等デイサービス」、「就労継続支援B型」も運営されています。

「大切に想う気持ち」を内装仕様で細やかに表現

新築された施設はオーナーさまのこだわりを随所に反映。例えばトイレは「気兼ねなくすぐに使えるように」との配慮から13室設け、それぞれ異なるデザイン仕上げに。海、森などテーマ性をもたせた壁紙でご利用者さまを「大切に想う気持ち」を表現しました。また各ゾーンごとに床や壁紙を変えて視覚的に工夫したり、スタッフの意見を取り入れた癒しの空間づくりに努めました。高齢化が進みながらも介護支援が十分ではなかったこの地区で、地域住民の生活向上にお役に立ちたいと介護保険の勉強会を定期的に開催されてきました。「私たちがこの場所に開設することで、地域の皆さまにどのようなメリットがあるかをわかりやすく説明し、ご理解いただくことで計画がスムーズに進みました」とオーナーさま。多くの人に喜ばれ、地域貢献につながる土地活用事業が、ますます求められるこれからの社会。その先達となるひとつのカタチが確かにこの地に刻まれました。

全部で13あるトイレは異なる内装仕上げで全部入ってみたくなる。大胆な赤ストライプは玄関前のトイレ。

担当者の
コメント

パナソニック ホームズ株式会社
近畿支社
営業 川口 正洋

全国初の言語リハビリに特化した多機能型施設ということで、対象が幼児から高齢者まで幅広く、これまでの経験になく非常に勉強になりました。またオーナーさまの熱い想いを具体化するため打合せを重ね、ご利用者さまにも喜んでいただける建物が完成しました。お客さまのご要望が具現化するよう営業・設計・工事、各業者さまが一丸となって取組み、無事お引渡しすることができました。

詳細
データ

名称
ことばの道
所在地
兵庫県
用途地域
第1種低層住居専用地域
敷地面積
729.73㎡(約220坪)
延床面積
541.97㎡(約163坪)
運営
一般社団法人 ことばの道
サービス内容
失語症デイサービス、就労継続支援B型、
児童発達支援、放課後等デイサービス、
居宅介護支援事業所

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